4/23放送『人生の楽園』は、ひさしぶりの地元である関西が紹介されます。紹介されるのは「農家民泊JINと小梅」という農家民泊を経営する稲毛誠治さんご夫婦ですが、田舎の農家ばかりだと思ったら大間違いです。和歌山県紀美野町は最近の関西で話題となっている「絶品グルメ」の町でもあるのです。
今回は、紀美野町のグルメの魅力や、満天星空の魅力をご紹介します。
記事の内容
稲毛誠治さんが人生の楽園に出演
4/23放送の『人生の楽園』は、我々の地元の関西は和歌山が取り上げられます。
紹介されるのは会社員として転勤などを繰り返す人生だった稲毛誠治さんで、「田舎に住みたい」という願望を実現させた方です。
その稲毛誠治さんが経営するのが、和歌山県紀美野町にある「JINと小梅」という農家民泊なのですが、実はこの和歌山県紀美野町は関西の方ならご存じのように、最近ではグルメスポットとしても注目されつつある町なのです。
今回は「農家民泊 JINと小梅」以外にも、最近の関西で話題となっている「美野町の絶品グルメ」も一緒に紹介します。
稲毛誠治さん 田舎移住のきっかけ
電機メーカーの社員として各地を転勤する生活をしていた稲毛誠治さんは奥様のるみ子さんとご結婚して、忙しい生活を送っていました。
転勤族だったこともあり、地方などの生活を見る機会があったのでしょう。そのうちに田舎生活にあこがれるようになったと言います。
49歳になった時、大阪市や和歌山市にも近い和歌山県紀美野町に移住をする決意が固まり、その夢を実現させました。
2013年 和歌山県紀美野町(きみのちょう)に移住
2014年 農家民泊JINと小梅 開業
JINと小梅 柴犬と楽しむ農家民泊と予約方法
紀美野町には農家民泊が10軒ほどあるのですが、その中でも柴犬JIN君と遊べて、農家体験や地元のお料理を体験できるのが「農家民泊 JINと小梅」です。
春の今の時期だと山菜が、この辺りではお料理に出てきますね。
名前の「JIN」というのは柴犬のJIN君のこと、「小梅」というのは地区の名前から取っています(梅本地区)。
予約は公式サイトのメールフォームから受け付けています。電話だと忙しくて対応できない場合がありますので、予約はメールフォームを使ってくださいと告知されていました。
宿泊料金などは公式サイトで確認した方が良いです。2016年4月現在では大人一泊7000円(二食付き)となっていますが、1日1組限定で、すでに2016年のゴールデンウイークは予約で一杯です。
ただ、後述しますが、紀美野町には「たまゆらの里」という宿泊施設や、他にも農家民泊がたくさんあります。
和歌山県海草郡紀美野町636
TEL:073-489-3471(予約は公式サイトのメールフォームで)
URL:http://jin-to-koume.hippy.jp/
稲毛誠治さんが移住した紀美野町ってどんな町?
