今回の「京都案内」は、桜の名所「原谷苑」の桜最速レポートです。4月初旬から中旬まで花見客が大勢訪問する京都の秘境「原谷」にある桜の園で、京都でも桜が多く見られる庭園として知られています。入園料は300円~1500円の変動性で、桜の見頃によって値段が変わるという面白いシステムを導入しています。2018年は3月時点では無料公開中で、3月24日から有料になるとのことでした。
この記事は、2018年で4年連続で書いている原谷苑への「行き方、混雑状況、開花状況、食事の場所」など地元だからこそできる原谷苑完全ガイドです。
原谷苑「桜の一般公開」は2018年3月24日からスタート

京都の「原谷苑」の桜(2018年3月19日撮影)
京都屈指の桜の名所で知られる「原谷苑(はらだにえん)」の2018年「桜の開花状況」です。
原谷苑は京都市北区の山奥にあるのですが、毎年多くの花見客が訪れることでも知られ、一番のピーク時にはタクシーの大名行列ができるほどの集客を誇る庭園です。
2015年から毎年訪問しており、桜の開花シーズンは毎日のように「原谷苑」へ行って混雑状況や入場料などをチェックしていますが、今年(2018年)もこの記事にて随時更新して情報をお届けしたいと思います。
さて、2018年の「原谷苑」の一般公開ですが、関係者に聞いた話では「今年(2018年)は3月24日(土曜日)から有料公開が始まる」とのことでした。
補足:当初は3月31日から有料公開でしたが、早まって24日からとなっています。
・2017年も4月1日に有料公開が開始になっていた
・今年は若干早めの開花と予測されている
原谷苑 入場料は変動性(2018年版)

満開時期には入園料が最大1500円必要です(2017年4月12日朝撮影)
原谷苑に入るには、入場料が必要になります。
ちょうど「つぼみ~咲き始め」の時期から「有料公開」が行われ、入場料は「最大金額1500円~最低300円」までの変動性になるのが原谷苑の特徴です。
2018年3月19日の調査では、無料の「一般公開」が行われていましたが、2018年3月24日(土曜日)から有料公開になる予定です。
日を追うごとに入場料が高くなり、ちょうど満開の日に最大金額1500円になりますので、こちらで随時チェックしていく予定です。

夢の天国さくらの園原谷苑 入苑券(2018年4月1日撮影)
3月27日(火曜)600円
3月28日(水曜)600円
3月29日(木曜)1000円
3月30日(金曜)1200円
3月31日(土曜)1500円
4月1日(日曜)1500円
4月2日(月曜)1500円
4月3日(火曜)1500円
4月4日(水曜)1500円
4月5日(木曜)1500円
4月6日(金曜)1500円
4月7日(土曜)1500円
4月8日(日曜)1500円
4月9日(月曜)1500円
4月10日(火曜)1500円
4月11日(水曜)1500円
4月12日(木曜)1200円
4月13日(金曜)1200円
4月14日(土曜)1200円
4月15日(日曜)800円
原谷苑 混雑状況レポート(2018年版)

桜の満開を迎えた原谷苑(2018年4月1日朝撮影)
2018年3月19日の「原谷苑 混雑状況」は、まったく混雑しておらず、見に来ていたのもひとりだけ(私だけ)という状況でした。
2018年3月30日から開花が盛んになり訪問客が一気に増加しています。
2018年4月1日~4月2日で完全な満開となっていましたが、まだ客足はさほどではないようです。
参考までに、2017年は4月8日までは雨の影響で閑散としていましたが、4月9日(日曜)から4月16日までは雨さえ降っていなければ混雑という状況でしたので、2018年は3月31日(土曜日)~4月7日(土曜日)の期間で、かなりの混雑になると予測されます。

