京都府立植物園の桜、2018年開花状況を見に行って来ました。2018年は例年より10日ほど早い開花となっており、3月下旬時点でシダレザクラやカンザクラはすでに満開となっています。ソメイヨシノはまだこれからで4月入ってすぐくらいが見頃だと思われました。
駅からも近く、駐車場や駐輪場もある植物園で、夜20時まで入園可能なので会社帰りでも立ち寄ることができますよ。
記事の内容
2018年の桜開花情報「京都府立植物園」は数日で満開か(2018年3月26日)

京都府立植物園の桜はツボミが多く、1日~2日で咲き出しそうになっていました(2018年3月26日)
2018年3月26日に「京都府立植物園」の桜の開花状況を調査しに行って来ました。
京都は3月24日頃から、今出川通より北でも少しずつ桜が開花するなど、暖かい日が続いたことで桜の開花が例年より10日ほど早まっています。
京都府立植物園も、早いものはすでに満開の見頃を迎えている桜もありますが、多くはまだツボミの状態でした。

京都府立植物園、桜の多くはまだツボミの状態(2018年3月26日)
しかし、気温20℃以上の日が連日続いており、2018年3月下旬には見頃を迎えると予測されます。
京都府立植物園は有料(200円)の公園ですが、広い敷地に桜苑もあり、そこで色々な種類の桜を見ることができます。
満開になると、かなり美しい光景が見られるのでオススメの花見場所です。
ホソイザクラ(細井桜、2018年3月26日)

ホソイザクラは満開(2018年3月26日)
京都府立植物園には多種多様な桜が植えられていますが、2018年3月26日にはホソイザクラが満開になっていました。
シロバナカラミザクラとソメイヨシノの交配種で、京都大学の博士が命名した桜でっす。
ピンクの花びらがキレイですが、早めに咲く桜なので、当日はもう萎びている花もありました。
ヨウコウ(陽光、2018年3月26日)

ヨウコウは5分咲き(2018年3月26日)
アマギヨシノとカンヒザクラの交配種である「ヨウコウ(陽光)」は、花びらに独特なシワがある桜です。
濃いめのピンク色が鮮やかで、ツボミはもっと鮮明なビビッドピンク色なので目立ちます。
2018年3月26日は半分咲いており、残り半分はもう1日で咲くだろうと思われる大きなツボミがついていました。
3月27日には満開に近くなると思われました。
オカメ(2018年3月26日)

オカメは3分咲き(2018年3月26日)
小さい一重咲きの花が多数密集して咲く「オカメ」は、濃いピンク色の桜です。
この「オカメ」は3分咲き程度でしたが、大量についたツボミはあと1日~2日で満開になるであろうと思われるくらいの色合いになっています。
3月末までに見に行けば満開の状態で見ることができそうでした。
ソメイヨシノ(染井吉野、2018年3月26日)

ソメイヨシノは2分咲き(2018年3月26日)
日本の桜の代表格「ソメイヨシノ」は、本来なら4月中旬に咲く桜です。
しかし、2018年は暖かい日が多くて3月26日にはすでに咲いている花もあり、ツボミも大きくなって2日~3日で満開になりそうな状況でした。
エドヒガンとオオシマザクラの交配種で、江戸染井の植木屋から日本中に広まったと言われている桜です。
オオカンザクラ(大寒桜、2018年3月26日)

オオカンザクラはほぼ満開(2018年3月26日)
4月初旬に咲く「オオカンザクラ(大寒桜)」です。
こちらは、埼玉県川口市安行という所で発見された桜で、寒桜の一種です。
小さい桜なので、花の数は少ないのですが、もうかなり咲いていました。
エドヒガン(江戸彼岸、2018年3月26日)

エドヒガンは満開(2018年3月26日)
京都府立植物園の中でも大きな桜が「エドヒガン」です。
江戸時代には彼岸の頃によく咲いていた桜で、町中でよく見られた品種だそうです。
岐阜県には樹齢1500年のエドヒガンがあり、長寿の桜として知られています。
2018年3月26日にはほぼ満開となっていました。

周囲の桜はまだ開花していませんが、エドヒガンは寒桜なのですでに満開です
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜、2018年3月26日)

シュゼンジカンザクラは満開が終わっていました(2018年3月26日)
修善寺寒桜は、寒桜の一種で、早めに咲く桜ということもあり満開はすでに終わって葉が出ていました。
修善寺は伊豆にある寺のことですが、本場の見頃は3月中旬と、やはり少し早い開花となっています。
花はピンク色で、茎のところはワインレッドのような鮮明な色になっているので目立ちます。
カンヒザクラ(寒緋桜、2018年3月26日)

カンヒザクラは数日中に一斉開花しそうでした(2018年3月26日)
ピンク色が濃いカンヒザクラ(寒緋桜)は、ツボミが開きかけになっており、1日~2日で全体が一斉に咲きそうな状況でした。
小さい桜ですが、花の数が多いので満開になったら見応えがありそうです。
シダレザクラ(枝垂桜、2018年3月26日)

シダレザクラは5分咲き、もうすぐ満開です
京都府立植物園の中でも一番人が集まるのが「シダレザクラ」です。
下向いて咲く桜で、目の前に開花した桜を見ることができるので撮影ポイントにもなっています。
開花状況は5分ほどですが、ツボミも多くて3月27日~28日には満開になりそうです。
シダレザクラは3月末から4月初旬に咲く、少し早めの開花が特徴ですが、京都府立植物園のは他の場所より少し遅いようですね。
京都府立植物園の桜の開花状況 2018年まとめ

京都府立植物園は2018年4月入ってすぐが見頃だと思われます
ということで、京都府立植物園の桜の開花状況でした。
3月26日には「シダレザクラ、エドヒガン、カンザクラ」がほぼ満開で、メイヨシノは3月末日から4月初旬に満開になるかなという開花具合でした。
駐車場もあるし、北大路駅・北山駅から歩いて行けるので行きやすい桜の名所です。
公園もあるので、そこでお花見をする方もたくさんいます。
夜はライトアップされており、20時までは入園可能なので会社帰りでも見られるのが良いですね。
京都の春といえば「桜」です。京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」では桜の穴場の記事も多いのでぜひご覧になってみてください。
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