「大栄愛娘(たいえいまなむすめ)」と「紅娘」が、11月18日放送『ごはんジャパン』で紹介されます。千葉県・成田市産のサツマイモのことで、ホクホクとしたサツマイモの種類「高系14号」の選別品種です。蜜芋とは違った、昔ながらのうっすら黄色のサツマイモです。
通販ではまだ出回っていないようで入手は困難そうでした。
記事の内容
サツマイモ「大栄愛娘」と「紅娘」が『ごはんジャパン』で紹介

高系14号のサツマイモ(写真は鳴門金時)
千葉県・成田市産のサツマイモ「大栄愛娘(たいえいまなむすめ)」と「紅娘」が、11月18日放送『ごはんジャパン』で紹介されるようです。
「大栄愛娘」が栽培されているのは、成田市「成田空港」の北東「大栄地区」と呼ばれる場所で、千葉県のサツマイモの産地です。
やや甘味のあるサツマイモで、西日本でよくある「高系14号」という品種から選別改良されたさつまいものひとつです。
同様のサツマイモには有名な「鳴門金時(徳島)」などがあります。
・鳴門金時
・宮崎紅
・五郎島金時
千葉県成田市の「大栄愛娘」の名前は公募された中から選ばれていますが、番組予告では「サツマイモ栽培の匠が、若くして亡くなった長女を偲んで名づけた」となっていますので、公募に応募されたのでしょう。
こういった所がテレビ局の目を引いたみたいで、ネーミングもテレビで紹介されるには大事な要素だというのが分かります。
高系14号はホクホクなサツマイモ!ホクホクって何?

最近ブレイクした「安納芋」は「シットリ」とした蜜芋です
「大栄愛娘」は、やや「シットリ」したサツマイモと紹介されているようですが、「高系14号」なので「ホクホク」というのが適切です。
サツマイモの食感を表す表現には「ホクホク」と「シットリ」という大きく2つの表現方法があります。
最近流行りの「蜜芋」などは「シットリの極め」みたいなサツマイモのことを言います。

こちらは「ホクホク」と表現されるサツマイモの感じ
・シットリ 最近流行りの少し黄色味がかった水気のあるシットリ感の芋。
・蜜芋 熟成させたサツマイモで3年ほど前からテレビなどでよく取り上げられる。蜜っぽい感じ。
最近ブレイクした「安納芋」は「シットリ」とした蜜芋ですが、「大栄愛娘」は真逆の「ホクホク」としたサツマイモの品種です。
サツマイモ「大栄愛娘」と「紅娘」は通販・お取り寄せ可能なのか?
サツマイモ「大栄愛娘」のシーズンは年末から年明けくらいです。
11月から出荷はされているのですが、あまり出回っていないようで楽天では「焼き芋 4種食べ比べ」というセットに含まれているだけです。
東京であれば「銀座つぼやきいも」というお店で取り扱いがあるそうです。
ごはんジャパン 11月18日 予告
ごはんジャパン 11月18日 予告は以下の通りです。
パティシエ・辻口博啓氏と的場浩司が千葉県・成田市へ。亡き娘に捧げる“奇跡のサツマイモ”で、辻口シェフが“家族の絆”をテーマに極上のスイーツを作る!!
今回注目する食材は、千葉県・成田市産のサツマイモ。世界的に活躍するパティシエ・辻口博啓氏と的場浩司が、成田のブランド芋“大栄愛娘”を生み出したサツマイモ栽培の匠を訪れる。するとそこで、大栄愛娘から新たに生まれた“紅娘”という新種のサツマイモを知る。まだ市場ではそれほど多く流通しておらず“奇跡のサツマイモ”と呼ばれる紅娘は、一体どのようにして生まれたのか?ホクホクした味わいの“大栄愛娘”、しっとりとしたおいしさが特徴の“紅娘”。どちらも、サツマイモ栽培の匠が、若くして亡くなった長女を偲んで名づけたという。2種類のサツマイモに家族の絆を感じた辻口シェフは、両方のサツマイモを使って3つのデザートを生み出す!!はたして世界的なパティシエ・辻口シェフは2つのサツマイモをどう使い分け、どんなスイーツを作り出すのか!?家族の絆を感じさせる極上のスイーツとは!?
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