JR長浜駅の商業ビルにある「産直市場えきまちマルシェ」が2019年4月25日で閉店することとなりました。滋賀県長浜市が筆頭株主となっている第三セクター経営で年間赤字が4千万円となっており、継続営業は無理だと判断したようです。
産直市場えきまちマルシェ 2019年4月25日閉店

JR長浜駅東口「産直市場えきまちマルシェ」が閉店
JR長浜駅の東口で開業した「えきまちテラス長浜」の1階で長浜市の農産物や特産品を販売していた店舗「産直市場えきまちマルシェ」が2019年4月25日に閉店することになりました。
産直市場えきまちマルシェの開業は2017年7月、わずか1年9ヶ月での閉店となります(ベーカリーコーナーは3がtル31日で終了済)。
※ただし、2019年4月27日~5月6日のGW期間中のみ限定オープンする予定です。

第三セクター経営で年間4千万円の赤字による閉店
滋賀県長浜市が筆頭株主となっている第三セクター経営の店舗でしたが、年間赤字は約4千万円となっており、収益の見通しがたたないという理由で閉店となります。
駅前再開発によって開業した「えきまちテラス長浜」ではありましたが、観光客の流入などは少ないイメージがある長浜では継続した売上の計上は難しかったようです。

地域の特産物を売ってますだけでは駄目(産直市場えきまちマルシェ店内)
こういった事例は地方としではよく見られることで、ハコを用意するのは難しいことではありませんが、そこへの導線を用意できていない事例が数多くあります。
個人的な見解ですが、行政の役割は観光客や店舗を誘致することだと思います。
行政みずからハコを用意するのではなく、導線を敷くことに注力すべきだったのではないでしょうか。
えきまちテラス長浜 への行き方(アクセス方法)

JR長浜駅東口「えきまちテラス長浜」この一階にあります
産直市場えきまちマルシェがあるのはJR長浜駅の「えきまちテラス長浜」一階です。
駅直結なので便利ですが、人はあまりいません。
長浜市は魅力的な町ではあるものの、テレビで紹介されることは少なく、紹介されるとしても有名な店舗3店舗ほどだけです。
常に新しい魅力を地域は発信したいと思いますが、メディアによる地方の紹介が超有名店に限定されているのも、こういった店舗が閉店するひとつの要因だと思います。
実食レビューや新店情報、テレビで紹介される商品や店舗などをまとめ、それを参考に商品開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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