山形県最上町にある廃校を再利用した農家レストラン「たらふく工房満沢」さんの地場産食材を使った豪華な「たらふく御膳 1200円」が、2018年6月2日放送『人生の楽園』で紹介されることになっています。最上町では、平成24年3月で廃校になった最上町立満沢小学校を「みつざわ未来創造館 らいず」として地域活性化のために使っており、そこで菅安子さんを代表としたおばあちゃん8人が食堂を経営しています。その食堂が「たらふく工房満沢」さんです。
では「たらふく工房満沢」さんとは、どのような食堂なのでしょうか。
記事の内容
たらふく工房満沢「たらふく御膳」が2018年6月2日放送『人生の楽園』で紹介

松尾芭蕉も歩いた最上町にある「たらふく工房満沢」さんが『人生の楽園』で紹介
2018年6月2日放送『人生の楽園』で、山形県最上町にある廃校を再利用した農家レストラン「たらふく工房満沢」さんが紹介されると予告されていました。
最上町は、高い山に囲まれた田園地帯で、赤倉温泉や潮見温泉のある「のどかな田舎町」ですが、かつては「小国」という地で小国駒(小国産馬)を生産する特産地であった場所としても知られています。
名前はよく聞く地名なのですが、それは馬と寝食を共にする生活様式がテレビで紹介されたり、松尾芭蕉が「奥の細道」で歩いた最大難所があるからです。

山刀伐峠の「子持ち杉・子宝地蔵」松尾芭蕉が歩いた奥の細道の最大難所
松尾芭蕉が歩いた奥の細道、その最大難所と言われるのが「山刀伐峠(なたぎりとうげ)」です。
最上町から県道262号を南へ行くと「山刀伐峠」へと行くことができるのですが、その途中にある満澤地区にあるのが「たらふく工房満沢」さんです。
最上町立満沢小学校の教室を使い、完全予約制の食堂として営業していますが、古い小学校ではなく出来たばかりの新しい小学校です。
平成12年2月に開校したのですが、児童数の減少で平成24年3月に廃校となってしまいました。
この状況を心配した、菅安子さんが2017年3月に地元の仲間と廃校を利用したレストラン「たらふく工房満沢」をオープンさせたのが始まりです。
たらふく工房満沢「たらふく御膳」
では、この廃校を利用したレストラン「たらふく工房満沢」とは、どのようなレストランなのでしょうか。
平たくいえば、小学校の校舎を利用して「地元の食材を使った定食」を食べることができるレストランですが、完全予約制となっています。
廃校を再利用して地場産の野菜などを地産地消して郷土料理を提供するという、全国の田舎でもできるビジネスなので参考になりそうな事例だと思います。
ただ、こういった田舎ビジネスでは「高くて大したことない」ものを提供しても誰も来てくれません。
「たらふく工房満沢」さんでは、地場産の野菜や山菜などを使った豪華な「たらふく御膳 1200円」を提供していました。
小鉢が多いですが「イワナ、納豆汁」など山間部らしい料理が楽しめるので、なかなか良さそうですね。
・たらふくそば御膳 1500円
魅せる食
食べての食
いつきても、また、きたくなるような
お母さん達の、あたたかいもてなし…一品一品、地元の、最上の味を
田舎料理に、勝るものなし
うますぎた。
久しぶりに、大臣が、行かないかと
最上の、旧学校にある
満沢・たらふく工房さん。たらふく御膳・冬。 pic.twitter.com/70A0JEtxdW
— mamo (@mamokichi265) 2018年3月15日
たらふく工房満沢 への行き方(アクセス方法)
では、この「たらふく工房満沢」さんへはどのようにして行くのでしょうか。
車で行くのが普通ですが、JR「最上駅」からバスで行くこともできます。
最寄りバス停は「中満沢バス停」で、そこから「たらふく工房満沢」さんへは徒歩数分です。
最上駅北口「最上駅前バス停」から向町上満沢線の町営バス(時刻表、片道200円)で行くことができますが、運行日が火曜日と木曜日だけで、それも駅からは片道路線だったりします。
なので、駅からだとタクシーで行くのが無難ですね。
営業時間:11時~14時
定休日:不定休
TEL:080-2818-0060(代表:菅安子)
URL:https://mogami-portal.net/
たらふく工房満沢 SNSでの口コミや感想
相方の給料日ってことでちょっぴり贅沢
最上のたらふく工房満沢さんへたらふく御膳頂きました
特にイワナと納豆汁美味しかった~
もう少ししたら春メニューになるそうです
何より工房の方たちが暖かい
また行かなくちゃ❗️😋 pic.twitter.com/MZvoB9e3yz— 月下美人 (@0708mira) 2018年3月15日
たらふく工房のたらふく御膳🍜🍚
ほんとにたらふく😄
特にイワナの唐揚げ、美味しかった~
これで1200円は納得😉🆗✨
最上、満沢、たらふく工房 pic.twitter.com/sRr8zXT3Q3
— 月下美人 (@0708mira) 2017年11月16日
人生の楽園 2018年6月2日 予告
人生の楽園 2018年6月2日 予告は以下の通りです。
閉校した最上町立満沢小学校の校舎を利用し、農家の主婦仲間と郷土料理レストランを始めた菅安子さん(63歳)。地元産野菜や山菜をふんだんに使った“たらふく御膳”とは!?
閉校になった山形・最上町立満沢小学校の校舎を利用し、農家の主婦仲間8人で郷土料理のレストランを始めた菅安子さん(63歳)と、元々趣味だったそば打ちで支える夫の誠さん(68歳)の物語。それぞれの畑や山でとれた野菜や山菜をふんだんに使ったごちそうが並ぶ“たらふく御膳”や、誠さんの打った二八そばが付いた“たらふくそば御膳”が人気!さらに餅に溶かしバターを加えた“バター餅”、あんこが入った“バター大福”も
「人生の楽園」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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