イージスPro(ワークマン)を実際に購入して、通常の「イージス」と防水防寒性能やデザインなどを比較してみました。京都のみならず2017年は最強寒波で寒い日が続きワークマンではすでにイージスProの在庫がなくなったというほど売れています。
実際に着用して冬山ツーリングしてきましたが、まったく問題なく防寒性能はさすがと言えるでしょう。
記事の内容
ワークマン「イージスPro」が入手困難!京都で探しまくってきました

防水防寒コード イージスPro 爆売れで入手困難らしい
1月23日から京都はあまりの極寒で雪も降っているのですが、いつも取材で使っているワークマンの防水防寒着「イージス」も1年使ってヨレヨレになってきました。
そこで、新しい「イージス」を買いに京都中の「ワークマン」を探したのですが、どこに行っても在庫が僅少でかなり売れているようです。
今回はイージスの上位商品である「イージスPro」を実際に購入してみたのでレビューしたいと思います。
以前の「イージス」と何が変わって進化しているのでしょうか?
そして、京都のどこで「イージスPro」は入手できたのでしょうか?
ワークマン「イージスPro」を向日店で購入
今回、京都でワークマンを3店舗見てきました。
・ワークマン 京都向日店 (イージスPro・イージスつなぎ)
・ワークマン 京都伏見横大路店 (イージス完売)
・ワークマン 亀岡店 (イージス在庫あり)
最初に「ワークマン 京都向日店」を見に行ったところ「イージスPro」と「イージスつなぎ」が3セットほどありました。しかし「イージス」は売り切れでした。
当初はノーマルイージスを買うつもりだったので、近くの「ワークマン 京都伏見横大路店」へ行ったところ「イージスは完売です」とのことでした。
結局、亀岡店で「イージス」は6800円で上下セット(定価)と「イージス カモフラ」が7800円で売られていたのですが、その値段出すなら「イージスPro」上下セットの10700円にしようと思ったわけです。
極寒にも耐えるワークマンの防水防寒着をレビュー

京都向日店で最後の1着を購入!
この「イージスPro」ですが、「ワークマン 京都向日店」さんに電話して1着取り置きしてもらうことにしました。
すると・・・・
店員さん 「最後の1着でメーカー在庫もないそうです」
とのことで、これが最後の1着であれば、もう近隣のワークマンには在庫がないことになります。
ワークマンは「八幡・宇治・京田辺」にもお店はありますが(店舗一覧)、そこまで行くのは少し遠いですね。

左が「イージスPro」で右が昨年買った「イージス」
では、この「イージスPro」ですがノーマル「イージス」と比較して何が変わっているのでしょうか?
簡単にまとめるとこうです。
(1)値段が1.5倍
(2)素材がゴムのようなポリウレタン生地
(3)柔らかく動きやすい
(4)軽くなっている
(5)見た目が異なる
性能はほぼ同じも価格は「イージスPro」だと1.5倍

性能はほぼ同じ
防水性能はノーマルで「耐水圧 10,000mm」となっており、これは暴風雨の中をバイクで走っても水の流入を完全に防いでくれるほどの性能であるのは、2年使って実証できています。
ただし「イージスPro」ではこの表記はカタログからはなくなっており正確な対水圧は不明となっています。
実際に雨の中をバイクで走行しましたが、性能的には「防水性は同じく高性能」であり「防寒性はイージス(ノーマル)以上」であるのは実感できました。
変わっているのは「値段」と「素材」あと「デザイン」だと思ってください。
イージスProはポリウレタン生地でゴムみたいに柔らかいので破れます

Proの生地は薄いゴムのようになっています
Proとノーマルの違いは生地です。
ノーマル ポリエステル
Pro ポリウレタン
Proの生地は「ポリウレタン」という素材で、見た目は自転車のタイヤチューブのような素材です。
ノーマルの生地はスノーウェアと同じ「ポリエステル」なので見た目がかなり異なっています。
よく言えば「ライダーズジャケットっぽく」なっていると言えますが、実際に使ってみたところしばらくして・・・・
ズボンのボタンを着脱していたら、ゴムのように切れてしまいました。
イージスProのズボンは高級感がすこし向上も浸水の可能性あり!

