今回の「京都案内」は、祇園にある京風ローソン「ローソン 八坂神社前店」を見に行ってきました。2018年1月上旬には閉店することになっており、12月9日に新聞報道やニュースでも登場したので「ローソン 八坂神社前店」の閉店をご存知の方も多いでしょう。
ということで、今度はいつ見られるか分からないので「ローソン 八坂神社前店」まで見に行って来ました。
祇園にある「京風ローソン」が2018年1月に閉店
京都祇園にある「京風ローソン」が2018年1月に閉店することになっています。
というのは、すでに2017年12月9日にニュース報道されていますが、せっかくなので閉店予定となっている「ローソン 八坂神社前店」の写真を撮影してきました。
祇園のローソンが閉店する理由は、単純な話で「地価高騰」が理由です。
・地価高騰
・2018年1月上旬に閉店
この店舗が「京風ローソン」と呼ばれているのは、京都には「景観条例」というのがあるからです。
特にこの「祇園」界隈では派手な外観での出店は大きく規制されているため、見た目も落ち着いた感じのものでなければ営業許可が下りないのですが、パッと見はどこが「京風」なのか分かりづらいと思いますので、以下で解説します。
どこが「京風ローソン」なのか
この「ローソン 八坂神社前店」が「京風ローソン」と呼ばれる理由は、京町家の特徴がいくつか盛り込まれているからです。
道に面したウィンドウには一部「京格子」が使われており、看板も白地に濃い茶色の看板になって落ち着いた感じにしてあります。
また、軒下には「犬矢来(いぬやらい)」が設置されていますが、これも京町家の特徴です。
・白地に濃い茶色の看板になっている
・犬矢来(いぬやらい)があり
店内は普通のローソン
しかし、店内は普通のローソンで、ローソンでも小さい部類の店舗になります。
なぜ、この程度のローソンが閉店するだけで新聞報道になったりしたのか疑問がありますが、2017年の京都はネタが少なく、テレビでも京都が紹介されることが非常に少なかった年です。
そのため、祇園という京都最大の観光地にある「京風ローソンが閉店する」という話は、読者の注目を浴びやすいネタだと判断されたのでしょう。
ローソン 八坂神社前店
この祇園にある「ローソン 八坂神社前店」は、八坂神社の真正面で四条通と東大路通の交差点角にあるお店です。
京都でも観光客が一番通る道で、京都に来て「八坂神社」に行かない観光客の方が珍しいと言えます。
そこに出店しているということは売上も相当あったはずですが、家賃の折り合いが付かなかったということはよほど高額な家賃であったと推測されます。
しかし、2017年の京都は10月頃から景気が徐々に悪くなっており、12月になってからは失速とも言えるほど観光客が減っているのが本ブログのデータ上では分かっています。
祇園や四条河原町であれば観光客はいますが、御池通を北に越えると観光客が一気に少なくなってきます。12月に入ってから「金閣寺エリア」は閑散期で、飲食店などからも客が来ないという声を実際に聞いています。
地価高騰の理由は「良い場所への一極集中」であって、本当の景気の良さを反映したものではないと思います。
営業時間:24時間
定休日:年中無休