今回の「京都温泉案内」は、京都最南端の天然温泉である「わかさぎ温泉笠置いこいの館」へと行って来ました。京都府相楽郡という場所にあるのですが「笠置(かさぎ)」という宇治茶の茶畑が広がる山間部エリアにあるスーパー銭湯です。入浴料は800円と、このエリアにしては多少高めの設定になっており、泉質も「炭酸水素塩・塩化物温泉」ではありますが、比較的アッサリとした肌触りの温泉です。
では、この「わかさぎ温泉笠置いこいの館」とはどのような温泉施設なのでしょうか。
最新情報:2018年3月22日~3月31日までは改修工事で全面閉館となっていますのでご注意ください。
記事の内容
京都最南端の天然温泉「わかさぎ温泉笠置いこいの館」
京都最南端の笠置町にある天然温泉「わかさぎ温泉笠置いこいの館」へ行って来ましたので入浴レビューしたいと思います。
施設は第三セクターっぽい施設で、公共施設という雰囲気のある入浴施設です。
施設自体はかなり古い建物ですが、この付近に温泉施設はなかなかないので重宝すると思います。
京都市内からだと、かなり遠くてバイクで2時間ほどかけて行くことになりました。
泉質は「ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉」
さて「わかさぎ温泉笠置いこいの館」さんへと入館すると、一階にはちょっとした喫茶店と他には飲食店もありました。(2018年3月6日で喫茶店「オオルリ」は閉店)
ロビーは広いのですが、公共センターのような施設で飾り気などほとんどありません。
入浴料は800円でタオルとバスタオルのレンタル込です。
レンタル込みで考えれば安いですが、この辺はハンドタオルの抱き合わせをする施設がほとんどで、それで値段を上げている施設が目立ちます。
いわゆる「抱き合わせ商法」と同じで、タオルなんて持参している方が多いのだから、その分値段を下げるべきだと思いました。
お風呂は「露天と内湯の一部が天然温泉」になっており、内湯は白湯の湯船もありました。
泉質は「炭酸水素塩」とはいえ、薄い印象があり、さらに配管臭がかなりするのが気になります。
あまりにも内湯が匂うので、露天へと行くことにしました。
露天は天然温泉かけ流しになっています。
丸い岩で作った湯船になっており、それに天然温泉がコンコンと注がれていきます。
なお、内湯で天然温泉なのは「打たせ湯」があるところだけです。
打たせ湯は結構高い所からお湯が落ちてくるので、かなり迫力のある水圧を感じるものになっていました。
この付近は高齢者も多いので、こういう「打たせ湯」は需要がありそうです。
大浴場(内湯)は広々としていました
浴室は大きなスーパー銭湯というか、プールのような雰囲気で広々とした温泉でした。
スロープもついているので、高齢者でも問題なく使える施設と言えそうで、地元の方でしょうかご年配の方が数名ほど入浴されていました。
観光客らしき姿はないので、広々とした温泉をじっくり楽しむことができたのは良かった点です。
休憩室と食堂について
ロビーは広いですが、おみやげものを売っていたりするところは狭いようです。
前述のように、一階には喫茶・洋風レストランがありました
二階に和風の座敷食堂「お食事処 料理 かしば」があり、かなり広いホールで、社員食堂やフードコートのように調理場で注文してからテーブルへ自分で運ぶ形式のお店です。
入浴後に休むにはちょうど良い広さで快適ですが、うどん・丼物・カレーなど軽食がメインです。
値段は「うどんが500~700円」くらいで、丼ものが750円~と高くはありませんが、わざわざ食べて行くという値段でもありませんでした。
最新情報:2018年に確認したところ二階の食堂は閉鎖されていました。
二階には公営宿の一室のようなところを開放した休憩所もありますので、休みたいだけならそちらを利用すべきでしょう。
結構広いし、人も多くないのでのんびりできますが飽きると思います。
逆に人がいると入りづらい感がありました。
わかさぎ温泉笠置いこいの館 への行き方(アクセス方法)
さて「わかさぎ温泉笠置いこいの館」への行き方(アクセス方法)ですが、JR関西本線「笠置駅」から徒歩5分くらいの場所だったりします。
ただし、本数の少ないローカル線なので、自家用車やバイクでなければ行くべきでしょう。
なお、2018年3月22日~3月31日までは改修工事で全面閉館となっていますのでご注意ください。
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