京都で桜を見物したい時に、ここは外せないなという桜の名所がいくつかあります。もちろん、観光客目線ではなく地元目線で見た「桜の名所」ですが、挙げるとすれば「背割堤、平野神社、仁和寺、原谷苑、上賀茂神社」などが上げられるでしょう。
いずれも地元では「いつ咲くのか」が注目される場所ですが、今回は上賀茂神社にある有名な桜「みあれ桜」を見に行くことにしました。
記事の内容
京都の桜を語る上で外せない桜の名所

上賀茂神社にものすごい有名な桜があるのは、もちろんご存知だと思います
京都の桜を語る上で、ここは外せないという名所がいくつかあります。
特に「有名な桜」がある場所は注目度が高く「いつ咲くのか」を気にする方が多くいらっしゃいます。
そのひとつが「上賀茂神社」で、ここには「みあれ桜」という全国的に有名な桜の木があるのです。
いずれの名所も「いつ咲くのか」というのが気になる注目度の高い桜の名所ばかりですが、今回は上賀茂神社「みあれ桜」を見に行って来ました。
みあれ桜 2018開花情報

有名な上賀茂神社の「みあれ桜」は満開を過ぎていました(2018年3月30日撮影)
ということで、こちらが上賀茂神社にある日本全国的に有名な桜の木「みあれ桜」です。
平成19年「そうだ京都へ行こう。」のポスターに採用された桜の木で、二の鳥居を通り、左にあるとても目立つ桜です。
「みあれ」とは賀茂神社の別名で、漢字だと「御阿禮、御阿礼」となりますが、上賀茂神社でも一番重要とも言える神事が天降り(神迎え)の神事である「御阿禮神事」です。
御阿禮神事は毎年5月21日に行われる非公開神事なので、その詳細は不明ですが、神の登場を祀る祭式だということは「御+阿禮(生まれる)=神の誕生」という名前からも分かることです。

御阿禮(みあれ)の名が付くのが「みあれ桜」です(2018年3月30日撮影)
その御阿禮(みあれ)の名が付くのが、こちらの「みあれ桜」です。
撮影は「2018年3月30日」ですが、この時点では満開は通り過ぎて、最後の見頃をむかえていました。
神代から続く上賀茂神社の北には神が降臨した山「神山(現在の京産大)」があり、この地が古くから重要な地であったこともうかがえます。
その名がつく「みあれ桜」は、京都でも見逃すことができない桜ですが、あまりそういうことを気にして見に来ている方は少ないようでした。
上賀茂神社にある桜はちょうど満開(2018年3月30日)

境内にある桜の多くが満開をむかえていました
2018年3月30日の時点で「みあれ桜」はすでに見頃を過ぎていますが、境内にある桜は「まだまだ見頃」です。
つまり、もう満開は過ぎていますが、まだキレイに咲いている桜を見ることができるという状況です。

御所桜などが並ぶ参道にはゴザをひいて花見をする地元の方がいました
一の鳥居から二の鳥居までは芝生の広場のようになっており、そこには桜の巨木が並んで、地元の人達が花見を楽しんでいました。
特に「御所桜、斎王桜」などの名桜が並ぶ場所では、お弁当を食べる方達もいたり、子供を遊ばせたりしている近所の人たちがいました。
・風流桜
・御所桜
・斎王桜

上賀茂神社の「風流桜」(2018年3月30日撮影)

上賀茂神社の「御所桜」は見頃(2018年3月30日撮影)

上賀茂神社の「斎王桜」も見頃(2018年3月30日撮影)
上賀茂神社の桜、見頃は4月初旬くらいまでか

上賀茂神社の桜はまだ満開でしたがピークは過ぎていました(2018年3月30日撮影)
さて、桜上賀茂神社の桜ですが、いつころまでが見頃なのでしょうか。
2018年3月30日に行った際には「満開」から2日ほど経過したくらいだったので、4月3日くらいまでは見頃と言えそうでした。
桜は咲き始めから1週間で満開となり、その後は一週間かけて散って行くことが多いのですが、今年は暖かい日が続いたこともあり、咲き始めから2日程度で満開になる桜が多く、上賀茂神社の桜も4月3日くらいまでがピークだと思われました。
上賀茂神社 アクセス方法

上賀茂神社へ行くにはどうすればいいのか
さて、上賀茂神社へ行くにはどうすればいいのでしょうか。
上賀茂神社へは地下鉄で「北大路駅」へ行き、そこから「京都市バス」に乗るのが一番早くて安いと思います。
京都駅からは市バス「4系統、9系統」、北大路駅からは「37系統、北3系統」、北山駅・出町柳駅からは「4系統」、大宮駅からは「16系統」を使うことで行くことができます。
URL:http://www.kamigamojinja.jp/
京都の春といえば「桜」です。京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」では桜の穴場の記事も多いのでぜひご覧になってみてください。
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