今回の「京都案内」は、京都にあるユニークな神社「武信稲荷神社」の紹介です。武信稲荷神社は「名づけの神様」として知られていますが、他にも「龍馬おみくじ、龍馬絵馬、御朱印」などあってユニークな神社のひとつです。
市内からのアクセスも便利な神社でありながら正月の「初詣」では混雑しないので便利です。
記事の内容
京都にあるユニークな神社「武信稲荷神社」

京都「武信稲荷神社」にはユニークな神社です
京都の三条商店街近くに「武信稲荷神社(たけのぶいなり)」という神社があります。
武信といえば「武田信玄」ですが一切関係なく、創建時は別の名前だったようです。
「武信稲荷神社」の名前の由来は「藤原武信」という人物が、この神社の発揚(はつよう)に大きく貢献したからだとされています。
地元では「名づけの神様」として知られている神社で「赤ちゃんの命名、名付け、姓名判断、改名、会社やお店の名前」なども行っていたりするのですが、他にも「坂本龍馬」に所縁があったり、一寸法師も関係があったりと京都では「ユニークな神社」だと思います。
・名づけの神様
・坂本龍馬に関係がある
・一寸法師も関係がある
・京都でもユニークな神社のひとつ
名づけ(命名)の神様 武信稲荷神社

名づけの神様とされる武信稲荷神社
なぜ、武信稲荷神社が「名づけの神様」と言われるようになったのでしょうか。
それは、この武信稲荷神社を創建したとされる「藤原良相(ふじわらのよしすけ)」が一族の長として名付けをする役をしていたからだとされています。
「名前の由来」や「名づけの神様」と呼ばれるようになった由縁などは後付けのような気もしますが、藤原良相が859年に一族の療養施設「延命院」の守護神として創建したのは事実でしょう。
姓名判断は鑑定料5000円、赤ちゃんの命名や店舗の命名は「初穂料:1万円~3万円」となっています。
神社の初穂料は原則として「お気持ち(金額が決まっていないこと)」なので、金額は目安です。(初穂料は「奇数の金額」)
・名づけ 1万円~3万円
武信稲荷神社 龍馬おみくじ(初穂料:100円)

龍馬おみくじ(初穂料:100円)
この武信稲荷神社ですが、実は幕末の坂本龍馬に所縁があるということで「龍馬おみくじ(初穂料:100円)」があります。
坂本龍馬が土佐弁で語るユニークな「おみくじ」で、かわいらしい絵柄で龍馬と妻の「おりょう」の絵が描かれているものです。
これ、まだそんなに知られていないのですが、おみくじとして記念になりそうな1枚かなと思いました。
他にも坂本龍馬の絵馬やお守りなどもありますが、なぜ坂本龍馬に関係があるのかは後述します。
・龍馬とおりょうが土佐弁で語る
・かわいいイラストが描かれている
武信稲荷神社 龍馬絵馬(初穂料:500円)

龍馬絵馬(初穂料:500円)
武信稲荷神社の絵馬は「坂本龍馬(2種類)」と「一寸法師(3種類)」のものがあり、縁結び(夫婦円満)と諸々のお願い用のものがあります。
初穂料は500円で、絵馬は2種類あるようでした。
坂本龍馬ファンなら1枚コレクションしたい感じの絵馬で、龍馬とおりょうのイラストが描かれていました。
・縁結び(夫婦円満)
・諸々のお願い用
・龍馬とおりょうのイラストが描かれている
・一寸法師の絵馬も3種類ある
武信稲荷神社 龍馬お守り(初穂料:500円)

武信稲荷神社 龍馬お守り(初穂料:500円)
武信稲荷神社には「龍馬お守り」というのもあります。
「縁結び、夫婦円満」の2種類あって、デザインは同じものですが、それぞれに「縁結、円満」と書かれた色違いのものになっていました。
この神社には、樹齢850年という「榎(えのき)」の大木があったのですが、「エノキ = 縁の木」ということで縁結びにつながっています。
他にも、この「榎の木」に坂本龍馬が妻・おりょうへのメッセージを残したという話も伝わっており、それを見た「おりょう」は龍馬が京都にいることを知って再会できたという逸話もあります。
・縁結び
・夫婦円満
・龍馬とおりょうのイラストが描かれている
・一寸法師の絵馬も3種類ある
武信稲荷神社 御朱印帳(初穂料:1500円)
※2020年11月時点で掲載していたデザインの御朱印帳は販売していないのと権利関係の問題があると指摘がありましたので画像は事情を配慮して削除しました。サーバー上からファイル削除してあるため画像検索からのアクセスも直に出来なくなる予定です。
武信稲荷神社には「御朱印」と「御朱印帳」もあります。
御朱印帳は初穂料1500円で御朱印込みの値段で、御朱印は初穂料が300円になっていました。
キツネ柄の御朱印帳は、なかなかキュートでカッコイイ感じだと評判になっており、稲荷神社専用の御朱印としても良さそうです。(現在販売されていません)
武信稲荷神社の~
御朱印☆
頂きました(^^)v鳥居もいっぱい重なって?
ん~何て言うのかな?
3つ並んで建っているように見えますσ(^◇^;) pic.twitter.com/QCx6rEEicD— すぅぃーてぃー☆ (@0229Shingomama) 2016年1月17日
武信稲荷神社と龍馬の関係は「六角獄舎」にあり

六角獄舎跡
では、なぜ武信稲荷神社には龍馬関連グッズが多いのでしょうか。
それは武信稲荷神社の南側に「六角獄舎」というのが幕末にあったからです。
その「六角獄舎」に妻・おりょうの父親である「楢崎将作」が投獄されていて、坂本龍馬とおりょうが心配して「武信稲荷神社」から「六角獄舎」の様子をうかがっていたという話が残されているからです。
楢崎将作は医師でもあり勤王の志士を支援したことで投獄されたのですが、その関係か「日本近代医学発祥の地」の碑も設置されています。
武信稲荷神社 アクセス方法

武信稲荷神社
では、この京都でもユニークな「武信稲荷神社」はどこにあるのでしょうか。
意外と身近な場所にあって、三条商店街のアーケードの少し南側にあります。
最寄り駅はJR山陰本線「二条駅」から徒歩10分ほど、阪急京都線「大宮駅」からでも10分ほどで、三条商店街に買い物に行った際にちょっと立ち寄りもできるほどです。
大きな神社ではありませんので「正月の初詣」なんかでは混雑しないと思います。
URL:http://takenobuinari.jp/
・伏見稲荷大社
・岩清水八幡宮
・上賀茂神社
・下鴨神社
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・菅原院天満宮神社
・車折神社(芸能神社)
・金閣寺
2019年の元旦正月に行っておきたい京都の神社のまとめです。有名神社から空いている神社、一風変わった神社まで「厳選した京都のお薦め神社」のみ紹介しています。
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※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。