2019年2月9日放送の『ごはんジャパン』で、和歌山県有田市の田村地区にある「善兵衛農園」で栽培される紅みかんの品種「山下紅早生(やましたべにわせ)」が紹介されるそうです。『マツコの知らない世界』でも紹介された「越冬紅」というブランド名で販売されており、入手困難の幻のみかんとも言われています。
記事の内容
田村みかん「越冬紅(紅みかん)」が『ごはんジャパン』で紹介

紅みかん
2019年2月9日放送の『ごはんジャパン』で、和歌山県有田市の紅みかんが紹介されるそうです。
紹介されるのは「越冬紅」というブランドで販売されている「善兵衛農園」さんで和歌山県有田の「田村」にあるミカン農園です。
いわゆる和歌山「有田みかん(ありだみかん)」のことですが、その有田の中でも地区によって呼び方が違って「田村みかん、新堂みかん」は有田みかんの中でもトップブランドと言われています。
紹介されるのは「紅みかん(べにみかん)」という種類で、この手で有名なのは「甘平、せとか、はるみ、紅まどんな」などでしょうか、完熟させることで皮が薄くなり、酸味が抜けて糖度が高くなるミカンとして知られています。
『ごはんジャパン』で紹介する「越冬紅」は品種としては「山下紅早生(やましたべにわせ)」と呼ばれている紅ミカンです。
山下紅早生(やましたべにわせ)とは

山下紅早生(やましたべにわせ)は九州の宮川早生の枝変わり品種
山下紅早生(やましたべにわせ)とは、福岡県山川町の農園「宮川早生の園(山下順一朗)」で見つかった「宮川早生」の枝変わり品種として登録されているミカンです(1983年登録)。
有田の農園「井栄農園」さんや、同じく有田の賢(かしこ)で栽培されている徳常誠道さんなど複数の農家さんで栽培されています。
ただ、2019年2月9日放送の『ごはんジャパン』では「和歌山・有田郡で、たった1軒の生産者だけが作るみかん越冬紅」と紹介されており、やや誤解を招く表現のように思えました。
・一般的な温州みかん(うんしゅうみかん)より濃いオレンジ色
・酸味が強い品種
・熟成させることで「酸味が少なく糖度が高い」みかんとなる
・完熟させると皮は薄くなる
・旬は11月~2月頃
越冬紅(善兵衛農園)について

有田市のミカン農園
前述のように2019年2月9日放送の『ごはんジャパン』で紹介される和歌山県有田市の紅みかんとは「越冬紅(えっとうべに)」と呼ばれるもので、品種としては「山下紅早生(やましたべにわせ)」です。
越冬紅はブランド名で、販売しているのは和歌山県有田市の農園「善兵衛農園」さんです(地図)。
50箱限定、販売開始2分で完売というミカンなので入手は難しいし(公式サイト)、山下紅早生(品種名)も楽天通販では出回っていませんでした。
ただし、同じ「宮川早生」の枝変わり品種として昭和48年に発見された「小原紅早生(おばらべにわせ)」の入手は比較的簡単です(品種登録は平成5年から)。
似た品種だからといって同じミカンとは限りませんし、生産者(農家)さんによって同じ品種でも味わいは変わってきますから一概に同じものとは言えませんが似たミカンとしては入手が簡単なのが有り難いところです。
・的兵(まとひょう)※有田みかん
・味心(あじごころ)※有田みかん
・新堂みかん(しんどう)※有田みかん
・国東の岸田(くにさきのきしだ)※国東半島みかん
・甘平(かんぺい)※愛媛中島みかん
・おいしいミカンの見分け方
越冬紅 このお店の口コミは?
金曜日に旦那とコストコに行ってきたんだけど、
家に帰ったら、待ちに待った #紅みかん 届いてた。
このみかん、1年前にマツコの番組で取り扱って食べてみたかったみかん。
1年待って危うく注文し遅れるところでした。
甘くて、と~っても美味しいわ😊
越冬紅も食べたい❗️ pic.twitter.com/WVhdMPTBqv— 向日葵🌻 (@v_manboo_v) 2018年12月23日
「越冬紅」食べてみたいなぁ。 pic.twitter.com/BZkdlS1juA
— ekko (@umizaru22) 2018年2月12日
ごはんジャパン 2019年2月9日 予告
ごはんジャパン 2019年2月9日 予告は以下の通りです。
和歌山・有田郡で、たった1軒の生産者だけが作るみかん“越冬紅”。そのみかんを使って、女流和菓子家・御園井裕子さんが究極の和菓子を作る!!
和歌山と四国が挟む紀伊水道に面した、和歌山県有田郡湯浅町。そこでたった1軒の生産者だけが作るみかん“越冬紅”。もともと九州で生まれ、光沢のある美しい紅色が特徴で“紅みかん”と呼ばれる山下紅早生という品種。そのおいしさの秘密を求めて、和菓子家・御園井裕子さんと、“スイーツ男子”として知られるプロレスラー・真壁刀義が現地へ。御園井さんが越冬紅を使って、究極の和菓子を作る!!通常、有田で収穫する有田みかんは12月までに収穫し、蔵で1カ月ほど追熟させたものだが、越冬紅はその紅みかんの実が木になった状態で3カ月間完熟させ、1月から2月に収穫するという。甘味の中にすっきりとした酸味が味わえる、昔ながらのみかんだという。女流和菓子家・御園井裕子さんが石垣の段々畑で育てられたみかんをテーブルの上で表現するというが、はたしてどんな和菓子が出来上がるのか!?
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