仁左衛門の湯 京都市内最強の泉質 天然温泉 スーパー銭湯

仁左衛門の湯は、私が一番通う京都市の桂(洛西)にある自噴のかけ流し温泉です。非常に泉質が良く、お値段も手ごろで非常におすすめのスーパー銭湯です。場所は桂の国道9号線沿いと、行くのはかなり遠いし、施設も古めではあるのですが、長く続いてもらいたいお店です。

こちらの温泉が京都市内では「最強の泉質」だと思います。

京都市内ナンバーワン温泉 仁左衛門の湯


京都市内ではナンバーワンと言われる仁左衛門の湯

京都市内ではナンバーワンと言われる仁左衛門の湯

京都のベッドタウン、桂にある「仁左衛門の湯」(にざえもんのゆ)です。

こちらには2つの源泉があり「単純温泉(1号泉)」と「ナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉(2号泉)」があります。

(1号)単純温泉 単純泉だが重厚な泉質で肌がテカテカします。
(2号)ナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉 pH7.9と低いがスベスベ度が高い温泉。

それが、どちらも加温なしで源泉かけ流し浴槽に注ぎ込まれており新鮮です。

内湯も露天も天然温泉を使っているのが特徴的ですが、カランと仕掛け湯は白湯となります。

泉質は「京都市内では1番良い」と言われることが多く、温泉担当の私もここが京都市内では最強の泉質だと思います。

泉質:単純温泉(1号泉)


1号泉の露天水風呂(空蝉)

重厚なお湯で肌がテカテカします

1号泉は、単純温泉でやや香ばしいサラサラ湯でありながら重量感のある無色の冷泉です。

こちらは冷泉で、露天の水風呂に使われています。しかしよくある冷たい水風呂ではない所が良く、人肌程度で夏でも冬でも入りやすいという特徴があります。

・重厚で香ばしい
・冷泉で露天の水風呂で使用
・人肌なので冷たいほどではなくのんびり涼むのみ良い

泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉(2号泉)


2号泉は、鉄分を含むややダシ味で茶褐色の岩石の香りのするナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉です。

pH7.9とアルカリ性としては低いですが、スベスベ度の高い重曹泉になっています。

こちらは、熱めの源泉風呂で使われています。

・茶褐色で岩石の香り
・高温泉で露天の源泉風呂で使用
・スベスベ度の高い重曹泉

料金:700円


入浴料は京都市内でも安い値段

入浴料は京都市内でも安い値段

入浴料は「700円」で、会員は「650円」になります。

土日祝は少し高めの「850円」で、会員800円です。

土日祝のみ朝8時から営業していますが、平日は10時からの営業です。

夜も遅めの2時までの営業なので行きやすいですが、車かバイクで行かないと帰るのは困難でしょう。

大浴場のオススメは「空蝉」


行く日を選んだ方が良い理由がある

行く日を選んだ方が良い理由がある

大浴場は2つあり、男女で毎日入れ替えになります。

藤壺(番台右)
空蝉(番台左)← オススメはこちら

日替わりですが、公式サイトトップページに毎日掲載されています。

おすすめは「空蝉」です。

(1)露天風呂 ※熱い※
(2)内風呂 ※温度ちょうど良い※
(3)源泉風呂 ※超熱い※
(4)源泉の水風呂 ※人肌※
(5)塩サウナ
(6)サウナ
(7)スチーム風呂
(8)水風呂

(1)露天風呂 ※ぬるめ※
(2)内風呂 ※温度ちょうど良い※
(3)源泉風呂 ※熱い※
(4)源泉の水風呂 ※人肌※
(5)塩サウナ
(6)サウナ
(7)水風呂

「空蝉」がオススメなのは露天風呂が岩風呂になっている点、そして広いことですが、なによりも温度が低めで入りやすいという点にが一番の理由です。

逆に「藤壺」の方は、内湯以外は熱くて入りたくない温度です。これは絶対に改善すべき点で、お客さんも浴室でこの点を話していることがあります。にもかかわらず、温度は何年もこのままです。

設備:普通


設備は古いですが清潔なスーパー銭湯

設備は古いですが清潔なスーパー銭湯

ちょっと古いスーパー銭湯[日帰り温泉]です。広さはある方ですが、休憩できるようなところがありません。(追記:簡単なベンチはあります。また、2016年1月頃からコイン式のマッサージチェアのスペースができました)

食事処もあります

食事処もあります

休憩所は狭いですが、食事処があります。

ちょっとした休憩場所もあります。喫煙所は1階のみになりました。

ちょっとした休憩場所もあります。喫煙所は1階のみになりました。

休憩場所です。

ソファとテレビなどがあります。(二階)

喫煙所は2015年には1階に移動しています。

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一階には髪切り処があります。

カット1000円で激安なのが特徴です。

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正面入り口。

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一階にはガチャガチャコーナーと岩盤浴などあります。

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下駄箱は100円リターン式です。脱衣所も100円リターン式です。

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こちらは裏口(吉野家側)。

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京都方面・大阪方面どちらから見ても大きめの看板が見えます。

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大阪方面からは吉野家のすぐ先の細い道を入っても駐車場があります。

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通り過ぎても、バス停のすぐ先左戻る感じで正面入り口の奥に駐車場があります。

行き方


京都からは国道9号沿いで大阪方面なのでわかりやすいのですが、右折で入れないので、一度通りすぎてからどこかUターンできるところを探すことになります。大阪方面からだと、目の前のバス停を少し越えてから左折でバス停裏を戻る感じで駐車場に入ります。

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また、大阪方面からの場合なら、手前の吉野家のところにも駐車場があります。

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上が吉野家のところの駐車場です。

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上はバス停の先から左に入ったところにある駐車場です。

バス停が目の前にありますが、交通機関に難がありますので車かバイクで行くことになります。

地図で見ると、西側の三ノ宮神社方面から入れる道が見えますが、車は池のところを通ることができません。バイクまでなら大丈夫です。私は嵐山から完全裏道で一気に国道9号まで出る道を通り、この池の裏側から通っています。

京都府京都市西京区樫原盆山5
入浴料:700円(平日)、850円(土日祝)※会員は50円引き
営業時間:10時から24時(土日祝は朝8時から営業)
定休日:年中無休
URL:http://www.nizaemon.com/

【総合評価】★★★★☆(常に通いたい)


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お湯は満足できるレベルのものです。ヌルヌルというわけではありませんが、ツルツルというかスベスベ感が持続するお湯で、お風呂には特色のある岩石臭があり雰囲気があります。遠方からでも、訪れる価値はお湯にはあります。

施設自体は新しくないのと、休憩所がないためノンビリする感じはありません。その分、温泉にじっくりと浸かると良いでしょう。

近くの洛西ニュータウンにも「竹の郷温泉」というホテル併設スーパー銭湯[日帰り温泉]があり、ヌルヌル感の強い温泉でそちらもオススメですが、新鮮さでいえば「仁左衛門の湯」の方が良いでしょう。

散髪(会員1000円、一般1200円)や居酒屋も中にあります。


温泉・銭湯一式グッズを最小限にまとめる方法です。必要最低限のものをどこまで減らせるかの参考にしてください。



京都・お墨付き

京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


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記事を書いている人
ノーディレイ

記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。