京都の桜もシーズンまでもう少しで、今は梅が見頃になっています。桜は例年4月15日頃が見ごろですが、早ければ3月下旬頃から桜の話題が出てきたりします。もちろん「寒桜」ではなく、4月に咲く「ソメイヨシノ」などの桜です。そこで、今回は「京都御所」に梅と桜を見に行って来ました。
梅は3~5分咲き、桜はまだまだツボミがやっと出てきたところでした。
最新状況:2019年の梅の開花状況はこちらの記事でご覧ください。
京都御所 梅・桜の開花情報2018

広大な敷地の京都御所の梅と桜はこれからが見頃です
2018年3月の京都は13日から3日間「暖かい日」が続いており、京都市内の梅もほぼ満開となっています。気温も21℃~23℃で、コートは・・・いるかもしれないけど下着などは薄くても問題ないほどの気候です。
そこで、今回は京都で一番広い場所「京都御所」の梅と桜の開花状況を見に行って来ました。
「京都御所」というのは天皇の住んでいた所のことですが、敷地には京都御所以外にも「迎賓館、大宮御所、仙洞御所、閑院宮邸跡」といった建物があり、敷地の半分は公園のように自由に散策できるように一般公開されています。

2018年3月15日時点の「梅・桜の開花状況」写真は梅です
ということもあり、京都御所の中をブラブラして「梅と桜の開花状況」を見て来たわけです。
2018年3月15日時点の「梅・桜の開花状況」は、以下の通りとなっていました。
最新情報:近衛桜は2018年3月18日に満開となり見頃となっていました。

桜はまだツボミがやっと出てきたところでした
梅林周辺にある梅は3分咲き

京都御所の梅は、まだまだこれからが「見ごろ」という印象
梅林周辺にある梅は五分咲きくらいでしょうか。
もっと北の北野天満宮の梅はもう満開でしたが、京都御所の桃はまだツボミがたくさんあり、まだまだこれからが「見ごろ」という印象でした。
京都御所の中でも一番梅の多いエリアが「梅林と出水の小川周辺」なのですが、そこには西洋人観光客や日本人の方々が思い思いに梅を見て回ったり、芝生に寝転ぶ姿がありました。
中国人観光客は少なめで、混雑というわけでもなく「ちょうど良い」感じで梅を見ることが出来ました。

京都御所の中でも一番梅の多いエリアが「梅林と出水の小川周辺」
出水の小川周辺にある梅は満開のものもありました

白雲神社前の梅、一斉に真上に伸びる梅の姿が目立ちます
さて、白雲神社前の南側には小川があって、そこでは木陰もあるので読書をしたり、川で子供を遊ばせる周辺住民の姿が目立ってきます。
ここには、枝が真上を向いて伸びているという梅を見ることができます。
京都御所の中でも一番満開となっていて、白い大きな花が一斉に真上に伸びている様子は圧巻でした。

京都御所の通りをブラブラするだけでも梅が見られます
京都御所の通りをブラブラするだけでも楽しいのですが、芝生の小川が流れるところを歩いて南へ向かうと「閑院宮邸跡」という無料で一般公開されている旧宅もあります。
京都御所の一番南にあるので、梅や桜と一緒に見ていくと良いでしょう。
無料で一般公開されている「閑院宮邸跡(かんいんのみやていあと)」

四親王家のひとつ閑院宮邸跡(かんいんのみやていあと)
閑院宮邸跡(かんいんのみやていあと)というのは、四親王家「伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家、閑院宮家」のひとつで、明治2年の東京遷都まで使われていた邸宅です。
創建は1710年ですが、今の建物はその後再建されたものです。
入場無料で一般公開されており、中には京都御所の歴史が分かる資料などが展示されています。

館内には御所に関する資料が展示されていました
京都御所の解説などもしてくれたり、御所の「梅・桜の開花情報」もこちらで公開されているので、最初に立ち寄るのも良いと思います。
京都市営地下鉄「烏丸丸太町駅」から徒歩1分という場所にあるので、京都駅方面から行くと最初に立ち寄ることになりますね。
梅の見頃は3月下旬頃、桜の開花は4月上旬くらいなので、京都で梅や桜を見るなら「京都御所」も候補に入れてみるのはいかがでしょうか。
京都の春といえば「桜」です。京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」では桜の穴場の記事も多いのでぜひご覧になってみてください。
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