今回は「京都のクセが強すぎる飲食店」を4店舗紹介したいと思います。京都ってクセの強いお店が多いなと普段から思うのですが、その中でも特にというかとにかくクセが強い飲食店を4店舗厳選しました。もちろん、クセが強いと言っても普通に行けるお店ばかりですよ。
京都のクセが強すぎる飲食店

今回は京都の闇の部分をご案内します!
京都に住んでいると、どうしても避けられないことがあります。
それが・・・・
京都人はクセが強い
ということです。
でも、パッと見はよく分かりません。
キャラクターの見た目としてクセが強いのではなく、なにかを切っ掛けにしてヒョイと出てくる・・・・
裏の顔
的なクセの強さです。

そこで「京都のクセが強すぎる飲食店」を4店舗紹介したいと思います!
といっても具体的には伝わらないと思います。
そして、どういうクセというのも伝えづらいものがあります。
京都の人にこの話をすると「ここは京都ですからね・・・」で納得してもらえることが多いのですが、他府県の方には分からないかと思います。
ということで、飲食店巡りをしていて出会った、そんな「京都のクセが強すぎる飲食店」を4店舗紹介したいと思います。
知蔵人(しるくろーど)

一度踏み入れたら出られないという噂もある「知蔵人(しるくろーど)」
まず最初に紹介するのが京都市北区にある中国料理のお店です。
お店の名前は「知蔵人(しるくろーど)」で、すでに読ませ方に何かを感じます。
正確には「知藏人」と蔵の漢字が違うのですが、便宜上「知蔵人」とします。
このお店は、とても不思議です。
まず、店内はカオスです。

客席には店主の私物が積まれております
店内は4名テーブル4つほど、半分は店主の私物が置いてあるので、実稼働は2卓です。
でも、これくらいはどうってことありません。
汚いお店なんて、世の中にたくさんあるからです。

ラーメン+焼飯セット 800円
中国料理店ですが、メイン料理はラーメンです。
これも問題ないのですが、ここまでの過程がものすごいのです。
注文するとご年配の店主(80歳前後、通称リッキーさん)がすぐ隣りの厨房で料理をして、20分ほどで持ってくるのですが・・・・
完全無音で調理
してくるのです。
客席から厨房は見えています。
しかし・・・・
まったくの無音なのです・・・・

店主の武勇伝を30分ほど聞くことができます
私はこれを「京都市北区の七不思議のひとつ」と思っているのですが、そこはまだいいのです。
実はこの店主さん、入店して注文しただけであれば・・・・
とても無口
です。
しかし、あるスイッチが入ると、彼の中華料理人としての人生をすべて話してくれます(笑)
私はそのスイッチを押してしまった挙句、レジの前でお代を手に持ったまま30分ほど・・・・
レジ前で拘束されました(笑)
実はこちらの店主さん、すごく気さくで話たがりな方です。そして、あの有名な料理人「陳建民」さんと一緒に働いていた方なのです。
つまり「レジェンド」なんです。
・料理中は厨房から一切音がしない
・昔のことを聞くと話が止まらない
もし、このお店に行きたいという強者がいれば、こちらの記事で場所を確認してください。
菜デリカ(さいでりか)

ワンフロアにテーブル1卓しかない菜デリカ
私の飲食店巡りで、過去ここまで衝撃的だったお店は京都市中京区にありました。
西小路通の藤ノ木町西入ルにある飲食店「菜デリカ」さんです。
弁当販売や店内飲食ができるのですが、店内はワンフロアに4人テーブルが1卓だけです。
それは全然問題ないのですが・・・・

チャーハン(大盛)300円
どのメニューも激安で超大盛というのが「菜デリカ」というお店なんです。
上の写真はチャーハン大盛、値段は300円ポッキリ。
ご飯の量はハンパなく、量でいえば2号ほどございました。
いえ、これはまだ良いのです。

食べたことがない味の春巻き
このお店の真骨頂は「食べたことがない味の料理を見たことがない値段で提供している」ということです。
さらに、ただでさえ大盛なのに「これも食べるぅ~」と気前の良いネーさんが自慢の料理を振舞ってくれました(笑)
300円しか払っていないのに、出るころには腹パンという不思議なお店。
それが・・・・
菜デリカ(さいでりか)
です。
・食べたことがない味の料理を見たことがない値段で提供
・「これも食べるぅ~」と料理してくれる
ここ京都のグルメブログで紹介しているの「お墨付き!」くらいですが・・・・もし、このお店に行きたいという強者がいれば、こちらの記事で場所を確認してください。
餃子の王将 烏丸鞍馬口店

京都で一番異色な王将「餃子の王将 烏丸鞍馬口店」
さて、次は京都のソウルフード・・・・
餃子の王将
です。
でも、皆さんがよく行く餃子の王将ではありません。
餃子の王将 烏丸鞍馬口店
です。

とにかくオリジナルメニューがものすごく多い
こちらのお店はとにかくオリジナルメニューがものすごく多いです。
モダンガールセットにJ.BOYセット、それも内容が分からないメニューだらけです。
また、京都市内の大学名を使ったセットが全大学あるんじゃねという勢いで揃っています。
さらに、随所に見られるアニメっぽいイラストの数々(笑)

鞍馬口そば、麺は2玉、太麺、にんにく有りをチョイス
そして、このお店の名物といえば・・・・
鞍馬口そば&銀次郎丼
です。
鞍馬口そばというのは野菜てんこもりの二郎インスパイアな中華そばのことです。
そして銀次郎丼というのはチャーハンの上に中華餡かけがのったものです。
上の写真が「鞍馬口そば」ですが、その調理工程がすごい。
注文後、大きな中華鍋に野菜炒め10人前ほどの野菜を入れていたので「出前でも入ったのかなぁ~」などと見ていたところ、それを10分以上も炒め続け、圧縮に圧縮を重ねて、私に出す中華そばの上に盛り付けて出てきたのです(笑)
よって、この写真は一般的な二郎系ラーメンと同じ量の野菜を使っていると考えてはいけません(笑)
見た目と違って、ものすご~く大量の野菜で作られているのです。
・アニメ好きらしい
・名物メニュー「鞍馬口そば」は必見
もし、このお店に行きたいという強者がいれば、こちらの記事で場所を確認してください。
ポーヨネン

バルトアウトローな店主が2019年6月に開業した「ポーヨネン(pohjonen)」
さて、京都市内の北側ばかり紹介していますが、最後も京都市上京区のお店です。
お店の名前は「ポーヨネン(pohjonen)」
京都の花街「上七軒」にあるフィンランドカフェで、バルトアウトローな店主が2019年6月に開業したお店です。
ここ、普通のカフェだと思ったら、あなたは普通の人です。正常です。安心していいです。

フィンランドの家庭料理「ミートボール」
フィンランドの家庭料理「ミートボール」を食べることができたり、コーヒーの消費大国フィンランドで一番人気のブランドコーヒー「ユフラ・モッカ(JUHLA-MOKKA)」が飲めたりするフィンランドカフェが「ポーヨネン(pohjonen)」さんです。

フィンランドカフェ ポーヨネン、京町家を改装したカフェです
京町家を改装したカフェで、若い女性にも御薦めのカフェ。
私も週に何日か、夕方に通っているカフェです。
でも、おわかりいただけただろうか?
随所に隠された闇の数々を・・・・
・フィンランド大好き♪
・超マニアックなテレビ番組で紹介されることが多い
もし、このお店に行きたいという強者がいれば、こちらの記事で場所を確認してください。
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライター
京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
テレビ関連の記事を書いているライター
テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。