三重県三重郡菰野町(こものちょう)は三重県南西の鈴鹿山脈のところにある高原リゾートで、かなり高級な別荘などがある地域です。
最近、そこに出来たのが温泉リゾート「アクアイグニス -aqua×ignis-」です。
記事の内容
温泉リゾート「アクアイグニス -aqua×ignis-」に行ってきました
温泉リゾート「アクアイグニス -aqua×ignis-」は三重県三重郡菰野町にある飲食店やスーパー銭湯の集まったプチ温泉リゾートで、高原にある道の駅の高級版みたいな感じの施設です。リニューアル前は「片岡温泉」という施設でした。
付近には「湯の山温泉」があり、この周辺は大豪邸が立ち並ぶなど別荘地としての顔もあります。
国道477号線の途中にあり、京都からは国道477号一本で行くことが出来るのですが、迷うことは確実です。酷道とも言われますが、特に滋賀県市街の一部は細い道でクネクネ曲がっており、また田舎の田んぼ内を走るなどのベストオブ酷道の異名を持っています。特に京都の「百井峠」(ももいとうげ)付近になると林道で離合困難になります。
それはともかく、三重県の国道477号は走りやすいので問題ありません。
国道沿いには小さい看板が目立たないようにあるだけで、見つけられずに通り過ぎる人もいるようです。
大きい駐車場があって、ログハウス風の建物があるので分かるかとは思います。
三重県三重郡菰野町菰野4800−1
URL:http://aquaignis.jp/
こんなド田舎にすごい温泉リゾートがあるなんて
案内板には多くの建物が書かれています。
ショッピングエリア
食堂
イタリア料理
カフェ
パン
クッキングスクール
イチゴ農園
絵画展示などの催事棟
天然温泉
園内には大きな水たまりがあって、近くのおぼっちゃまおじょうちゃまを連れたブルジョワじもちーが多数おりました。
その他、超高いチョコやクッキー・ケーキなどを売るおみやげ屋さんがおしゃれに鎮座されています。
まさに高原リゾートです。
食事できるところも3店ほどありました。
超高いチョコやクッキー・ケーキなどを売るおみやげ屋さん
辻口博啓シェフの人気店「コンフィチュール アッシュ」。スタッフ自ら素材となるフルーツや野菜を育て、独自の製法でつくるスイーツが並ぶ様は圧巻。店内のカフェでも堪能できます。
このおみやげ棟の中には、喫茶店とおみやげ屋(ケーキとかクッキー)があり、ドリンクは300円均一なのですが、チョコはちょびっとで2500円などの超本格派。クッキーやケーキもその場で全部作っており、予約などで人気があるそうです。
ここでは人気のクロワッサンがあるのですが、残念ながら売り切れでした。
非常ににぎわっており、こんな田舎のどこに人がいるのか不思議なくらいです。
石窯パン工房もありました
小麦のハーモニーがクセになる、辻口博啓シェフの大人気ベーカリー。
園内には人気の石窯で焼くパン屋さんがありました。帰りに絶対買うつもりだったのだけど買い忘れました(笑)
贅沢チーズケーキ 235円(税込)と湯の山シュー 195円(税込)
せっかくなので、贅沢チーズケーキ 235円(税込)を買いました。「コンフィチュール アッシュ」というおみやげ棟の中のお店です。
冷たいアイスのようなチーズ部分という独特のチーズケーキでした。
もうひとつが、湯の山シュー 195円(税込)です。
パリパチ皮厚のシュークリームで、粘りのあるカスタードクリームが入っています。
味はどちらも「それなり」です。
温泉棟
お目当てはもちろんここです。ログハウス風の大型施設で、中にエアーポップコーンなどのカフェやお土産屋、そしてスーパー銭湯があります。
ひっきりなしにお客さんが出入りしています。これだけの施設で入浴料が600円なんです。
なんか北海道みたいです。
カウンターも非常におしゃれでした。真正面に下駄箱(鍵は自分管理)があるので、カウンターの受付が終わってから入る形式です。
右手にはおみやげが売っており、エアーポップコーンがありました。
中はすぐに休憩処があって、その奥に浴場がありました。休憩どころには大きなクッションがありました。非常に混雑していました。
こういう大型施設なら、もう少し休めるところは欲しい気がします。
なお、ここは宿泊棟もあるんです。一泊二食付:13,500円~だそうです。
温泉カフェもありました。
奥から入口を見ると、広くはありませんが開放感がある造りになっています。
お湯はたぶん「アルカリ性の単純泉」だと思うのですが、田舎の畑の香りが少しする滋賀県の琵琶湖方面にある温泉に似ているなと思いました。塩っぽいダシ味はないのですが、若干薄茶色のお湯です。
ホームページにも泉質について詳細はありませんでしたが、昔のリニューアル前にあった「片岡温泉」は「アルカリ性の単純泉」でしたので、それをそのまま使っているはずです。
源泉100%かけ流しの風呂。泉質はアルカリ性の「美人の湯」。
ほのかに硫黄臭が漂い、ほどよいヌメリのある柔らかい湯が絶え間なくあふれます。
アルカリ性なのでしょうが、pHは高くないと推測できます。たぶんあってもpH8です。これだとヌルヌルはしません。
実際にヌメリはほぼありません。ただ、非常にサラッサラッのお湯で肌あたりは非常に良いものでした。
ただ、この辺から滋賀にかけてはそうなのですが、湯保ちがほとんどしません。
たとえば「蒲生の湯」がそれと似た泉質です。
お湯はヌルヌルではなく、サラッサラッで硫化水素っぽい香りがします。これは滋賀県の「ほたるの湯」や「島ヶ原温泉やぶっちゃの湯」に近い感じがしましたが、おごと温泉のようなベタつき感はありません。サラッサラッで非常に入りやすいお湯です。
三重県でももう少し南とか海側になってくるとヌルヌル感はあるのですが、この辺はまだそうではないようです。
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