今回の「京都案内」は、京都で唯一京都らしくないアーケード商店街「新京極通」のコア部分を見に行って来ましたので写真をまじえて紹介します。新京極通には多種多様なお店がありますが、修学旅行生や若いカップルをターゲットにしたお店が密集しています。特に、クレーンゲームのお店「ハリケーン京都店」付近は昔から「京都らしくない」雰囲気が漂う場所です。
なぜ、京都でもここだけ雰囲気が違うのでしょうか。
それは「新京極通」が娯楽を目的に作られた場所だからです。
記事の内容
新京極通 京都でも珍しい大阪の繁華街っぽい雰囲気の商店街

四条河原町の「新京極商店街」周辺を散策してきました
今回の「京都案内」は、四条河原町の「新京極商店街」周辺を散策してきました。
「新京極商店街」は京都では特別な場所で、修学旅行生など学生さん向けのショップが集中しているエリアです。
大阪だったら、こういった雰囲気はところどころで見かけるのですが、京都では他で見ることがなく「新京極商店街」独特の風景と言えます。
今回は、この風景を撮影してきましたので紹介します。
ハリケーン京都店(クレーンゲーム)

クレーンゲームの「ハリケーン京都店」付近が一番の難波っぽさがあります
クレーンゲームのお店「ハリケーン京都店」さん付近は若い子向けのお店(ゲームセンター、食べ物屋台)があるエリアです。(撮影日は2017年12月24日)
この付近が大阪・難波っぽい雰囲気の場所で、ゲームセンターがあるのもこの周辺くらいです。
私も30年ほど前に修学旅行で、この付近を散策しましたが「ハリケーン京都店」の所はその時からゲームセンターだったように記憶しています。
ちなみに正確には上の青い店舗は「ハリケーン寺町京極店」という店名です。

ハリケーン寺町京極店
クレーンゲームはもう30年以上前に初めて世に出たゲームですが、当時は「UFOキャッチャー」と呼んでいました。
私は下手くそだったので、景品が取れたことはほとんどありませんが、当時の景品は今でも大事に持っていたりします。
随分と大きい「ぬいぐるみ」や「フィギュア」なんかが見えますが、カップルや子供が数名ほど入店しているようでした。

隣も「ハリケーン」です
隣も「ハリケーン」で、同じくクレーンゲームのお店です。
アニメの景品っぽいものが見えますが、店頭では「FGO」のBGMっぽいのが流れていました。
二軒のゲーセンが並んでいるのは京都でもココくらいだと思います。
梅しん 唐揚げのお店に行列が

唐揚げのお店「梅しん」
唐揚げのお店「梅しん」さんの屋台には行列が出来ていました。
「梅しん」さんはテレビでも紹介されたことがあり、からあげグランプリ金賞を受賞しているので「日本一うまい からあげ」の看板を出しています。
「からあげグランプリ」で金賞のお店は年々増えていくのと、部門があるので「日本一うまい」店は他にもあったりします。
なお、テレビというのは『マツコの知らない世界』のことで、コロッケの回で「牛すじコロッケ」が紹介されています。
・焼肉ダレマヨネーズや京風抹茶塩など11種類のソースが選べる
蛸益 安いたこ焼きのお店

たこ焼きの「蛸益」さんも行列のお店です
隣はたこ焼きの「蛸益」さんの行列です。
こちらも美味しいお店とか行っておくべきお店と紹介されていて行列ができることが多いお店です。
名物は「つゆたこ」で、和風だしで食べるたこ焼きが250円というリーズナブルな価格で販売されています。
この立地で値段が安くて、大阪の難波レベルの価格なのが人気の理由です。
・つゆたこの価格は250円
・揚げたタコ焼き4個入り
・和風だしで食べるたこ焼き
・トッピングは「大根おろし、おろし生姜、青ねぎ、刻み海苔」
おやつに蛸益の『たこせん(あまくち)』&『冷やしつゆたこ』
うまし!次は別の味も試そうっと pic.twitter.com/FnnPqarYk4— HuGっと!らくちゃん(Rakuchan) (@rak296) 2017年6月30日
ガレリアアパート

レンタルショーケース「ガレリアアパート」
2015年6月14日から営業している「ガレリアアパート」さんというショップです。
フィギュアが並んでいますが、いわゆる秋葉原にあるようなレンタルショーケースの京都版です。
出品者がスペースを借りて、商品を販売するというシステムですが、こういうお店があるのも「新京極通」ならではなのかもしれません。
京都の新京極通コアエリア まとめ

面白いTシャツを売る店もあります
今回は「新京極通」のコア部分だけの紹介ですが、新京極通は、修学旅行生や若い方をターゲットにしたお店が多い通りで、隣の寺町通とは全く違った趣があります。
寺町通は京都らしいですが、新京極通は大阪・難波っぽい雰囲気と一筋違うだけで雰囲気が変わるのが面白いところです。
というのも、この「新京極通」は1872年(明治5年)に京都府参事であった槇村正直が「娯楽街」を作るために道を整備したところから始まっているからです。
京都でも、ここだけ雰囲気が違うのは根本的に「娯楽」のための通りで、テキ屋(香具師)と組んで見世物小屋などの「まったく京都らしくないお店」を誘致したからです。
そのため、京都でもココだけはこんな感じになっています。
・京都府参事とテキ屋(香具師)が協力して見世物小屋などを誘致した為
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