400年部外者は立入禁止だった京都の高台寺が2020年1月29日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介されるそうです。一般公開されたのは平成元年(1989年)4月と比較的最近のことで、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院です。
京都の高台寺が『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介
2020年1月29日放送の『世界の何だコレ!?ミステリー』で、京都にある豊臣秀吉ゆかりの寺が紹介されます。
予告では「400年!部外者は立入禁止だった京都の寺!」と書かれていますが、これは「高台寺(こうだいじ)」のことです。
秀吉とねねの寺として知られ、豊臣秀吉の正室である北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るために建立した寺院です。
寺院といって秀吉と北政所を祀る霊廟があり、ほぼほぼ個人のお墓がある寺ということになりますが、当時の豊臣秀吉の権勢が窺える寺院です。
予告にもあるように一般公開されたのは平成元年(1989年)4月と比較的最近のことです。
放送では、この高台寺の随所に隠された豊臣秀吉の遺品が紹介されるとのことでした。
高台寺の随所に隠された豊臣秀吉の遺品とは
では、高台寺の随所に隠された豊臣秀吉の遺品とはなんなのでしょうか?
予告映像を見ると秀吉が度々通っていた茶室「時雨亭、傘亭」が映っていました。
この茶室「時雨亭、傘亭」は元は伏見城にあった「草堂」と「高堂」を移設して茶室として利用したのが始まりです。
時雨亭と傘亭をあわせて「安閑窟(あんかんくつ)」とも呼ばれています。
もうひとつ予告に映っていたのが「観月台(かんげつだい)」です。
これは開山堂と北書院を結ぶ回廊「楼船廊(ろうせんろう)」の中間にある建物のことで、これも元は伏見城にあった遺構を移設したものです。
また、回廊がつながる「開山堂」の天井は豊臣秀吉の船にあった天井を移築したものです。
予告でもこの天井が映っているのが確認できます。
なお、現在は特別に「霊屋(おたまや)」の内部に入ることができるようになっており、秀吉の顔を忠実に再現したとされる厳重管理の「木像」を間近で見ることもできます。
期間は令和2年1月10日~3月1日まで。
霊屋室中 特別公開という期間限定のイベントです。
公式サイト:http://www.kodaiji.com/