岐阜県郡上市白鳥町にある「石徹白(いとしろ)」地区で昭和30年代から伝わる郷土料理「生肉の漬物(肉漬け)」が、2020年4月26日放送の『ナニコレ珍百景』で紹介されるそうです。生肉の漬物(肉漬け)というのは白菜と肉の塩漬けのことで、寒い地域に必要な保存食として食べられてきました。
生肉を漬ける郷土料理が残る集落が『ナニコレ珍百景』で紹介
2020年4月26日放送の『ナニコレ珍百景』で、生肉を漬ける郷土料理が残る集落が紹介されると予告されています。
その地区というのが岐阜県郡上市白鳥町にある「石徹白(いとしろ)」地区です。
この石徹白地区には昭和30年代から、肉を漬けて保存食にするという郷土料理が今でも継承されています。
それが「生肉の漬物(肉漬け)」です。
石徹白地区は山間部の雪が多い地帯であるため、冬を乗り越えるためには保存食が不可欠なところです。
そのため生肉を漬けて保存することで、冬でもタンパク質が摂れるように工夫していたのです。
この「生肉の漬物(肉漬け)」は、白菜と肉(牛肉、豚肉、鶏肉いずれか)を一緒に塩漬けにしたというのが、その正体です。
始まりは、昭和30年代に石徹白地区へ山林労働で来日していた韓国人の家族が調理して集落の人に振舞ったのが最初と言われています。
当初は「生肉のキミチ漬け」だったそうですが、石徹白地区ではこの生肉の漬物(肉漬け)を塩と白菜で乳酸菌発酵させて作っています。
生肉の漬物(肉漬け)の作り方
この「生肉の漬物(肉漬け)」の作り方は至って簡単です。
肉は「牛肉、豚肉、鶏肉」を好みでチョイス。
材料は「白菜5玉に対して肉2kg、唐辛子、ニンニク大量、塩大量」です。
(2)2日後に抜けた水分のみを捨てる
(3)肉と塩を白菜で挟むようにして漬ける(肉1kgにつき塩30g)
(4)唐辛子(市販の小瓶1本)とニンニクを大量に一緒に漬けておく
(5)日陰などで一か月ほど放置
味はキムチに近い味わいで、出来上がった生肉の漬物(肉漬け)は軽く炒めて食べます。
肉付けの口コミは?
ナニコレ珍百景 2020年4月24日 予告
ナニコレ珍百景 2020年4月24日 予告は以下の通りです。
★日本全国の田舎で驚きの光景を発見▼岐阜…郷土食に生肉の漬物▼香川…相合い傘アザラシ▼岡山…崖と一体化した廃墟の意外な役割▼長野…謎の看板「スピード落せ1円玉」
▼岐阜・郡上…3日3晩続く盆踊りの街に生肉を漬ける郷土料理が残る集落▼香川・高松…傘をさして抱っこするアザラシ▼宮城・仙台…注文95%がステーキ!?ラーメンが売れないラーメン店▼岡山・真庭…崖と一体化した温泉旅館の廃墟が今も残る謎▼長野・中野…謎の交通標語「スピード落とせ1円玉」▼群馬・前橋…民家の2階軒下に炊飯器の謎▼大阪・茨木…民家に謎の球体▼香川・善通寺…自販機で大人気!謎の「三流ジュース」
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