京都拉麺小路のラーメン店を全店舗まとめました。2017年12月の最新情報をベースにしています。京都駅の10階にあるラーメン専門店街「京都拉麺小路」まで行って来てラーメンを食べて書いたものです。
京都拉麺小路は全国から有名ラーメン店を集めたので、京都以外のラーメンを楽しめると思います。
記事の内容
京都拉麺小路 ラーメン全店舗一覧

京都駅大階段をエスカレーターで10階へ行くとあります
京都駅ビル10階に「京都拉麺小路」というラーメン屋さんが集まっているフロアがあります。
2017年12月時点で「9店舗」のラーメン店がテナントに入っており、全国の有名店が集まっている場所でもあります。
街中には、もちろん京都ラーメンのお店がたくさんあるのですが、たまには京都以外のラーメンを食べたい時があります。
そういう時に便利なラーメン専門店街です。
・東横(2019年5月26日閉店)
・坂内食堂
・大勝軒
・麺家いろは
・ますたに
・あらうま堂
・ラーメン東大
・博多一幸舎
白樺山荘(札幌、味噌ラーメン)

白樺山荘(札幌、味噌ラーメン)
※こちらの店舗は2019年6月30日閉店となります。
正油ラーメン 850円
塩ラーメン 850円
辛口味噌ラーメン 950円
辛口正油ラーメン 950円
辛口塩ラーメン 950円
辛口味噌チャーシューメン 1150円
チャーシューメン 1050円
札幌ラーメンで有名な「白樺山荘」さんも出店しており、本格的な札幌味噌ラーメンを京都でも食べられるようになっています。
「白糀味噌、白味噌、ゴマ油、オイスターソース、にんにく」を使ったベースの味は、濃厚かつ味わい深い一杯です。
東横(閉店、新潟・濃厚味噌ラーメン)

東横(新潟・濃厚味噌ラーメン)
※こちらの店舗は2019年5月26日閉店となります。
醤油チャーシューメン 920円
塩バターチャーシューメン 920円
味噌チャーシューメン 920円
野菜味噌ラーメン 840円
味噌ラーメン 690円
醤油ラーメン690円
塩バターラーメン 690円
新潟の有名店で濃厚味噌ラーメンのお店「東横」さんです。
魚介豚骨の出汁で作る味噌ラーメンなので、味噌の奥にお出汁の味わいが感じられるラーメンです。
味はかなり濃く(辛目)、卓上の「割りスープ」で味を調整することもできます。
坂内食堂(福島、喜多方ラーメン)

坂内食堂(福島、喜多方ラーメン)
喜多方ラーメン 650円
福島県の「喜多方ラーメン 坂内食堂」さんは、豚骨醤油に熟成縮れ麺という見た目が独特なラーメンです。
ややサッパリしつつも、カエシの味はよく出ており味わいは京都ラーメンよりやや辛めかなと思います。
サッパリ柔らかいチャーシューも独特な味わいで京都にはないラーメンです。
大勝軒(東京、元祖つけ麺)

大勝軒(東京、元祖つけ麺)
東京ラーメン 780円
昭和36年に東池袋で創業した「大勝軒」は全国に弟子の店があります。
京都・千代原口にも弟子店舗があり、京都駅にもお店がありますが、私は東京出身なので本店や弟子店は食べに行ったものです。
ただ、個人的にはあまり好みじゃなくて、なんというか昔のラーメン屋が「つけ麺やってみました」みたいな感じで工夫が感じられません。
20年ほど前の「大勝軒ブーム」は、なぜ起こったのか今でも不思議です。
麺家いろは(富山、海鮮黒醤油ラーメン)

麺家いろは(富山、海鮮黒醤油ラーメン)
富山ブラック味玉らーめん 880円
富山ブラック肉盛そば 1100円
富山ブラック肉盛そば(味玉入り) 1200円
京都九条ねぎらーめん 980円
京都九条ねぎ味玉らーめん 1080円
鶏白湯らーめん 850円
激辛タンタン麺 880円
富山白エビらーめん 800円
いわゆる「富山ブラック」と呼ばれる黒醤油味のラーメン「麺家いろは」さんです。
ベースは魚介を使っています。
醤油は「魚醤」なので濃いめの味わいがするのですが、京都では黒醤油ラーメンは有名店が数軒あるので似たようなタイプのラーメンです。
個人的には、あまり食べないタイプのラーメンですが、鶏白湯ラーメンや塩ラーメンもあるので黒醤油ラーメンが苦手でも大丈夫です。
ますたに(京都、背脂醤油ラーメン)

