ブランドさんまってあまり聞かない言葉です。ですが、ブランド魚があるように「ブランドさんま」も存在しており、今頃の9月~10月はまさに旬だったりします。
今回は、そんなブランドさんまをまとめてみました。
秋の魚 サンマ
秋の秋刀魚は春の間は北海に北上していたサンマが、再度日本近海に戻ってきたものを言います。その頃のサンマは脂も載っており大変おいしく「秋の味覚」と言われます。
サンマといえば、小さい頃は「安い魚の代名詞」でしたが、最近は輸入肉の方が安く、お魚の方が高い時代になっています。
そんな中でも安価で安定供給されているサンマですが、ブランドさんまというものもあったりするのです。
青刀さんま(釧路)
青刀さんまも頂いた!本当は刺身で、醤油に一味辛子で頂きたかったっすけど、さばけませんW焼いたけど(^q^)です!青白く光ってますね((((;゜Д゜))) pic.twitter.com/5ci0xEWGRh
— 凱 (@NIPPONEX1937) 2014, 9月 9
釧路で水揚げされる「青刀さんま」というブランドがあります。
これは今の時期(9月~11月)の旬のサンマの中でも、見た目や鮮度の良いものだけを厳選し、即出荷されたものです。
サンマは特に鮮度が命と言われます。それは栄養価の高い内臓部分の鮮度が落ちやすいからです。
そのため、鮮度にこだわったサンマほど重用されます。
しかし、青刀さんまの入手は通販などでは不可能です。
とはいえ、今は空輸などで鮮度の良いものが翌日発送で通販もされていますので、そちらを利用するとよいでしょう。
大黒さんま(北海道厚岸沖)
《番外編》
呼称:大黒さんま
北海道厚岸沖にて漁獲される秋刀魚。
船上で〆等の処置を行うため、鮮度が非常に高く味も良く脂も程好く乗る。
焼くとジューシーな脂に包まれた身を、刺身では蕩けるような身を堪能できる。 pic.twitter.com/IfYeqmM6xw
— 魚図鑑 (@sakana_zukan) 2015, 9月 2
北海道厚岸沖で獲れる秋刀魚が「大黒さんま」です。
こちらもブランドさんまで、鮮度や規格をクリアした厳選さんまにつけられるブランド名です。
青刀さんまと同じで、即選別・出荷されています。
厚岸漁業組合で通販も可能ですが、この地域のサンマで航空便翌日発送の通販もあります。
一本立ち歯舞さんま(北海道根室)
根室から届いた一本立ち秋刀魚でお刺身♪ pic.twitter.com/FeqOsvjtTY
— YASU@次走12/23宝塚ハーフ (@yasu_defcon1) 2014, 9月 11
一本立ち歯舞さんまは「一本立ち秋刀魚」とか「歯舞さんま」と呼ばれるブランドさんまです。
こちらも、根室歯舞で獲れたサンマを厳選して即出荷したもので、生サンマとして食べることができます。
通販などでも出回っているのですが、売り切れています。
でも、これも同じく根室水揚げのサンマで翌日発送のものがありますので、それを利用してもよいでしょう。
まとめ
今回紹介したのは北海道の秋刀魚ばかりです。
なぜでしょうか?
それは北海道水揚げでも、東北(三陸)水揚げでも漁場が同じだからです。
そうであれば、新鮮さにこだわるサンマは漁場から近い北海道から空輸するほうが鮮度が良いはずです。
さらにいえば、サンマはどこも漁場は同じなんで、ブランドサンマでなくても鮮度にこだわって翌日発送のものを通販すれば、良い状態のサンマを食べられるということでもあります。
ちょうど、9月~11月はサンマの旬です。
特に、今の時期は芳醇な北の海で育ったサンマが入ってくる時期です。
おいしいサンマを食べるなら今です。
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