今回の「京都案内」は、1月15日から降り続いた大雪の重みで鼻が取れてしまった「鞍馬天狗」を見にいきました。当日はまだ雪が残っていましたが、道路は通行に問題なく無事に「鞍馬天狗」の現状を見ることができました。
では、その鞍馬天狗は大雪でどんな状態になってしまったのでしょうか?
京都・鞍馬の天狗の鼻が大雪で折れたので見に行きました
2017年1月15日の大雪で、京都・鞍馬などの山間部は市内に比べてかなりの積雪がありました。
鞍馬駅に向かう叡電も停電で運行中止になるなどしましたが、当日は鞍馬寺も拝観中止になるなど、大雪のために観光にも影響が出ていました。
その中でも最大の出来事が・・・・
鞍馬の天狗の鼻がポッキリと折れてもげてしまったことです。
鞍馬天狗の鼻がポッキリと折れてもげてしまう事態が発生
2017年1月15日の大雪で京都「鞍馬駅」にある名物オブジェ「鞍馬天狗」の鼻がもげてしまったというので、我々は早速それを見に行くことにしました。
大雪は3日3晩降り続けましたが、1月19日には落ち着きを見せており、これなら鞍馬でもバイクで行くことが可能だと考えたからです。
しかし、鞍馬近くまで行くと、未だ大雪の痕跡が残っており倒木なども多く見かけました。
途中で除雪作業などで車線規制などはありましたが、特に問題なく鞍馬まで到着することができました。
上の写真は鞍馬駅に入るところの「鞍馬天狗」のオブジェです。
本来は鼻の長い天狗を見ることができるのですが、1月の大雪で天狗の鼻が取れてしまって、見るも無残な姿になっていました。
鼻の部分だけが取れてしまっているのがわかります。
素材は発砲スチロールのようですが、鼻の部分には鉄筋がひとつ通っている構造になっていました。
素材はたぶん「発砲スチロール」ですが、結構大きなオブジェであるため、鼻の部分には一本の鉄筋が通る構造になっていました。
しかし、それでも15日の豪雪には耐えることができずに鼻が取れてしまうという事態になったのです。
鞍馬天狗の鼻に絆創膏が貼られました(1月21日)
この鼻の取れた鞍馬天狗ですが報道などもされました。
先ほどの写真のように鼻の部分がなかなかエグいためか、1月21日にはバンソウコウが貼られており「ただいま治療中」という告知が貼りだされていました。
かなり大きなバンソウコウで、ちゃんとデザインされていました。
仕事が早いです(笑)
京都・鞍馬の天狗の鼻が大雪で取れた件 まとめ
ということで、今回は先日の大雪で鼻が取れてしまった京都・鞍馬駅にある「鞍馬天狗」を見に行ってきました。
取れた鼻はすでに撤去されており、先日までは駅舎のところに放置してあったのですが、当日はすでに撤去されていました。
とはいえ、鼻がシンボルと思われていた天狗は鼻が取れても天狗だった・・・・
ようにも思えます。
しばらくしたら、また元気な鞍馬天狗の姿で復活すると思いますが、レアな天狗が見られるのも今のうちかもしれませんよ。
京都府京都市左京区鞍馬本町191
天狗の鼻が復活!2017年3月24日に新しい鼻になりました
ということで、天狗の鼻が修復されてしまいました。
話題になったこともあり、この前で記念撮影する観光客が前よりも多くなったように思います。
鞍馬駅前の天狗さんの手術が成功し、元の姿を取り戻しました。心配してくださったみなさまありがとうございました。 pic.twitter.com/8UYiN3xvD6
— 叡山電鉄株式会社【公式】 (@eizandensha) 2017年3月24日