紀州(和歌山の意味)と美里町に野上町の1文字ずつを取った町名で「紀美野町」となった合併町のことです。
海南市にも近いので、不便ということはないのですが、紀美野町は電車も通らない所です。
電車は、かつて野上町と海南市を結ぶ路線「野上電気鉄道」が登山客のために開通していたのですが、1994年には廃止路線となってしまいました。
田舎の農村という色合いが濃い町で、町中にはスーパーやファミレスなどはなく、コンビニは都市部に近い側に「ファミリーマート 紀美野町店」があるだけです。
でも、関西ではたまにテレビで紹介される町でもあるんです。
満天の星空が眺められる。
実は大阪でも知られたグルメスポット
我々も関西なので、テレビで「紀美野町のグルメスポット」が紹介されるのをよく目にしますが、実は週末なんかはこの紀美野町までドライブして、地元グルメを楽しむ方が多くいる町だったりするのです。
たとえば、代表的なのがジェラート専門店「キミノーカ」さんです。
また、農家民泊「JINと小梅」さんがあるのが、標高870メートルの生石山の頂上なのですが、ここからは夜空一面に満天となった星空を見ることが出来るスポットでもあるのです。
農家民泊JINと小梅の魅力(1)生石山の頂上からの絶景星空が眺められる
和歌山県紀美野町(きみのちょう)は和歌山県というほとんどが山という県にあるのですが、紀美野町は和歌山市から近く、山深くなってくる手前にある町です。
ここから見る絶景の満天星空は人生観が変わるくらいの迫力があります。
※画像は「和歌山県紀美野町 観光PRムービー」より
満天星空が見られる有名な景勝地は「生石高原」(おいしこうげん)という一面がススキの高原です。
空気がきれいなこともあり和歌山県最大の天体望遠鏡のある「星の動物園 みさと天文台」という施設もあります。
「生石高原」は初夏になるとキャンプのお客さんで賑わいますが、なんと標高870メートルもあり、頂上からは絶景を眺めることができるからです。
実は「農家民泊 JINと小梅」さんは、この「生石高原」のある生石山の頂上近くにあるので、夜はものすごい星空を見ることができるのも魅力となっています。
雨上がりには運が良ければ、絶景の「雲海」が見られるかもしれませんね。
農家民泊JINと小梅の魅力(2)和歌山県紀美野町はグルメで賑わう町
和歌山県紀美野町というのは、何もない田舎町というイメージが濃いのですが、実は多くのグルメスポットがあることで知られ、関西では週末にドライブに出かけて、紀美野町の農産物を使ったグルメを楽しむということをしています。
(1)野菜ジェラート専門店「キミノーカ」(地図、月曜休み祝日は営業翌休み)
(2)コーヒーレストラン「くりとくら」(ラップヤード ザ スタンド、もみのき食堂)(地図、土日10:30~14時or17時のみ営業、ランチは要予約)
(3)ベーカリーテラス「ドーシェル」(地図)
(4)超隠れパン屋「森のぱん屋さん」(地図)
この中でも、ものすごい場所にある「森のぱん屋さん」は隠れすぎた穴場グルメとして知られています。
和歌山の山奥でジェラート#キミノーカ pic.twitter.com/m21BLcYHKT
— 一休 (@IkkyuRyo) 2016年4月16日
くらとくり♪♪
美味しかった(。・ө・。) pic.twitter.com/4B8wTbYPPd— 中西浩平 (@nk21kendo) 2016年4月23日
久し振りにドーシェルへ🍞
今日はお天気が良くて、見晴らし抜群✨
食事も美味しかったぁ(*^▽^*) pic.twitter.com/BZGJXDfZB3— 夕樺 (@makiko_yuka) 2016年4月22日
農家民泊JINと小梅の魅力(3)隠れグルメ 森のぱん屋さんに行ける?
和歌山県紀美野町には、超隠れグルメで「森のぱん屋さん」というのがあります。
ここ、行くのがものすごい大変な場所にあるのです。
I'm at 森のぱん屋さん in 海草郡紀美野町, 和歌山県 https://t.co/FYoH2a5ufk pic.twitter.com/Wk4Evnq8sl
— なる。@5/29鈴鹿 (@kansai_roadbike) 2016年4月9日
というのも、上のストリートビューはまだ途中なのですが、この人が通るくらいしかできない道のさらに奥にログハウスのお店「森のぱん屋さん」がこっそり営業しているのです。
車だと慣れていないと行くことはできません。なぜなら、ほぼ180度カーブの細い道が続くからです。
紀美野町といっても、道が福井町から一本道しかないので、紀美野町からだと大回りで行かないといけません。
しかし、天然酵母にこだわりの素材で作られたパンは前に『Smastation!!』(スマステ)でも取り上げられたほどのお店で、なぜかこんな山奥なのに開店する日はお客さんが開店前から並ぶという不思議なお店でもあります。
