4/25くらいにワードプレス(Wordpress)を「4.2–ja」にアップデートしたところ、ワードプレス編集画面で文字入力する際にIMEの変換が極端に遅くなる現象が出ました。今回、要因を探っていたところ、ある機能が重いことが判明しました。その重い動作の原因は、編集画面にある「表示オプション」の中から設定できるものでした。
原因は「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」にありました。
記事の内容
ワードプレス(Wordpress)「4.2–ja」アップデートで文字入力(IME変換)が激遅に
現在使っているWindows8のパソコンはメモリ2GBなので、メモリ不足で悩まされることがありました。
一番多いのは、ブラウザを多く開くと、メモリ不足でキーボード入力やコピペが遅延する現象です。
これは、Bluetooth(ブルートゥース)キーボードで特に顕著で、USB無線タイプのキーボードはまだ早く入力ができましたが、メモリ不足やUSBの負荷が高い時には、USB無線タイプのキーボードでも入力に遅延が起きていました。
しかし、今回は特に負荷が高くなさそうな状況で、ワードプレス(Wordpress)の編集画面限定で文字入力(IME変換)が激遅になるという現象が出たので、対処方法を探っていました。
解決方法!文字入力(IME変換)が激遅になった原因は「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」
今回の動作の重い原因を探るために、プラグインの調査やOSのリカバリーなどを試しても改善しなかったので、根本要因はワードプレス側にあると限定して調査したところ、ある機能が原因であることが今回わかりました。
編集画面の右上にある「表示オプション」を開くと、「最大行表示エディターと集中執筆モード機能を有効化します。」というチェックボックスがあるのですが、これを無効にすると快適動作することがわかりました。
ワードプレス「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」
ワードプレス「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」は、「4.2–ja」から実装したものではなく、すこし前から存在していました。
しかし、バージョン「4.2–ja」にアップデートした後に、少し長い記事を書いたところ、ワードプレス編集画面で文字入力する際にIMEの変換が極端に遅くなる現象が出ました。
少し長い記事といっても普段の文字数とさほど変わりがないため、「4.2–ja」で「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」を有効にして「ちょっと長い記事を書く」と編集画面でIMEの変換が極端に遅くなる現象が発生すると考えて良さそうです。
結局はPCの非力が原因?
使用していたPCは前にも記事に書いた「Acer Aspire P3-171」です。(記事はこちらです)
IMEの入力遅延が発生した際には、メモリはまだ1GBほど空きがあったので、メモリ不足だけが要因と言えません。
しかし、「最大行表示エディターと集中執筆モード機能」はJavascriptを使って制御しているので、そのためにブラウザへの負荷が高くなっていると思われます。
また、バージョン「4.2–ja」にアップデートした後から発生しているので、その他の機能追加やコード変更で負荷が高まったのかもしれません。
非力なパソコンで動作を快適にする方法
非力なパソコンで動作を快適にするには、いくつかコツがあります。以下の記事で、安全に高速化する方法を書いていますので、ご覧ください。
最新記事はトップページで!
京都発・地方が盛り上がるグルメや観光に撮影ロケ地の話題を提供!