今回は京都の広沢池周辺で桜を鑑賞できるスポットを見に行って来ました。ここらへんは地元ですが、京都の有名な桜守でもある「植藤造園(うえとうぞうえん、佐野藤右衛門邸)」さんでは今の時期になると個人の敷地を自由参観できるように公開されているのです。2018年3月28日に訪問した時にはすでに満開で、地元の方々が自由に桜を見て賑わっていました。
今回はこの「植藤造園」さんの2018年「桜の開花状況」を写真で見ていきましょう。
広沢池の近くにある大きな桜が見られるマル秘スポット

京都で大きな桜が見られる・・・この場所はどこ?
京都の広沢池周辺は、春には桜の鑑賞スポット、秋には紅葉のキレイな所で、本ブログで何度も紹介しています。
四季折々の風景を見せてくれる場所ですが、そこにあまり知られていない桜のマル秘スポットがあります。
・植藤造園

平安郷は2018年も一般公開があります(3月30日~4月4日、入場無料、10時~16時、18:30~20:30はライトアップ)
平安郷はこれまで何度も紹介していますが、今年も2018年3月30日~4月4日まで一般公開があります。
入場無料で、昼間は「10時~16時」が開門、夜は「18:30~20:30」でライトアップも開催されます。
こちらも楽しみですが、実はこの「平安郷」の斜め前くらいに「植藤造園」さんという広大な敷地があり、春の桜の時期にだけ敷地を無料公開しているのです。
福王寺から府道29号線を広沢池方面へ向かうと、広沢池の手前から桜が咲いているのはご存知かと思います。
その敷地が「植藤造園」です。

府道29号線を広沢池方面へ向かうと「植藤造園」さんがあります
植藤造園の桜 2018年開花状況

植藤造園の桜(2018年3月28日撮影)
百聞は一見に如かず、写真を見てもらうのが一番早いのですが、嵯峨野にある植藤造園さんでは、とても立派な背の高い桜を見ることができます。
創業が江戸時代の天保3年という「とても歴史のある造園」なのですが「円山公園の祇園しだれ桜、京都迎賓館庭園、桂離宮」など多数の庭の造園を手がけるなど、京都の「桜守」で知られている植木屋さんです。
上の写真を見ても分かるように、自然に育ったかのように配置された桜が、どれもそれぞれの役割を持つかのように植えられて、ひとつの全体風景が出来上がっていました。
パッと見で「おぉスゴイ桜だなぁ」と感心するほどの桜で、しばし桜の撮影に夢中になってしまったほどです。

すでに満開となっている桜の木の下では地元の方が桜を鑑賞していました(2018年3月28日撮影)
平安郷もそうなのですが、こちらの植藤造園さんも観光客(特に外国人)にはまだ知られていません。
そのため、訪れて来る人々も地元の方や、桜が好きな人だけで、ゆっくりと桜を見ることができるのでオススメです。

桜の木の下から撮影すると良い写真が撮れました(2018年3月28日撮影)

庭園は広く、敷地の奥にも桜があります(2018年3月28日撮影)

普段入れない敷地内を見てまわりました(2018年3月28日撮影)

どの桜も満開だったので、4月初旬くらいまでが見頃でしょう(2018年3月28日撮影)
植藤造園への行き方(アクセス方法)

植藤造園は広沢池の近くにあります
さて、この植藤造園さんへの行き方(アクセス方法)なのですが、その前に「個人の敷地」を特別に自由参観できるようにしていただいているということにご留意ください。
まず駐車場はありません、自家用車での来訪はできません。当然、園内での飲食などもできませんし、ゴミを捨てる場所もありません。トイレもありませんし、ペットも入場できません。
個人の敷地なので当たり前のことですが、節度をもって見学させていただくということを守る必要があります。
当然ですが、訪問するのも節度のある時間帯(日中)でお願いします。
公共機関はバスのみで、一条山越通にバス停があります。
京都市バスの「山越バス停」で下車して、広沢池方面に歩くと左側に「植藤造園」さんがありますが、なにか看板が出ているわけではありませんのでご注意ください。
河原町からだと「10系統、59系統」、京都駅からだと「26系統」のバスが「山越」を通ります。

「植藤造園」さんの入口
URL:http://www.uetoh.co.jp/
京都の春といえば「桜」です。京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」では桜の穴場の記事も多いのでぜひご覧になってみてください。
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