ますたに(京都、背脂醤油ラーメン)
チャーシュー麺 800円
担々麺 850円
京都ラーメンの代名詞といったら地元の方だと「ますたに系」と呼ばれる鶏ガラベースの背脂醤油ラーメンが思い浮かぶと思います。白川系とも言われるラーメンですが、元祖のお店が銀閣寺の白川疎水沿いにあります。
白川の本店は、麺の柔らかい、鶏臭い味わいの薄いラーメンでお世辞にも美味しいわけではないのですが、京都らしいラーメンといえば「ますたに」です。
その「ますたに」が京都拉麺小路にもあって、観光客向けにラーメンを提供しているのですが、味はまったくの別物です。

拉麺小路の「ますたに」見た目からして本店とは違います
白川の本店と京都駅の店とでは、見た目からして全然違って、背脂多めの白濁したスープになっていました(本店は背脂少なめの清湯)。
味も本店が薄味で鶏の匂いが強烈なのに対して、京都駅の店は醤油の味がちょうどよく鶏臭さも抑えてある食べやすいラーメンになっていました。
本店よりかは美味しいと思いますが、逆にどこにでもある一般的なラーメンの味で特徴的なものはありませんでした。
なお、北白川にある本家「ますたに」の実食レビューもあります。
定休日:年中無休
あらうま堂(大阪、豚骨・鶏ガラ・野菜ベース)

あらうま堂(大阪、豚骨・鶏ガラ・野菜ベース)
たまゆらーめん 730円
担々麺 900円
豚骨つけ麺 880円
大阪の「あらうま堂」です。
「豚骨・鶏ガラ・野菜」を合わせたベースなので食べやすいラーメンで、関西らしい味わいのラーメンだと思います。
大阪まで行かなくても食べられるのが便利です。
定休日:年中無休
ラーメン東大(徳島、甘口醤油の豚骨ラーメン)

ラーメン東大(徳島、甘口醤油の豚骨ラーメン)
徳島セット 1250円(ラーメンと餃子ライス)
東大セット 1200円(肉増しラーメンとチャーハン)
東大スペシャル 1300円
肉増しラーメン 850円
徳島ラーメン 700円
白ラーメン 950円
私は苦手なラーメンが3種類あって「ブラック系、和歌山ラーメン、徳島ラーメン」が実は苦手です。
ここは、そのひとつ「徳島ラーメン」で、ラーメン東大さんもそのひとつです。
豚骨ベースの甘辛いラーメンなのが特徴です。
肉と生卵のトッピングが見た目はおいしそうではありますが、この甘辛いのがラーメンらしくなくて苦手なのです。
博多一幸舎(博多、クリーミー豚骨ラーメン)

博多一幸舎(博多、クリーミー豚骨ラーメン)
博多黒ラーメン 850円
ラーメン 750円
博多一幸舎さんは博多の「とんこつラーメン」のお店です。
博多のラーメンは、ベースの味わいがよく出ているラーメンなので、同じ傾向にある京都ラーメンを食べる京都人には受け入れられやすい味だと思います。
京都にもいくつか博多のとんこつラーメンはありますが、やはり本場にも適わないので、九州のお店が京都で出店しているなら安心かなと思います。
しかし、店の外まで豚骨の臭い臭いが充満していて顔をしかめるほどです。
京都拉麺小路のラーメン店 全店舗まとめ

京都拉麺小路のラーメン(写真は東横の濃厚味噌ラーメン)
ということで「京都拉麺小路のラーメン店 全店舗まとめ」でした。
京都にはラーメン店が1000店舗以上あり、多種多様なラーメンが揃っているラーメン激戦区です。
しかし、京都ラーメンが日本各地にチェーン展開することはあっても、京都以外のラーメン店が京都に進出してくることは、まだ珍しいと言えます。
そういう点では、日本各地の有名ラーメンが京都駅一か所で味わえる「京都拉麺小路」というのは、地元の方にとっても便利な専門店街と言えます。
しかし、店のチョイスが知名度だけで、本当に美味しいラーメンがそこで食べられるかといえばそうではありません。
総合的に見えると「残念な店が多い」という印象です。

オススメは白樺山荘の味噌ラーメン
おススメなのは(あくまで個人的に)「白樺山荘」さんです。
実は京都って「味噌ラーメンが少ない」というお国柄があって、オープンしてもことごとく撤退していきます。
そのため、本格的な味噌ラーメンというのは非常に貴重な存在で、京都のラーメンマニアの方が、せっかく「京都拉麺小路」へ行くなら、普段食べられないラーメンを食べてもらいたいと思います。

京都駅の大階段にあるエスカレーターで10階へ行くとあります
京都拉麺小路は、京都駅の大階段にあるエスカレーターで10階へ行くとあります。
自家用車の場合は、京都駅の「ジェイアール京都伊勢丹」の駐車場を使うことになりますが、自転車・バイクは「ヨドバシカメラ」の駐輪場がオススメです。
ヨドバシのバイク駐輪場って「2時間まで無料」なので、ラーメン食べるだけなら駐輪場代がかからなかったりします。
この記事は京都のラーメン新店調査や実食レビューに定評のある記者「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくし京都観光やグルメの発展を目指すことが目的です。
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