まだ庭整備をする関係者くらいしかいない原谷苑(2018年3月19日朝撮影)
なお、混雑状況については、このページで状況を随時更新していきます、
3月27日(火曜)タクシーが1台、人はまだいない
3月28日(水曜)午前中から人がぼちぼち来訪している
3月29日(木曜)タクシーでの訪問客が増えているがまだ空いている
3月30日(金曜)午前中から昼にかけてタクシーが多くなっている
3月31日(土曜)朝9時からタクシーが常に数台やって来る
4月1日(日曜)朝9時から混雑しており昼まで人がひっきりなしに来訪
4月2日(月曜)午後までタクシーが常に数台やって来る
4月3日(火曜)午後までタクシーがひっきりなしにやって来るが渋滞はしていない
4月4日(水曜)午後までタクシーがひっきりなしにやって来て、時折渋滞している(朝のNHK『おはよう関西』で生中継あり)
4月5日(木曜)9時頃から道路が渋滞してかなり混んでいる、チケット売り場では行列も。
4月6日(金曜)朝から雨なので渋滞はしていないが人はかなり訪問している
4月7日(土曜)9時には臨時無料駐車場が満車、タクシーなどの往来も多く混雑している
4月8日(日曜)9時から14時まで前の道が渋滞しており前日よりも人が多い
4月9日(月曜)朝から人が訪れておりやや混雑している
4月10日(火曜)タクシーは往来しているが渋滞もなく人も少なめ
4月11日(水曜)空いている
4月12日(木曜)空いている
4月13日(金曜)空いている
4月14日(土曜)とても空いている
4月15日(日曜)タクシーの往来は多いが空いている
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月1日の桜(満開)の様子

満開で完全な見頃となった紅枝垂れ桜(2018年4月1日撮影)
2018年4月1日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノが満開、紅枝垂れ桜も満開となっていました。
ツボミだった桜もほぼ完全に開き、苑内には花見客が多く訪れています。

一番の見頃を迎えた原谷苑の桜(2018年4月1日撮影)
2018年4月1日、京都の原谷苑では一番の見頃を迎えることとなりました。
これから1週間ほどは満開の桜を見ることができ、本日はその初日と言えます。

入苑者数も日曜ということもあり、ほぼピーク(2018年4月1日撮影)
原谷苑への来訪者も、日曜日ということもあって、かなりの人数になっていました。
来週の土日は、開花を聞きつけた観光客でさらに混雑するものと思われます。

原谷苑に桜のシャワーが降り注いでいます(2018年4月1日撮影)
苑内には紅枝垂れ桜がたくさん植わっており、他にも春の花々が百花繚乱という状況になっていました。
上を見れば、桜の花が降り注ぐかのように咲いています。

広い庭園は高低差があるので桜の見方にもバリエーションがあります(2018年4月1日撮影)
原谷苑は高低差のある庭園で、低い場所から見る桜も、高い位置から見る桜も、それぞれ違った趣があります。
一番キレイに見える場所は中央の低い位置から「茶屋」を眺める場所でしょう。

「茶屋」を眺め桜を見る(2018年4月1日撮影)
桜の撮影のポイントは「建物」や「他の花」を一緒に撮影するとステキな写真に仕上がります。
露出はプラスに調整すると、デジカメの自動露出によって暗く映ってしまうというのを防ぐことができます。

春の花と一緒に撮影もできます(2018年4月1日撮影)
高低差の低い場所には、春の花もたくさん植わっているので、桜とのコラボ写真も撮影可能です。
これは他の桜の名所では、なかなか見られない絶景です。

立派な桜が多いのも原谷苑の特徴です(2018年4月1日撮影)
立派な桜が多いのも原谷苑の特徴で、来訪者は「すごいすごい」を、桜の園を見て驚いている方が多くいらっしゃいました。
私も京都の桜をたくさん見ていますが、この独特な風景は、他では見ることはできません。

茶屋から西門を見た風景、ここがベストショット(2018年4月1日撮影)
原谷苑で一番の撮影スポットは茶屋から西門を眺めた場所だと思います。
ここは桜の他にも彩り豊かな花が植わっていて、建物を少し含めて撮影ができるからです。

桜に囲まれた茶屋は絵になります(2018年4月1日撮影)
ここの奥には「もみじ」があって、この時期にすでに真っ赤に染まっている撮影ポイントもあります。
また、この先には桜と紅葉が撮影できる奇跡のスポットがあります。

