平成3年モノの昆布で100万円もするというビンテージ昆布が、10/23放送『林先生が驚く 初耳学』で紹介されます。これはたぶん京都の北にある福井県敦賀市の老舗昆布店「奥井海生堂」さんの熟成昆布「蔵囲昆布」のことです。
「蔵囲昆布」とは蔵で温度管理された中で長年熟成した昆布でコクと旨味がものすごい昆布のことです。
初耳学で奥井海生堂@福井県の「蔵囲昆布」が紹介か?

福井県敦賀市の奥井海生堂さんの熟成昆布が『初耳学』で紹介か?
10/23放送『林先生が驚く初耳学』は「最強グルメ学」ということで、世界の渡部さんがゲストで料理や食材が紹介されるようです。
その中で「平成3年モノ昆布は100万円ビンテージ」と予告されていました。
昆布の最高級品といえば「利尻昆布」ですが、100万円の昆布というのは存在するのでしょうか?
平成3年(1991年)なので「25年モノ」ということになります。
実は、そんなものを販売している昆布屋さんが福井県敦賀市にあります。
奥井海生堂さんというお店のつくっている「蔵囲昆布」です。
蔵囲昆布 幻のヴィンテージ昆布

幻のヴィンテージ昆布「蔵囲昆布」というのが福井県敦賀市にあります
昆布には熟成させた昆布というのがあり「ひね」とか「囲い」と呼ばれています。
蔵囲昆布というのは蔵の中で20度に温度管理された中で熟成させた利尻昆布のことで、福井県敦賀市にある「奥井海生堂」さんの商品のことです。
主に我々の住んでいる京都の料亭に卸されている最高級昆布のことで、香深長切昆布(北海道礼文島産)という利尻昆布を熟成させているためコクと旨味がまったく違うという昆布のことです。

礼文島と利尻島で採れた昆布が「利尻昆布」です
ちなみに「香深」というのは礼文島の「香深浜」(かふかはま)のことで、採れた浜の名前をつけた名前で出荷されています。
すぐ南には利尻島があり、このあたり採れた昆布を「利尻昆布」と言っているので同じ利尻昆布です。
(1)磯臭さが少ない
(2)熟成させ旨みが凝縮される
(3)出汁が黄金色
(4)甘く香ばしい香りがする
奥井海生堂
奥井海生堂というのは福井県敦賀市にある創業140年以上の老舗昆布店です。
東京・日本橋の「コレド室町店」や西武池袋にも支店があります。
普通の昆布は楽天などでも販売されていますが、高級昆布は公式サイトのオンラインストアなどで販売されています。さすがに100万円の昆布は売られていません。
福井県敦賀市神楽町1丁目4-10
営業時間:9時~18時(日祝は17時まで)
定休日:年中無休
URL:http://www.konbu.jp/
自宅でできるヴィンテージ昆布
このヴィンテージ昆布ですが、実は自宅でも簡単に作ることができます。
昆布を110℃のオーブンで1時間加熱すると、熟成昆布になるというのが『ためしてガッテン』で以前紹介されていました。
使う昆布は肉厚の「利尻・羅臼・真昆布」限定で、昆布を3センチほどに切った後に日本酒につけたものをオーブンで1時間110℃で加熱するという方法です。
「林先生が驚く初耳学」で紹介されたお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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