2018年11月17日放送『人生の楽園』で規格外トマトを使った町おこし(地域おこし)事例が紹介されるそうです。紹介されるのは愛媛県西予市城川町の「遊子川(ゆすかわ)」地区で活動している遊子川ザ・リコピンズと直営農家レストラン「食堂ゆすかわ」です。
規格外トマトを使った事業事例はたくさんありますが、こちらはその中でも有名な事例としてよく紹介されています。
記事の内容
食堂ゆすかわ・遊子川ザ・リコピンズが『人生の楽園』で紹介

人生の楽園で規格外のトマトで地域おこしをするリコピンズ「食堂ゆすかわ」が紹介されるそうです
2014年4月9日に開業した農家レストラン「食堂ゆすかわ」さんが、2018年11月17日放送『人生の楽園』で紹介されるそうです。
予告では「母ちゃんのトマト食堂~愛媛・西予市」とのみ書かれているのですが、愛媛県西予市城川町の「遊子川(ゆすかわ)」地区で地元のトマトを使った地域起こしをされている「遊子川もりあげ隊 遊子川ザ・リコピンズ」の皆さんが映っていました。
紹介されるのは、奈良県奈良市で縫製工場をしていた辻本明文さんと辻本京子さんご夫婦で、2002年に遊子川地区でトマト農家に転身して、遊子川で生産されるトマト(規格外品)を使った地域おこしをされている方です。
その奥様が代表をされているのが「遊子川ザ・リコピンズ」で、トマトケチャップなどの加工品を販売。
また、すぐ近くで「農家レストラン 食堂ゆすかわ」も運営されています。
・遊子川もりあげ隊 遊子川ザ・リコピンズ
本日はこちら、城川町遊子川にある食堂ゆすかわにきてランチしてます。
漬物も遊子川地区で採れる青トマトの粕漬け。美味しい!
毎週水曜日と第4日曜日営業しておりますのでこれからの暑くなる季節森林浴兼ねて来てくださいませ*\(^o^)/* pic.twitter.com/8iWs5KZRWw— masaki matsuuraテアトロン (@lQe7wpjP1QEuffz) 2016年5月4日
農家レストラン 食堂ゆすかわ (Aコープ跡の活用事例)
農家レストラン「食堂ゆすかわ」は、JAのAコープ跡をリニューアルした食堂で8時30分~17時まで無人のカフェスペースとして提供されているそうです。
地域内外の方が集まるコミュニティスペースになっており、コーヒーや紅茶がセルフサービスで提供されているとのことで、これはAコープ跡地の活用事例という珍しい事例です。
地方の過疎化した山間部でもよく見るのが「郵便局と全農(JA)」なのですが、そのJAが運営していた直売所が全国に展開されています。
それを「Aコープ」というのですが、京都だと岩倉や市原にありますね。

JAのAコープ、地方ではその跡地が放置されているのをよく見ます
とはいえ、山間部や過疎地域の「Aコープ」では営業を継続できない店舗も多く、上の写真のように跡地だけになっている事例もあります。
しかし、遊子川ではこの跡地を使ったトマト加工品販売や食堂経営で年間2000人の利用者があるそうです。
十分「地域おこし」として機能していると思いますし、今後もこういった事例が増加しても良いように思いますが、遊子川ザ・リコピンズさんは農林水産省から「優良事例(ディスカバー農山漁村の宝)」に選ばれて有名になっているので、そういったバックボーンも必要になってくるでしょう。
ただ、遊子川ザ・リコピンズさんが有名になれたのは、町おこし(トマトのオーナー制、就農体験、映画の自主制作)に注力していたからで、単に「お店を作りましたハイどうぞ」だけではないというところがポイントです。
・農林水産省から「優良事例」に選ばれて有名に
・遊子川もりあげ隊「遊子川ザ・リコピンズ」が運営する食堂・カフェスペース
・8時30分~17時まで無人のカフェスペースとして提供
・水曜日と第四日曜日のみ昼にランチを提供
食堂ゆすかわ メニューと値段
なお、食堂ゆすかわでは、商品の「トマトユズポン」や「リコピンズケチャップ」を使ったランチを提供されています。
値段は全品700円ということで、新鮮な野菜をたっぷり使ったメニューでお得感があります。
・ケチャプたっぷりオムライス 700円
・まるごとトマトうどん 700円
・自家製ケチャップ スパゲティナポリタン 700円
・トマトたっぷり ハヤシライス 700円
・トマトたっぷり キーマカレー 700円
ついでに遊子川までドライブ。
ゆすかわ食堂さんの営業は終わってましたがキーマカレー作ってもらえました!
時間外なのにありがとうございました!
野菜も新鮮で最高に美味しかったー♩ pic.twitter.com/ixniR2LqqP— おさるっち@芋炊き食わせろ (@SK6_RUCCI) 2018年4月4日
食堂ゆすかわ アクセス方法
では、この「食堂ゆすかわ」さんはどこにあるのでしょうか。
公共機関で行ける場所ではなく、西予市から20km以上離れた山間部にお店があります。
駐車場完備なので自家用車やバイクで行くしかありません。
営業時間:11時~14時(ランチ:水曜日と第四日曜日のみ)
定休日:不定休(ランチ以外はコミュニティスペースとして開放)
公式サイト:http://yusukawamoriagetai.com/
食堂ゆすかわ・遊子川ザ・リコピンズ このお店の口コミは?
西予市遊子川のゆすかわ食堂からの帰り道、内子駅で休憩。昔の写真みたら28年前と変わらないのに気がついた。
じゃがりこ残り8個。
遊子川特産のトマト🍅
本当にこれは美味しいやつ。
食べるの楽しみ😋 pic.twitter.com/PhRFP8UK4a— ばつ10(ばってん) (@batu0556677) 2018年8月11日
ゆすかわ食堂。
行くのが遅すぎた!
また来ます。 pic.twitter.com/o3mgzC7waF— おさるっち@芋炊き食わせろ (@SK6_RUCCI) 2018年3月7日
新春ライド参加してきました。坂がきつかった・・・
ランチは食堂ゆすかわにて。野菜たっぷり♪ pic.twitter.com/RAubQ9VnDl— 摩利 (@mari_room) 2018年1月21日
人生の楽園 2018年11月17日 予告
人生の楽園 2018年11月17日 予告は以下の通りです。
標高700mの高地でトマトを栽培しながら、規格外のトマトを活用して加工品製造と食堂を始めた辻本京子さん(65歳)。トマト果汁をじっくり煮詰めたケチャップとは!?
標高700mの高地でトマトを栽培しながら、トマト農家の女性たちで“リコピンズ”を結成し、規格外のトマトを活用して加工品製造と食堂を始めた辻本京子さん(65歳)と、それを支える夫の明文さん(69歳)の物語。京子さんと明文さんがトマト農家となったのは16年前。奈良市で経営する縫製工場が、阪神大震災後の不況で倒産したのがきっかけだった…。トマト果汁にタマネギやニンニクを加え、じっくり煮詰めたケチャップとは!?
「人生の楽園」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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