京都の真夏でも絶対に寒い(涼しい)と断言できる超穴場スポットを紹介します。いわゆる「納涼スポット」ですが、そんじょそこらの納涼スポットではありません。「絶対に寒い涼しい」と断言できる場所のみを地元民が調査して探してきたところばかりです。
ということで、我々が認定した「真夏の京都でもマヂでヤバイくらい寒いスポット」を全力で紹介したいと思います。
真夏でも絶対に寒い!京都の納涼スポット

納涼スポット!貴船の川床などではなく
今回の「京都案内」は、炎天下で38度を超える京都の夏で、ここだけは絶対に寒いと断言できる納涼スポットを巡る旅に出てきました。
今回の取材で、我々は京都の気温の低そうな「山頂」「滝」「山間の集落」「風の通り道」など多くのスポットを取材しました。
まず、結論から言えば・・・・
そんなありふれた場所に「本当の納涼スポットはなかった!」のです。
よくある納涼スポットはまったく涼しくない!

京都の有名な納涼スポット「貴船」も暑かった
さて、京都の夏は暑いので、「キンキンに冷えた床のような場所はないものか?」と、ここ2週間ほど京都市内の納涼スポット探しを行ってきました。
そこで、単純に考えてみました。
(1)山の山頂などの標高が高いところ
(2)滝があるようなところ
(3)木陰のある林道
こういった場所が涼しいと想定して、京都市内のスポットを30カ所以上は巡ってきたのです。
しかし、結論として「夏の京都は木陰でも暑い」ことが判明しております。
京都の有名な納涼スポット「貴船」にも行ってきましたが、まったく涼しくありませんでした。
京都の山奥でも33度~35度の猛暑の日

標高241メートルでも33度(北区杉阪都町)
猛暑著しい「2016年8月8日」で京都市内の体感気温は37度くらい、標高370メートルくらいでも32度はあり、涼しいにはほど遠いという現状です。
32度 京都市右京区京北細野町(標高370メートル)
33度 京都市北区杉阪都町(標高241メートル)
33~34度 京都市北区大北山原谷乾町(標高220メートル)
今回は、編集・フード担当で、2週間かけて京都を全方位で探したのですが・・・・
京都で「涼しい納涼スポット」を見つけることはできませんでした。
しかし、ここでアノ男が名乗りをあげたのです。ここしばらく、また具合が悪くてグッタリしていた温泉担当はコッソリと取材しており、確実に「こりゃ寒い!」と言い切れる場所を見つけていたのです。
絶対涼しい!京都にある激長トンネル

京北トンネル
さて、温泉担当が「京都で気軽に行ける寒い場所」と認定した場所を紹介していきましょう!
まずは「京北トンネル」です!(笑)

なぜここが涼しいのか?理由があります
いきなり怪しい展開ですが、これはいつものことです。
しかし、ここが本当に涼しいのです。

京北トンネルは全長2313メートルの激長トンネルだった
実は、この「京北トンネル」なのですが、延長2313メートルもあるという激長トンネルなのです。
そのため、入り口から冷気が漂うという「京都の納涼スポット」になっちゃってるという話なのです。

嘘偽りのない絶対に涼しい場所
入り口からして涼しいのですが、全長2キロはあるので、その中央部分をバイクで走ると、これがまたクーラーのような涼しさというわけです。
ちなみに、国道にあるトンネルで一番長いトンネルも京都にあるのです。
それが、国道1号線にある「宇治トンネル」(4313メートル)です。
(1)宇治トンネル(4313メートル)地図
(2)長等山トンネル(2436メートル)地図
(3)京北トンネル(2313メートル)地図
京都府道136号線にある闇の世界(長刀坂)

平岡八幡(高雄)のバス停近くにあるという・・・・
次に温泉担当が探してきた京都の納涼スポットは・・・・北嵯峨にある「京都府道136号線」です。
はて?こんな京都の町中の道のなにが寒いというのでしょうか?