ちゃっちかったノーマルのズボンより高級な雨合羽感がでています
この生地が「ポリウレタン」になったことで変わったのは「軽さ・見た目・動きやすさ」なのですが、ズボンへの影響が一番大きいと思われました。
従来のノーマルズボンはなんというか安っぽいものでしたが、生地が変わったことでやや高級感が出ているように思えました。
しかし、実際に「イージスPro ズボン」を使ってみたところ、大雨の日はズボンのチャック部分が雨水が浸水してくることが分かりました。
これは、雨の日は必ず発生するため、次回の改良点として問題提起しておきたい点でした。
イージスProデザインはかなり違います

袖口は頑丈になっており「リストガード」はありません
デザインの大きな違いは袖口です。
上下ともに袖口はノーマルより頑丈になっています。
ノーマルだと袖口の汚れが目立つカラーだったのですが、Proでは黒一色で素材がポリウレタンなので汚れがこびりつかない利点が高まっています。

手の甲を寒さから守るリストガードはありません
さらに「リストガード」がありません。手の甲を寒さから保護するには優位なパーツですが、ヨレヨレになるとみすぼらしいという弱点もあったので上位バージョンでは採用していないのでしょう。
これは通常「手袋」をするため必要性は低いものではありました。

ポケットのファスナーとマジックテープがない
また「ポケット」のデザインはノーマルと完全に違っています。
ノーマルにはあったジッパーとマジックテープによる密封性がなく、折込タイプでアクセスが簡単になっています。
これはノーマルでは評価がよくなかった点の改良ですが、逆に財布などは心配で入れられなくなっています。

内ポケット(カイロ用)がある
その代わりに内ポケットがついていました。
ここに財布などは入れられますが、ジッパーを下げて取り出す必要があります。
ちなみに、ズボンにも内ポケットがあり、それは「カイロ用」となっていました。
イージスProはシワにならず動きやすい

軽くなって動きやすいのが実感できます
今回「イージスPro」とノーマル「イージス」を比較して思ったのは「動きやすい」ということでした。
最初は「薄い?」と思ったのですが、暖かさや防水防寒性能はノーマル以上でありながら、軽量で動きやすい生地を使うことで、今まではロボット歩きのようになっていたのが生身の人間のように歩けるように進化していました。
前述のように生地はゴムに近いのでシワにならないのも良い点でもありました。
ワークマン「イージスPro」まとめ

総合的にはノーマル以上の性能です
(1)値段は上下で10700円
(2)ポリウレタン生地で防水防寒性が向上
(3)軽く・柔らかくなっており非常に動きやすい
(4)今年は最強寒波で極寒ということもあり「イージスPro」のメーカー在庫なし
(5)ズボンに改良の余地あり!雨の日に水が入ってきます
(6)生地が柔らかいのでズボンのボタン部分がすぐに破れる
ということでワークマン「イージスPro」を実際に購入して使ってみたレビューでした。
価格は高いものの、ノーマル「イージス」だとスキーウェアみたいに動きづらかった点が大きく改良されていました。
価格は4000円ほど高くなりますが、デザインなどが気に入れば、性能はノーマル以上だと言えます。
実際に冬山をバイクで走り、吹雪の中などでも耐久実験しましたが、下着にイージスという服装でマイナス1℃で耐えられます。
ノーマルだと走っている際に奥歯を噛みしめて底冷えに耐えることもあったのですが、「イージスPro」は防水防寒性能が向上しており・・・・
寒い!
とは一切思いませんでした。
しかし、ズボンには改良の余地がたくさんありました。雨の日に水が浸水してくるのは意味がないため、結論としては「ノーマルイージスの方が良い」という結果となりました。
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