桜と紅葉が撮影できる奇跡のスポット(2018年4月1日撮影)
桜と紅葉が撮影できる奇跡のスポットです。
真っ赤な紅葉が春にも見られて、桜と一緒に撮影できるのが原谷苑なのです。

お花見席もあってお弁当を食べている方も多いです(2018年4月1日撮影)
お花見席もあってお弁当を食べている方も多いのですが、低い位置から桜の上部分を建物を少し含めて撮影すると、人物が写り込まないで写真撮影することができます。
上の写真には花見客が映っていませんが、実はたくさんいらっしゃいます。

植物で人物を隠しながら撮影するというテクもあります(2018年4月1日)
満開の原谷苑は、来訪者がかなり多いので、植物で人物を隠しながら撮影したり工夫をしながら撮影しました。
毎年、毎日のように撮影に来ているので、撮影スポットもだいぶ分かってきました。
おかげさまで良い写真がたくさん撮れました。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月15日の桜の様子

夜に吹いた強い風と雨で落花した原谷苑 、料金も800円に(2018年4月15日撮影)
2018年4月15日の原谷苑の桜の開花状況は夜の強風と雨で落花盛んでした。
12時でタクシーの往来は多いのですが、訪問客は少なく静かです。
実質的に、最後の花見となる日、今年の原谷苑の桜でウォッチャーはこれで終了としたいと思います。

一番遅く咲く八重桜も終わりそうです
京都は少し北部の京北まで行かなければソメイヨシノは咲いていない感じになっています。
京北の桜は一週間前に満開で、そちらの花見記事もありますので、ぜひご覧ください。
3月27日(火曜)咲き始め、まだツボミが多い
3月28日(水曜)咲き始め、まだツボミが多い
3月29日(木曜)前日のツボミが開花を初めている(3分咲き)
3月30日(金曜)ツボミが開花して紅枝垂れ桜が3分咲き、ソメイヨシノは満開
3月31日(土曜)枝垂れ桜も6分咲きで「見頃」
4月1日(日曜)満開で見頃を迎えた
4月2日(月曜)完全な満開となっており、絶対的な見頃となっている
4月3日(火曜)染井吉野は散りはじめだが市内のどこよりも咲いている。枝垂れ桜は満開。
4月4日(水曜)染井吉野は散りはじめだが市内のどこよりも咲いている。枝垂れ桜は満開。
4月5日(木曜)染井吉野が落花、枝垂れ桜はまだ満開も週末には間に合わないか
4月6日(金曜)染井吉野が落花、枝垂れ桜はまだ満開も週末には間に合わないか
4月7日(土曜)染井吉野が落花、枝垂れ桜はまだ見頃で日曜日までが見頃
4月8日(日曜)染井吉野が落花、枝垂れ桜はまだ見頃だがそろそろ落花しそう
4月9日(月曜)枝垂れ桜も落花直前、1日~2日程度で見頃が終わると思われる
4月10日(火曜)枝垂れ桜も落花直前だがまだ8分ほど咲いている
4月11日(水曜)枝垂れ桜の新葉が目立ってきた(6分咲)
4月12日(木曜)枝垂れ桜の新葉が目立ってきた(5分咲)、八重桜が一部で見頃
4月13日(金曜)枝垂れ桜の新葉が目立ってきた(3分咲)、八重桜が一部で見頃
4月14日(土曜)一番遅く咲く八重桜も終わりそう
4月15日(日曜)夜に吹いた強風と雨で多くの花が散った
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月14日の桜の様子

枝垂れ桜は3分咲きくらい、八重桜も落花始まる(2018年4月14日撮影)
2018年4月14日の原谷苑の桜の開花状況は枝垂れ桜はほぼ終わり、八重桜も落花が始まっています。
朝10時でも訪問客はまばらで、週末土日でもかなり空いています。
今週の土日で最後の花見となりそうで、今年も原谷苑の桜が終われば「京都の桜シーズン」も終わりです。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月13日の桜の様子