ん?なんだこれ?
京都の平岡八幡宮(梅ヶ畑)の国道162号線から、府道136号線という案内板を曲がると、わずか200メートルほどで道がなくなっていました。

その先は・・・・
その先はまさに「闇の世界」とも言うべき場所になっていたのです。
実は、この「京都府道136号線」は町中にある分断道なのです。
かなり短い路線で、大覚寺から後宇多天皇陵を抜けて、平岡八幡宮まで至る一般道です。

荒れ果てた林道になっており廃墟が・・・・
「長刀坂」のところが未塗装の分断道路ですが、そこに廃墟があり、廃車などが捨てられているという、ある意味「納涼スポット」になっていました。

納涼というより「心霊スポット」
さて、どんどん怪しい展開になってきますが、気にせず行きましょう!
京都にある謎の「山田岐」

山田岐れ
さて、温泉担当が京都で一番寒いという場所は「山田岐」という場所でした。これ、京都の地名です。
今回、諸事情があり、詳細な場所は書くことはできません。
あまりにも寒すぎて書けないのです。

体感温度が20度下がる謎の場所
この近くに一軒家があるのですが、貼り紙がたくさんあり、そこには監視カメラで監視した内容が書かれています。
その内容を読むと・・・・体感温度が一気に下がります。
ただ、温泉担当は理解できるみたいで「ある意味で筋は通っている」とも言います。
場所は明かせませんが、私の体感温度は20度は下がりました。
京都にある唯一の「冷凍サウナ」
さて、気をとりなおして(笑)、次は京都にある唯一の冷凍サウナです。
実は「衣笠温泉」に、この冷凍サウナが存在します。
奇数日 → 男性
偶数日 → 女性
日替わりの入れ替え制で、キンキンに冷えた冷凍サウナが堪能できます。
入浴料(430円)は発生しますが、涼しい納涼スポットと言うにふさわしい場所でしょう。
京都府京都市北区大将軍一条町50
入浴料:430円
営業時間:14時~24:30
定休日:金曜
URL:http://kinugasa-onsen.seesaa.net/
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/kinugasayu/
京都にある天然温泉の水風呂

仁左衛門の湯に天然温泉の水風呂がある
さて、水風呂というのも納涼のためのひとつの手段でしょう。
しかし、そんなものは銭湯に行けば、どこにでもあります。
ですが、それが天然温泉の水風呂というと、なかなかないのです。

重厚なお湯で肌がテカテカします
実はそれがあるのが、京都の洛西にある「仁左衛門の湯」さんです。
源泉は2つあり、冷泉(25.7度)の単純泉が設けられています。この温度は、水風呂のように冷たい温度ではありません。人肌程度の温度なので入りやすい水風呂というのがポイントです。
冷泉は1号泉を使っており「単純泉」ですが、ここのは濃厚な単純泉で、この温泉で顔をさするとテカテカになります。
また、2号泉は「ナトリウム-塩化物炭酸水素塩泉」なので、良くスベスベする泉質となっており、温泉担当の評価では「京都市内ナンバーワンの泉質」です。
(1)空蝉 露天の岩風呂が広く(ぬるめ)、水風呂は小さめ ※オススメ※
(2)藤壺 露天は熱すぎで不人気、水風呂は大きめで人気がある
ただ、大浴場は2つあり、行った日によって評価が変わるかもしれません。
日替わりで入れ替えなので、好みによって行く日を考えてください。
京都府京都市西京区樫原盆山5
入浴料:700円(平日)、850円(土日祝)※会員は50円引き
営業時間:10時~深夜2時(土日祝は朝8時~)
定休日:年中無休
URL:http://www.nizaemon.com/
真夏の京都でもマヂでヤバイくらい寒いスポット まとめ
ということで「真夏でも絶対に寒い!京都の納涼スポット」はいかがでしたでしょうか?
ある意味、いつもの我々的な京都案内ですが、本当に涼しい場所だけを紹介しました。
ぶっちゃけ言ってしまうと、なんちゃらまとめなどに掲載されている「京都の納涼スポット」は、これっぽっちも涼しくありません。
本当に涼しくなりたいのであれば、トンネルか銭湯に行くしかありません(笑)
京都の穴場案内 「京いってみた」 や「京都秘境ハンター」。京都の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。京都の起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
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記事を書いている人
記事を書いている人は飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のある「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを経験して退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は2600件以上あります。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。