1日30個限定の「クリームパン」が人気となっています。
美里町
森のパン屋さん。
赤ちゃんぱん、うまいッ!#美里町#森のパン屋さん#赤ちゃんのパン pic.twitter.com/fpykJqZzwF— 水島源廣(モトヒロ) (@mizumotohiro) 2016年4月10日
昨日行った森のぱん屋さん
雰囲気もとても良くて
自家製クリームパンも
ミックスピザもスープも
めちゃくちゃ美味しかった♪
ご夫婦で土日限定で経営してるそうで
良い雰囲気のご夫婦でした(๑ ́ᄇ`๑)ただ2輪は非常に行きにくいw pic.twitter.com/NAsfTW88Kq
— おーし@CBR600F 22日三重 (@CBR600F2011) 2015年12月13日
和歌山県海草郡紀美野町坂本723−1
営業時間:11時~17時(土日のみ)
農家民泊JINと小梅の場所と行き方(自動車)
紀美野町へは、大阪からおよそ2時間かかります。
国道42号線もありますが、大阪からなら阪和自動車道で「海南IC」で一般道に降りるのが一番早い行き方です。
「海南IC」から先は一般道で行きますが、離合困難な山道が続きます。車1台がやっと通れる草木の茂った道もあるので、普段慣れていない方はビックリすると思います。
「国道370号」はまだ良いのですが、県道180号で「JINと小梅」の近くは、上のストリートビューのように離合困難な林道になっており、実際問題として民家前までは車で行くことはできませんので、県道180号に駐車するしかありません。キップ切りには来たりしません(笑)
農家民泊JINと小梅の場所と行き方(バス)
バスの場合は、JR「和歌山市駅」や「海南駅」から大十バスのオレンジラインというのに乗車して「登山口」という場所まで行きます。
そこからさらに「ふれあい号」という地元のコミュニティバスに乗車して「中田金山バス停」という所まで行かないといけません。これも「大十バス」さんが運行している路線です。
さらに、そこから徒歩3キロほどあるということで、バスで行くのもなかなか大変ではあります。
和歌山県の農家民泊を紹介
紀美野町には「JINと小梅」さん以外にも、「たまゆらの里」という宿泊施設もあったりします。
紀美野町には他に農家民泊はないのですが、和歌山県の公式サイトでは農林業体験ができる農家民泊の一覧が掲載されているので、そこで探すことは可能です。
「たまゆらの里」は紀美野町のグルメスポットが多い場所からは少し離れるのですが、ログハウス風の宿泊施設のあるところで、家族でバーベキュー旅行ができたりします。
和歌山県海草郡紀美野町長谷宮705
URL:http://www.tamayura-sato.com/index.html
美里の湯 かじか荘 紀美野町の温泉旅館
紀美野町のグルメスポットを散策するなら、「美里の湯 かじか荘」という旅館が便利です。
温泉もある旅館で、川沿いに建っている比較的キレイで大きな旅館です。
ここは日帰り入浴も行っており、11時~20時で入浴料は550円となっています。
和歌山県海草郡紀美野町菅沢6
URL:http://niunomiyako.com/
まとめ
今回の要点は、紀美野町がグルメスポットであることと、満天星空を楽しめる場所であることです。
農家民泊「JINと小梅」は、そんな和歌山県紀美野町にあります。
(1)農家民泊「JINと小梅」は、柴犬JINと楽しむ農家体験の民泊です。
(2)予約は1日1組限定で、予約は公式サイトのメールフォームから可能。
(3)宿泊料金は1泊2食で、大人1名7000円
(4)農家民泊「JINと小梅」のある和歌山県紀美野町はグルメの町としても関西では有名。
(5)野菜ジェーラート専門店「キミノーカ」などテレビで紹介されるグルメスポットでもあります。
人生の楽園 4/23 予告
人生の楽園 4/23 予告は以下のとおりです。
【柴犬と楽しむ絶景暮らし】 雄大な景色が眼下に広がる和歌山県生石高原の古民家で、愛らしい柴犬と暮らす夫婦を紹介。遊休農地を開墾して野菜を育て、農家民宿も始めた。
電機メーカーの営業マンとして、全国各地で転勤生活を送った主人公。次第に田舎暮らしに憧れを抱き、「素敵な古民家で、畑仕事をしながら可愛い柴犬と暮らしたい」との思いを強くした。そして絶景を望む和歌山県紀美野町の古民家と出会い、3年前に会社を早期退職して夫婦で移住。長年の夢だった柴犬を飼い、築70年の家を改装して農家民泊も始めた。宿泊客は山菜を摘んだり、ヨモギ餅を作ったりと、季節ごとの田舎体験を楽しめる。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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