長崎県にある船石岳の電波反射板が、2018年8月29日放送『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介されるそうです。いつもの「衛星写真で見つけた謎エリア」という企画で、山の山頂に白い建物が2つあるじゃん!見に行こーぜというノリが個人的には好きでよく見ています。
今回もただの電波反射板ですが、それがそこにあるには当然のように理由があるからです。
長崎県にある謎の白い建物が『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介

長崎県の山中にある謎の白い建物が『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介
毎週よく視聴している『世界の何だコレ!?ミステリー』、結構好きな番組で、内容がクダラナすぎて逆に面白いという番組です。
その中でも秀逸なのが「田中隊長の調査」と「衛星写真で見つけた謎エリア」という企画で、特に謎エリアの企画はドーデモイイものを苦労して見に行くという隠れたコンセプトがステキだと思います。
今週は長崎県にある謎の白い建物が謎エリアとして紹介されるそうです。
予告を見ていると、その白い建物がチラッと映るのですが、これはいったい何なのでしょうか?
実は、この謎の白い建物とは田舎の山奥でよく見る・・・・
電波反射板
です。
ほんと、ドーデモイイものですよね(笑)
船石岳の電波反射板
普段の生活で「電波反射板」はドーデモイイものですが、生活には必要な隠れた生命線です。
正式名称は「無給電中継装置(passive repeater)」で、電波が届かないエリアに電波を届けるための施設です。
同様の施設で、パラボラアンテナを2基設置して、一台で受けた電波をもう一台のパラボラアンテナで別の方向へ放出するタイプもあります。
2018年8月29日に『世界の何だコレ!?ミステリー』で紹介される電波反射板は、長崎市にある「船石岳」の山頂にある電波反射板で、電波が山を越えられるように設置された電波反射板なんです。

下にある集落で届けるため同じ方向へ反射させるタイプ
船石岳の電波反射板は無給電のタイプで、単純に電波を反射させるものですが、二基の電波反射板を向き合わせて設置されています。
たぶん、直進性の強いマイクロ波が船石岳を越えることができないので、長崎市内からの電波を北東の山の下にある集落で届けるため、同じ方向へ反射させるタイプのものです。
山間部の集落へ防災無線を届けるために使われるものだと思われ、長崎市内からの電波を船石町へと届けるものでしょう。
場所は「船石岳」の山頂でハイキングコースで通れるようになっています。
「世界の何だコレミステリー」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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