銭湯価格のスーパー銭湯
三重県の北部にある「いなべ市」の第三セクターっぽい施設で、駅も小さければ周囲にスーパーだけがあるような地方のド田舎の中心地にある公共温泉施設です。
「阿下喜温泉あじさいの里」は「あげき」と読みます。
値段は500円と安いので地元の方の利用が多いです。
泉質:単純泉(pH9.0)
内湯・露天が天然温泉。露天は岩づくりと木造りとあり男女で分かれています。今回は木造りのほうでした。
アルカリ性のpH9.0で、ややヌルヌルする温泉です。個人的にはいちばん好きな泉質なのですが、pH9.0なのですごいヌルヌルというわけでもありません。でも、アルカリ性が感じられる温泉で入りやすかったです。
HPでは「いつもかけ流し」と書かれていますが、オーバーフローにはしていますが、かけ流しかはわかりませんでした。
HPの説明がわかりづらいです。
阿下喜温泉あじさいの里は、かけ流しのアルカリ性の温泉。
いつも新しくきれいなお湯を楽しんでいただくため、 毎日お湯を落とし、張りかえています。
かけ流しで毎日お湯を落とし、張りかえていますとは当たり前なのですが、実際にはかけ流していませんし、加熱循環方式だと思います。「かけ流し」は言い過ぎかもしれません。
公式の写真は小さいのでわかりづらいのですが、北勢町の観光サイトから拝借した画像を見る限りでは「かけ流し」はありませんし、実際に行って見たところありませんでした。
料金:500円
銭湯価格の500円です。非常に狭いけどサウナもありますし、シャンプーなども設置されています。お得です。
休憩所も広く、リクライニングチェアもあるので意外な穴場かもしれません。ただし、ド田舎なので誰も来ません。
回数券だと12回分で5000円です。安いです。
設備:良い
建物は第三セクターっぽい建物で、軽食コーナーと休憩処に浴室という普通のスーパー銭湯のようです。
浴場は細長いちょっと広い銭湯レベルで、広いとは言えません。
露天にはテレビがあってぬるめなので、それは良いかなと思いました。市民の憩いの場って感じです。
右手が番台。奥が軽食処で、さらに奥に休憩所があります。
テレビは軽食処に近いソファのところにもありました。
有料のマッサージチェアと無料のリクライニングシートがあります。空いています。
奥には和室の休憩処もありました。誰もいないし、寝るには良いかもしれません。
行き方
京都からは国道421号経由で行きました。ここは以前は酷道と言われており、峠越えは車がやっと通れるような場所でしたが、今は全長4キロの長いトンネルもできており、道も広くなっています。
国道421号から国道306号を北上すると、右手に案内版があるのでそれを目印にすれば大丈夫だと思います。「阿下喜駅」の近くの交差点のところにあります。
駐車場は広いです。駐輪場は駐車場を建物方面に強引に進むと、入口右わきに「駐輪場」があります。
北勢町の観光サイトから拝借しましたが、駅方面から撮影した全景図で、公式HPでも小さく利用されています。実際にはこんなにキレイではありません。あと、奥の木が不自然なのが気になります。
【総合評価】★★☆☆☆(近くならたまに通いたい)
お湯は好きな泉質で、もうちょっとアルカリ性が高いと最高でした。空いており、値段も500円ということで、近くにあれば普段使いの温泉としていけるかもしれません。
リクライニングチェアや和室の休憩処もあっていいかもしれません。
休憩どころは飲食物持ち込み禁止でしたが、これは緩和したほうがいいかもしれません。軽食処があるのですが、それを休憩処で食べられるようにして、持ち込みもOKにすれば利用者は増えそうな感じがしました。
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