清水三年坂美術館の超絶技巧の芸術作品が、5/10放送『所さんのニッポンの出番!』で紹介されます。これらの超絶技巧の芸術品が見られるのが京都の「清水三年坂美術館」で、清水寺に向かう途中の「三年坂(産寧坂)」にある私設美術館です。ここにKAT-TUN中丸雄一さんが来て、幕末~明治の超絶技巧の美術品をレポートするそうです。
放送が楽しみですね。
所さんのニッポンの出番
5/10放送のTBS『所さんのニッポンの出番!』で、京都の美術品が紹介されます。
「人間国宝も驚く超絶技巧! 幻の日本美術を再発見!」ということで、KAT-TUN中丸雄一さんが京都のある博物館に訪問しているのですが、予告ではどこなのか場所は一切書かれていません。
しかし、これは地元民が見れば分かります。
実はこれ京都は清水寺の北にある「清水三年坂美術館」というミュージアムなのです。
ここでは「超絶技巧」でつくられた幕末~明治の美術品を見ることができます。
現在、清水三年坂美術館にて開催しております
鼈甲の簪や帯留など装飾品が素敵です✨ pic.twitter.com/Ykk0pPyvgT— 百春 (@sinonome0707) 2016年2月12日
正阿弥勝義「群鶏図香炉」
予告では、正阿弥勝義「群鶏図香炉」が映っていました。
正阿弥勝義 群鶏図香炉
生で見れる日が来るとは思わなんだ… pic.twitter.com/muLJDNhARo
— てり (@terideri) 2015年5月31日
表面に描かれた鶏は金属を刻んで描かれています。
正阿弥勝義というのは刀剣装飾をしていた方で、その繊細で緻密な超絶技巧がこの美術品で余すところなく使われています。
安藤緑山のタケノコ牙彫「竹の子と梅」
他にも予告で、謎の多い安藤緑山(あんどうりょくざん)のタケノコ牙彫が映っています。
今日も皆さん❗️お疲れ様様❗️
昨日、紹介した安藤緑山の最高傑作 『竹の子と梅』
もちろん、牙彫
「牙彫に着色すると色が滲んで独特の味わいを持つ」
と言うのが緑山独自の流儀だった。では、お休みなさり🌙💕 pic.twitter.com/arbmVolmG0
— K.O (@KouichiTsuyoshi) 2016年4月3日
野菜や果物を象牙で彫刻して作品を作っていた方で大正~昭和に活躍した芸術家です。
その彼の代表作が「竹の子と梅」で、それが予告で流れていました。
清水三年坂美術館
これらの超絶技巧の芸術品が見られるのが京都の「清水三年坂美術館」です。
京都・清水寺の近くにある「三年坂(産寧坂)」は観光でも訪れる方が多い場所です。一度は名前を聞いたことくらいはあると思います。
その三年坂を清水寺に向かって歩くと、幕末~明治の超絶技巧の美術品を集めた「清水三年坂美術館」に行くことができます。
こちらは私設美術館で、幕末~明治の美術品が収集されており、ちょうど西洋文化が多く入ってきた時期の日本の伝統技法と西洋の美的センスが融合しだした美しい彫刻品の数々が展示されています。
ただ、時代は西洋文化の流入甚だしい時代で、こういった伝統工芸品に興味を持つ人が日本にいなくなって、こういった芸術品のほとんどが海外に売られてしまったというのです。
美術館「えき」KYOTO「明治のやきもの~幻の京薩摩~」展。
清水三年坂美術館コレクションだけあって精緻の極み。1点ずつじっくり見ていたら日が暮れます^^;
明治期の輸出用製品だが、京都以外に神戸でも作られていたのは知らなかったな pic.twitter.com/QzUjMJSQiN— hikota (@hiko_ta) 2016年1月23日
そういった美術品を日本でコレクターとして買い戻していた方が、趣味が高まって美術館までつくってしまったというのが「清水三年坂美術館」なのです。
京都の修学旅行では、こういう他とは違う所を回ってレポートするとかすると先生ウケ良くなりそうですよね。
京都府京都市東山区清水3丁目337-1
入館料:800円
開館時間:10時~17時まで(入館は30分前まで)
休館日:月・火(祝は開館)年末年始休み、その他展示品切り替えで年4回程度4日間休館あり
URL:http://www.sannenzaka-museum.co.jp/
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評判(口コミ)
清水三年坂美術館
細工物の展示ならば、こちらがピカイチのオススメ美術館。
今回は時間がなかったため、図録だけ漁る。前回の企画展に行けなくて後悔しまくり…。 pic.twitter.com/u5ELR8zGQo— ススキノ (@susukino69) 2016年4月26日
清水三年坂美術館「彫嵌細工の世界」 大満足。常設に岡山県博で見た瞬間に心を奪われた正阿弥勝義の作品があったのもうれしい。岡山県の出版社が出してる岡山の様々なことをまとめた岡山文庫、300冊も出てるんですね。 pic.twitter.com/c1fo5dK4Mn
— まるお (@fukuhams) 2016年3月23日
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。