枝垂れ桜は3分咲きくらい、八重桜がまだ見頃(2018年4月13日撮影)
2018年4月13日の原谷苑の桜の開花状況は枝垂れ桜の新葉が多く見られ、八重桜はまだピンクが綺麗な状況です。
朝10時前でも訪問客はまばらで、週末土日に最後の花見客で少し賑わうものと思われます。
昨年はちょうど今頃が見頃でしたが、今年は10日ほど早い桜のシーズン完了ということになります。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月12日の桜の様子

枝垂れ桜がまだ少し咲いており、八重桜が見頃(2018年4月12日撮影)
2018年4月12日の原谷苑の桜の開花状況は枝垂れ桜の新葉が目立ち、八重桜はまだピンクが綺麗な状況です。
天気もよく苑内は賑わっていますが、入園料が1200円と安くなってきたので、見頃は終わっています.
だいぶ空いていますので、じっくりと見学ができるようになってきましたが、インスタ映えな写真はもう無理そうです。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月11日の桜の様子

枝垂れ桜に新葉が目立ち始めました(2018年4月11日撮影)
2018年4月11日の原谷苑の桜の開花状況は枝垂れ桜の新葉が目立っており6分咲という状況です。
天気が良くないため混雑はしておらずタクシーの往来も少なめです。
入場料はまだ最高値の1500円で、そろそろ見頃も終わり料金が少しずつ安くなっていくと思われました。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月10日の桜の様子

枝垂れ桜はまだ8分ほど咲いている(2018年4月10日撮影)
2018年4月10日の原谷苑の桜の開花状況は紅枝垂れ桜がまだ8分ほど咲いている状況です。混雑はしておらずタクシーの往来も少なめです。
朝から天気が良いので、人の少ない日を狙うとしたら本日でしょう。
入口でもチケットを買い求めるも並んでいませんでした。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月9日の桜の様子

あいにくの曇りですが枝垂れ桜はまだ見られる(2018年4月9日撮影)
2018年4月9日の原谷苑の桜の開花状況は紅枝垂れ桜がまだ見られる感じです。混雑はしていませんでした。
朝から原谷中央公園前の臨時駐車場は空きがある状態ですが、タクシーがひっきりなしに往来しています。
入口でもチケットを買い求める方で常に数名並んでいる状況です。
原谷苑の桜も終盤を迎え、今だと少しパワーダウンした絶景になっています。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月8日の桜の様子

枝垂れ桜はまだ見頃(2018年4月8日撮影)
2018年4月8日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは完全に落花し、紅枝垂れ桜が見頃も終盤で、前日の土曜日より日曜日の方が花見客が多くいらっしゃっていました。
タクシーの往来も多く、前の道は大渋滞となっています。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月7日の桜の様子

ソメイヨシノは完全に落ち花、枝垂れ桜はまだ見頃(2018年4月7日撮影)
2018年4月7日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは完全に落花し、紅枝垂れ桜が見頃で、満開は過ぎていますが、枝垂れ桜がまだ咲いており「見頃」と言えそうでした。
当日は朝から曇りだったのですが、11時過ぎには晴れ間もあり天気がよくなっています。
今週土日が最後の見頃となりそうで、朝からタクシーの往来も多く混雑しています。
満開時の写真:2018年4月1日の「原谷苑 満開時の写真」はこちらまでスクロールしてご覧ください。

土曜日なので混雑していました(2018年4月7日撮影)
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月6日の桜の様子

ソメイヨシノは葉が出てきました、枝垂れ桜はまだ見頃(2018年4月6日撮影)
2018年4月6日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは完全に落花し、紅枝垂れ桜が満開と前日同様ですが、雨が降って曇っていることから客足は少し少ないようです。
前日と比較して、ソメイヨシノがさらにに散ってしまいましたが、シダレザクラはまだ満開です。
4月7日(土曜日)がたぶん最後のチャンスもしくは満開には間に合わない可能性が大きいです。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月5日の桜の様子

