京都にもあったラーメンチェーン「幸楽苑(こうらくえん)」が府内から完全撤退し閉店すると報道されています。「京都に幸楽苑ってありましたっけ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、山科店と久御山店があります。しかし、この「幸楽苑 閉店」は、きっと誰も困らない話のような気がします。
それはなぜなのでしょうか?
京都から幸楽苑が完全撤退しても困ることはありません

誰も困らない 幸楽苑 閉店
2017年11月11日のニュースで「ラーメンチェーン幸楽苑」が全国にある560店舗のうち51店舗を年内に閉店すると報道され話題になっています。
徹底して店舗が完全になくなる都道府県があり「北海道、福井県、滋賀県、京都府、岡山県」には、幸楽苑は存在しなくなります。
福井県
滋賀県
京都府
岡山県
これによる「地元では惜しむ声」などという記事も見られますが、正直いって京都から幸楽苑が完全撤退しても困ることはありません。
京都の幸楽苑で閉店する店舗は2店舗だけ

幸楽苑 京都久御山店
そもそも、京都に「幸楽苑」の店舗は3店舗しかありませんでした。
すでに、洛西口の店舗は「えびのや」さんになっており、現在では「山科店、久御山店」しかないのです。
山科といえば「もう滋賀」です。(!)
久御山店は巨椋池より南の国道1号線沿いにあり、そこは「もう大阪」です。(?)
そうです、すでに京都には実質的に「幸楽苑はない」のです!(怒られるって)

京都・洛西口の「幸楽苑」は天ぷら屋さんになって繁盛しています
かつて洛西口にあった幸楽苑は、あまりお客さんも入っていない店舗でしたが、2015年くらいに天ぷら「えびのや」になってから繁盛するようになっています。
そもそもとして「幸楽苑」のラーメンというのは「福島ラーメン」で、近畿あたりでは食べる文化がない「ナルト」が入っていたりして味も関西人好みではありません。
ラーメンというのは地域に根差した文化性というのがあるので、システム化されて同じ味を提供するのであれば、せめて「ご当地がどこか分かる展開」にしなければ継続は難しいといえます。
報道では「人手不足で人件費が上昇し採算が悪化している」と報道されていますが、展開の仕方の問題なのではないでしょうか。
今回の「京都ラーメンブログ」は、もうすぐ閉店する「幸楽苑 京都久御山店」さんのラーメン実食レビューです。幸楽苑は京都府と滋賀県からは完全撤退するので、もうすぐ近場では食べられなくなります。しかし、京都でも南部(久御山)と山科にしかないので、今でもあまり食べる機会はなさそうです。
この記事は京都のラーメン新店調査や実食レビューに定評のある記者「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくし京都観光やグルメの発展を目指すことが目的です。
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