南アルプスクラインガルテンとは【人生の楽園】でも紹介

南アルプスクラインガルテンで農業を学んだ青木昇さん(南アルプス市)が2021年6月26日放送の『人生の楽園』で紹介されます。クラインガルテンというのは聞きなれない言葉ですが「滞在型市民農園」のことで、家と畑(農地)がセットで借りられるという便利な施設のことです。

南アルプス市の棚田で農業を始めた青木昇さんが『人生の楽園』で紹介


南アルプス市の棚田で農業を始めた青木昇さんが『人生の楽園』で紹介

南アルプス市の棚田で農業を始めた青木昇さんが『人生の楽園』で紹介

2021年6月26日放送『人生の楽園』は山梨県南アルプス市が舞台です。

この南アルプス市に住むのが青木昇さん、ご夫婦で2016年4月に移住してきた方で富士山を望む棚田で農業をしながら生活しています。

青木昇さんは若い頃から田舎暮らしに憧れてきたこともあり、テレビ番組『人生の楽園』の大ファン。

番組を見ていた時に紹介されていた「クラインガルデン」という施設に興味を持ちます。

クラインガルデンとは「滞在型市民農園」のこと

クラインガルデンとは「滞在型市民農園」のこと

クラインガルデンという言葉は聞きなれないと思いますが、日本語で言えば「滞在型市民農園」という施設のこと。農業を学びながら滞在することができるという農業体験施設のことです。

本来ははドイツで盛んな「農地の貸借制度」のことをクラインガルテンと呼びます。

イメージとしては家と畑がセットになった土地が区画ごとにいくつもある大きな市民農園と考えてもらえると分かりやすいかと思います。

青木昇さんが見つけたのは「南アルプスクラインガルテン」という市民農園。

2011年度の住人募集に申し込んで、早期退職をして南アルプス市のクラインガルテンに住みつつ農業を学んでいきました。

期間は5年、南アルプスクラインガルテンでは畑の師匠から農業を学んで過ごし、2016年にはクラインガルテンを卒業して同じ山梨県南アルプス市で土地を見つけて移住しました。

南アルプスクラインガルテン(インスタグラム)

南アルプスクラインガルテン(インスタグラム)

〒400-0316 山梨県南アルプス市中野2034(地図
公式:http://minami-alps-klein.jp/

クラインガルテンが選ばれる理由

上の写真が青木昇さんが農業を学び体験するために過ごした「南アルプスクラインガルテン」です。

では、なぜ「クラインガルテン」という施設が必要なのでしょうか。

田舎で農業をしたいなら農地を探せば良いのでは? と考える方も多いと思います。

しかし、現実的にはそんなに簡単なものではないのです。

農業を始めるにあたって、いくつもの問題があるからなんです。

・農業用地の問題
・農業技術の問題
・農業機具の問題
借りられる休耕地(休耕地)を探すのが大変(農業用地の問題)

借りられる休耕地(休耕地)を探すのが大変(農業用地の問題)

まず問題になるのは農地を探すということをしていると気が付くことです。

それが「農業用地の問題」です。

一般的には「休耕地」と呼ばれる農家の高齢化で管理されなくなった農地を利用するという手段が考えられます。

自宅から近いところに休耕地があれば良いのですが、問題はその休耕地が借りられるかどうかなのです。

例えば、京都府亀岡市で農地を探すとします。亀岡市には休耕地がたくさんありますが、それを借りられることは多くありません。なぜなら、休耕地の多くが市の管理になっているからです。

そのため、農地を探すにしてももっと北部の南丹市まで行かなければならず、農業をするために遠くまで通うことになるのです。

その問題を解決できるのが、農地と家のセットを借りられる「クラインガルテン」という制度です。

種を植えたら作物が育つわけではない(農業技術の問題)

種を植えたら作物が育つわけではない(農業技術の問題)

もうひとつの問題点が「農業技術の問題」です。

農業を学びたいと思っても専門の大学や高校に通うのも大変です。

世襲制度の強い農家に弟子入りというのも簡単にはいかないでしょう。

種を植えて作物が問題なく育つのであれば良いのですが、農業はそんなに簡単なものではありません

そこで候補になるのがクラインガルテン、農業を学びたい人が集まるところには農業を教えてくれる人もいるからです。

農業技術を学ぶ場としてもクラインガルテンは適した施設なのです。

農業器具を揃えるのにお金が必要(農業機具の問題)

農業器具を揃えるのにお金が必要(農業機具の問題)

もうひとつ問題点があります。

それが農業器具を揃えるのにお金が必要だという「農業機具の問題」です。

例えばトラクター、この機具は高級外車が買えるくらいの値段がするので農家さんでも大手しか持っていないという高級品です。

初めて農業を学ぶ方なら鍬(くわ)や鍬(すき)すら持っていませんが、クラインガルテンには必要な器具が最初から揃っているので余計な出費がなく農業体験を始められるというメリットがあります。

・農地を探す手間がない
・農業技術を学ぶことができる
・器具が最初からそろっている

クラインガルテンの問題点


高齢者の農業事業者が増えると若手が困る?

高齢者の農業事業者が増えると若手が困る?


しかし、クラインガルテンも良い面ばかりではなさそうです。

人生の楽園で登場する青木昇さんもそうですが、高齢になってから第二の人生で農業を始める方が多いです。

もちろん、これ自体が問題ではないのですが別の問題点があります。

それが、農作業に従事する高齢者が多くなると、仕事として農業をしている若手農家が育たないという問題点です。

実際に若手農家さんと話していた時に、この問題点が指摘されていたのですが「趣味で農業をしている方の中には破格の値段で野菜を売る人がいて価格破壊が起きている」というのです。

これはクラインガルテンが良くないという話ではありませんが、農業に従事する人が増えるとそういった問題点も発露してくるということなのです。

2021年6月26日放送『人生の楽園』では、そういうところまでは話題にはなりませんが「そういう話もある」ということが分かって見るとさらにクラインガルテンという制度が理解できるのではないでしょうか。

人生の楽園 2021年6月26日 予告


人生の楽園 2021年6月26日 予告は以下の通りです。

クラインガルテンでの滞在を経て、山梨県南アルプス市に移住した青木昇さん(70歳)。畑で育てた野菜をスーパーへ出荷し、富士山を望む棚田で手植えを楽しむ暮らしとは!?
田舎暮らしに憧れて、クラインガルテンでの5年間の滞在を経て山梨県南アルプス市に移住した、青木昇さん(70歳)と妻の里美さん(68歳)の物語。クラインガルテンで知り合った地域の農家に教えてもらいながら、畑を借りて育てた野菜を生産者の名入りでスーパーへ出荷し、富士山を望む棚田では子どもや孫、かつての職場の同僚や後輩、クラインガルテンの仲間たちを招いて手植えを楽しむ。さらに今年からは桃の栽培にも挑戦!!

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人生の楽園

「人生の楽園」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。



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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。


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