ソメイヨシノが一気に散って、枝垂れ桜が見頃(2018年4月5日撮影)
2018年4月5日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは完全に落花し、紅枝垂れ桜が満開となっていました。
前の道は、常に渋滞にはなり、チケット売り場では行列も見られました。
前日と比較して、ソメイヨシノが一気に散ってしまいました。市内の桜がほぼ完全終了となってから原谷苑が盛んになるのが例年の動きなのですが、この調子だとあと3日もつかどうかです。
4月7日(土曜日)がたぶん最後のチャンスもしくは満開には間に合わない可能性が大きいです。

前の道が常に渋滞しています(2018年4月5日撮影)
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月4日の桜の様子

ソメイヨシノの葉が一部で見られるがまだまだ見頃(2018年4月4日撮影)
2018年4月4日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは一部で葉が見られ、紅枝垂れ桜が満開となっていました。
前の道は、時折渋滞にはなり、タクシーで来訪する方が多くいらっしゃいました。

前の道が時々渋滞しています(2018年4月4日撮影)
朝の情報番組でNHK『おはよう関西』で生中継が入ったことも影響しているのかもしれません。
見学者が一気に増加したように思えました。
なんと、原谷苑がテレビで紹介されるのは27年ぶりとのことです。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月3日の桜の様子

ソメイヨシノが少し散っていますがまだまだ満開です(2018年4月3日撮影)
2018年4月3日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノは散りはじめ、紅枝垂れ桜が満開となっていました。
渋滞にはなっていませんが、週末の土日よりタクシーで来訪する方が多くいらっしゃいました。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年4月2日の桜の様子

完全な見頃で一番良い状態(2018年4月2日撮影)
2018年4月2日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノと紅枝垂れ桜が、どちらも完全な満開となっていました。
月曜日なので見物客は少なめですが、タクシーは常に来訪しています。
前の道の渋滞などはありませんでした。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年3月31日の桜の様子

ソメイヨシノは満開、紅枝垂れ桜は6分咲き(2018年3月31日撮影)
2018年3月31日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノが満開、紅枝垂れ桜も6分咲きになっていました。
昨日の時点で大きなツボミが一斉に開花しており、4月1日も見頃で4月2日~一週間ほど満開となると予測されます。
入苑料は本日から最高値1500円でした。

入口のソメイヨシノが完全な満開です(2018年3月31日撮影)
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年3月30日の桜の様子

ソメイヨシノは満開、紅枝垂れ桜は3分咲き(2018年3月30日撮影)
2018年3月30日の原谷苑の桜の開花状況はソメイヨシノが満開、少し遅れて紅枝垂れ桜が先初めています。
この感じだと2~3日でほぼ満開になると思われ、入苑料も1200円と最高値一歩手前までになっていました。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年3月29日の桜の様子

2018年3月29日の原谷苑、前日と較べて、だいぶ開花しています(3分咲き)
2018年3月29日の原谷苑の桜の開花状況は3分咲きくらいにまでなっていました。
前日はツボミだったものが開花しており、客足も増加して、入苑料も1000円になっています。
すぐ近くの原谷中央公園の桜はほぼ満開となっており、ここが満開になった後数日くらいで原谷苑が満開になるというのがいつものスケジュール感です。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年3月28日の桜の様子

2018年3月28日の原谷苑、有料公開となり桜はツボミが多いけど咲いているものもあります
2018年3月28日の原谷苑は、すでに有料公開期間となっていました。
入苑料はまだ600円なので、苑内の桜はまだ満開ではなく「ようやく咲き始め」という状況でした。
部分的にはほぼ満開の桜もありますが、見物するにはまだ少し早いと思います。
ツボミが大きくなっていたので、3月末日の週末土日にはもっと咲いていると予測されます。
原谷苑「桜の開花状況2018」2018年3月19日の桜の様子

2018年3月19日の原谷苑、まだ一部の桜・梅が咲いているだけでした
昨年(2017年)は4月1日には有料公開が始まっていたのですが、今年は3月末日に有料公開開始というスケジュールだと原谷苑の方に確認しました。
ということは「桜の開花は例年通り」ということなのですが、今年は京都の桜の開花が10日ほど早いとの予測も出ているので、原谷苑の開花速報を逐一チェックしておく必要はありそうです。
なお、参考情報ですが2017年の原谷苑の桜の満開期間は「4月9日~4月16日」でした。

