京都の古道といえば「長坂道」ですが、まだ過去に舗装された痕跡があるのでバイクでも走れます。しかし、大昔は当然のように舗装されていなかったわけです。
当時の人はどんな道を歩いていたのでしょうか?
古道「若狭街道」、昔のままのエゲツない道(鯖街道)
そんな雰囲気が残る「古道 若狭街道」に行ってまいりました!
若狭街道とは、琵琶湖の北側の日本海沿岸地域(福井県や新潟県)から京都に鯖(さば)を運んだ古道が有名です。現在でも「鯖街道」の名称で道は残っていますが、本当の古道はもうところどころ残るくらいです。
現在では国道27号や国道367号が「鯖街道」と呼ばれています。
当時はこの道を徒歩で鯖を運んでいました。
古くは平安時代くらいから行われており、1300年近く前から道があったようです。
ちなみに、福井県の小浜から京都まで24時間歩き続けてついたそうです。
1日で行けるんですね。
鯖街道の古道の一部が京都市内にあります
さて、そんな鯖街道の古道の一部が京都市内にあります。
それも、当時そのまんまに(勝手に推測)。
京都府道31号線のこの位置から100メートルほど南に戻った曲がり角付近にあります。
「若狭街道」とあるように、この辺で「日本海側の若狭はねーだろ」という話なのですが、要するに「鯖街道」のことです。
写真で見てもらえるとわかるように、道というよりも「けもの道」であり、林道ですらありません。
道があるようなないような・・・
いきなり見えないドブはあるわでものすごい道です。
さらに先に進むと・・・
我々を狙う罠が!!
これ大型の鳥獣用仕掛け罠ですね。
要するに
けもの道なんですね・・・。
私は「文化的進歩人」なので、これ以上は進めませんでした。
ひ弱なもんで。
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