12月5日放送『この差って何ですか?』で、ハンコと印鑑は違うもの(ハンコと印鑑の差)というネタが紹介されるようです。これは20歳になって「ハンコ」を作って「印影」を役所で「印鑑登録」して「ハンコ」を「実印」にする時に「あ~、ハンコと印鑑って違うんだ」と気が付くことが多いと思います。
では「ハンコと印鑑の差」とは何なのでしょうか。
宅配便で「印鑑ください」と言われた場合の意味

これは「ハンコ」でしょうか「印鑑」でしょうか
通販で買い物をすると届く荷物ですが、その際に「ハンコお願いします」と言われます。
私はハンコを取りに戻るのが面倒なので「サイン」で済ませますが、普通は玄関に「ハンコ」を常備していると思います。
しかし「印鑑ください」と言われた時はどうするでしょうか。

「印鑑をください」はハンコのアレを渡すという意味です
普通は「ハンコ」を差し出しているはずですが、この動作は正しいのです。
しかし「ハンコと印鑑は別物」です。

「印鑑と通帳をお持ちください」はハンコのアレを銀行に渡すという意味です
よく、銀行で「印鑑と通帳をお持ちください」と言われることがありますが、当然「ハンコと通帳」を持っていくと思います。
それでも「ハンコと印鑑は違うもの」です。
12月5日放送『この差って何ですか?』では、このネタが紹介されるということで「大人の常識?ハンコと印鑑の差」という予告をしています。
ハンコと印鑑の違い

印影 = 印鑑です
「ハンコ」と「印鑑」の差は明白で、「ハンコ」はハンコそのもののことで、「印鑑」は「ハンコで捺した印影」のことを言います(厳密には銀行・役所で登録したら印鑑になる)。
・印鑑 → ハンコで捺した印影(銀行で登録すると印鑑、役所で登録すると実印)
「ハンコ」と「印鑑」の違いに気が付くのは、だいたい20歳になってからです。
20歳で成人式を迎えると、なぜか「実印」を作らされます。
この「実印」というは「ハンコ」の「印影」を役場で「印鑑登録」することで、そのハンコは「実印(印鑑)」になります。銀行で登録すると「印鑑」になります。
「印鑑登録」というのは印影を登録することで「印鑑登録」と言い、「ハンコ」を登録するという意味ではないのです。

「ハンコください」と言われて、ハンコを渡すのは間違っていません
ということは、宅配便で「ハンコください」って言われたら「ハンコはあげられません」というのが正しい対応ということになります。(実際に言うといじわるなだけです)
「ハンコください」→ × (ハンコはあげられません)
「印鑑をください」→ × (正しくはハンコの印影を渡す)
「印鑑をお願いします」→ × (正しくはハンコの印影を渡す)
厳密には「ハンコ」というのは「印章」と言います。
ハンコで押した印を「印影」と言います。
現代ではこの「印影」を「印鑑」と呼んでいますが、元々は「印の登録簿」という意味で、銀行や役所などに登録すると「印鑑」になります。
この差って何ですか? 12月5日 予告
この差って何ですか? 12月5日 予告は以下の通りです。
外国人がワカラナイ日本の差
ハンコと印鑑の差…郵便物を受け取るとき、「ハンコ下さい」と言われる?「印鑑下さい」と言われる?大切な書類におすのは、ハンコ?印鑑?★実は「ハンコ下さい」は正しいけど「印鑑下さい」は間違っています!!ってどういうことだか説明できますか?日本人でもめちゃくちゃ勉強になるこのテーマ、ぜひぜひご覧下さい!
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