一部で桜が開花していますが早咲きのものだけでした(2018年3月19日朝撮影)
2018年3月19日に「原谷苑」に訪問した際には、桜が開花している木は10本に満たない程度で「ほぼ咲いていない状況」です。
ピーク時は広い庭園全体を桜が覆うように開花するのですが、さすがに3月中旬ではほとんど見る所はありませんでした。
庭園を歩いている方は他にはおらず、ひとりで敷地すべてを見て回ったのですが、桜が所々に部分咲きしているだけです。

桜は咲いていますが、一部だけの開花になっていました(2018年3月19日朝撮影)
参考までに、2017年の開花は「2017年4月5日」で、4月9日に「八分咲き」となり、4月11日~16日までが「満開」となっていました。
原谷苑 駐車場について

2017年は臨時駐車場がありました(無料)
原則として、原谷苑に駐車場はありません。
しかし、実際には「原谷農協前バス停」の手前にある「京都銀行ATM」の奥が「臨時駐車場(無料)」として使われることがあり、2017年には稼働していました。
この無料駐車場は2017年に始まったのですが、13台の駐車スペースがあります。
ただし、2018年は2018年4月3日にやっと臨時駐車場がオープンしました。しかし2019年は原谷公民館の建設予定地となっているので、臨時駐車場は今年で最後かもしれません。
次に隣のコインパーキングもチェックしておきましょう。

タイムズ原谷中央公園前パーキング
すぐ隣には2016年からコインパーキングがオープンしており、そこに4台分のスペースがあります。
料金は最大料金(24時間)1000円で、基本料金は60分200円となっています。
原谷苑への行き方(アクセス方法)

原谷苑 基本情報
(2)北大路駅または立命館大学前から京都市バス(M1系統)で行く方法
(3)JR花園駅からタクシーで仁和寺の裏道を使う方法
原谷苑への行き方(アクセス方法)ですが、基本的にはバス(市バスか無料シャトルバス)で行くことになります。

原谷苑シャトルバス(2018年4月1日撮影)
無料シャトルバスは2018年3月31日から運行(朝9時~16時)しているのを確認しており、西大路通の「わら天神前(地図)」から乗車することができます。
もしくはタクシーですが、原谷苑のある場所は標高500メートル近い山の上なので、駅から2500円以上必要になる場合があります。
バスやタクシーを使って金閣寺方面から行く場合には大渋滞になる可能性が大きく、時間に余裕をもって移動されるのをオススメします。
わら天神前から無料シャトルバスで原谷苑へ行く方法

わら天神前の原谷苑へ向かう無料シャトルバス
わら天神前から原谷苑西口まで「無料シャトルバス」が運行していますので、それで原谷苑前まで行くことができます。
2018年3月31日から運行中(朝9時~16時)となっており、無料で使えるのが便利ですが「わら天神」までは結局は京都市バスで行く必要があります。
バス1日券があれば、あえてシャトルバスを使う必要はありませんが、原谷苑前まで行くので便利です。

西大路通の「わら天神前」から無料シャトルバスが出発しています
京都市バスで原谷苑へ行くベストな方法

原谷行きの京都市バス「M1系統」は立命館大学前バス停から乗車するのが一番良い
北大路駅からも原谷行きの京都市バスが出ていますが、京都市バスで立命館大学前まで行ってから「M1系統」に乗り換えて原谷へ向かうのがベストな方法です。
一般的な行き方紹介だと「わら天神前」で京都市バスに乗る方法が紹介されているのですが、そこから乗車するとすでに満車である可能性が大きいのです。
そうであれば始発のバス停から乗車するのが一番確実というのが本ブログの見解です。

京都市バス「原谷バス停」から北大路駅や立命館大学へ行くバス時刻表
原谷苑に一番近いバス停は「原谷農協前」ですが、同じくらいの距離に「原谷バス停」もあります。どちらで降りても問題はありませんが、行く時には「原谷農協前」で下車し、帰りは「原谷」で乗車するのが良いでしょう。
原谷が始発になるので、行きも帰りも始発利用というのが一番最適な方法です。
タクシーで原谷苑へ行くならJR花園駅から行くのが最善策

タクシーで行くならJR山陰本線「花園駅」jから行くのがベストな方法
タクシーで行く場合は、JR山陰本線「花園駅」からタクシーに乗車するのが一番速くて一番安い方法です。
理由は明白で、花園駅から原谷苑までは裏道があって、そこを通って行く方が渋滞に巻き込まれないからです。
金閣寺方面からタクシーを使うと、まったく進まないのに料金だけ上がっていきますが、裏道を使えば比較的すんなりと原谷苑まで行くことができます。
この方法は、本ブログでしか紹介していない「地元だからこそ書ける情報」です。
原谷苑の近くで食事ができる場所はどこ?

原谷苑で食事ができる場所
では、最後に「原谷苑での食事」について紹介しておきたいと思います。
原谷には飲食店が3店舗しかなく「割烹が1店舗・カフェが1店舗、飲み屋」が1店舗だけです。
コンビニは2店舗ありますが、原谷苑からは少し歩きます。
それ以外だと「原谷苑」の中で販売されている「お弁当」、予約制の「お弁当懐石、すき焼き」しかありません。
基本的に原谷苑は飲食物持ち込み禁止なので、園内で食べるか外で食べるかを選ぶしかないと思ってください。

原谷苑ではお弁当の仕出しが販売されたり、中に予約制の鍋のお店があります
苑内の中央に茶店があり、そこでお弁当や赤飯に餅などが売られています。
お弁当は2000円と高めの設定で「赤飯600円、ちらし寿司700円、いなり寿司900円」くらいします。
赤飯 600円
甘酒 400円
おでん 500円
ぜんざい 600円
団子 300円
桜餅 300円
大福 300円

桜を眺めながら予約制の席で「すき焼き」や「懐石弁当」を食べることもできます
他には、完全予約制ではありますが、お座敷でお弁当やすき焼きを食べることもできます。
座敷のお弁当の値段は最低でも2500円ですが、桜を見ながら食べられる特等席で食事ができるので人気があります。
予約方法は原谷苑まで電話をして予約する必要がありますが、予約はかなり早く埋まりますので開花状況を考えながら連絡してみてください。
・花見弁当 3300円
・牛すき焼き 6000円
・鳥すき焼き 5000円
原谷苑 2017年以前の写真

原谷苑 遠景(2017年4月14日朝撮影)
原谷苑は毎年実際に行っており、2015年~2017年の写真もあります。
2017年以前の写真や開花状況に混雑具合は、以下のリンク先に書いてありますので、参考として読んでみてください。
京都の秘境「原谷」にある桜の名所「原谷苑」の開花状況をレポートします。実際に原谷の「原谷苑」に行って見て聞いた情報なので確実な情報です。2017年4月11日の京都は雨で風が強めですが、原谷苑は桜が満開でした。
原谷苑@京都市北区の桜、2016年4月2日~4月13日の最新版厳選情報です。原谷苑の桜の開花状況に行き方、入場料(料金)、ベストな行き方やタクシーの場合のノウハウなど実用的な情報を掲載します。雨の日でも平気なのかなど情報満載です。原谷苑の読み方は「はらだにえん」で京都の桜の名所でありながら行くのが大変困難な場所でもあります。そのため原谷苑の情報を書いた他の記事では実際に行っていないものも散見されますが、ここでは本当に役に立つ情報をお届けします。
原谷苑は京都の桜の名所で、毎年3月末から4月中旬までが見頃になります。行ったのは4/12の日曜で、一週間以上雨で寒い日がやっと明けた暖かい日でした。この時期は原谷苑へ向かうタクシーが1日中連なり渋滞となります。原谷苑は駐車場もないのでアクセスが困難ですが広大な敷地で桜を見ながら食事もできる絶景ポイントです。
京都の春といえば「桜」です。京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」では桜の穴場の記事も多いのでぜひご覧になってみてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。