2021年6月11日放送の『沸騰ワード10』で難読名字「大心池・三節草・無類・黒脛・闐闐・久卋・店曲」の読み方が紹介されるそうです。三節草と無類はなんとか読めそうですが、闐闐・久卋はなかなかの難読名字です。
難読苗字が『沸騰ワード10』で紹介
日本人の苗字(名字)99%以上のハンコを作ったという伝説のハンコ屋と名字研究家が対決し、ハンコ屋が知らない難読苗字を探すという企画が2021年6月11日放送の『沸騰ワード10』で放送されます。
紹介される苗字はなかなか読めないものばかりです。
その苗字とは・・・・
大心池・三節草・無類・闐闐 ・黒脛(異体字)・久卋・店曲
です。
これ、なんと読む名前なのでしょうか?
大心池・三節草・無類・店曲はハンコでありそうですが、闐闐・久卋はなかなかの難読名字です。
大心池(おごろち)
大心池は「おごろち」と読みます。
1958年に作家・木々高太郎の短編推理小説「大心池先生の事件簿」という本が桃源社から発刊されたことがあるのですが、その主人公の名前が大心池。
心池は鯉などが泳ぐ池を模したプラスチック水槽も「心池」と漢字で書かれていたりしますね。
三節草(みせくさ)
三節草は「みせくさ」と読みます。
全国に10軒くらいの難読苗字で、伊勢神宮の祭祀「三節祭」だと「さんせつ」と読むのですが人の名前の場合は「みせくさ」と読まれています。
豊作を願った農家が付けた名前だそうです。
この「三節草」はなんとなく読めそうです。
無類 (むるい)
無類は「むるい」と読みます。
これも読み方としてはそのままなで「無類の~好き」のように使われますがハンコであるかどうかが勝負です。
広島出身の方の苗字ですね。
この「無類」は誤読として「ぶるい」と読む人も見かけます。
黒脛(くろはばき)
番組予告では通常使われない漢字の苗字も紹介されていました。
それが黒脛で「くろはばき」と読みます。
伊達藩の忍者集団が名乗った名前。
右側の漢字は月へんに「脛(けい・すね)」に似た漢字で「巠(けい・きょう)」の下が帀(そう)になった字体。
外字なのでパソコンでは表示できませんが珍苗字「黒脛(くろはぎ)」さんの異形漢字です。
同じ読み方でも幾つもの字形があるのが漢字の世界です。
闐闐(どんど)
闐闐は「どんど」と読みます。
また「てんてん」とも読むようです。
もんがまえの中に「真」の旧字体「眞」が書かれた漢字が2つ並んでいます。
闐は「満ち溢れる」という意味で、2つ書くことで「満ち溢れて盛んなようす」を意味します。
久卋(きゅうせ)
久卋は「きゅうせ」と読むようです。
他にも「くせ・くぜ・ぐぜ・きゅうせ・きゅうせい」と読むとのこと。
異体文字で卋は「せ」とか「よ」と読み、他の漢字では「世」となって地名に存在しています。
京都の地名「久世」は「くぜ」と読みますが、岡山の地名は「くせ」と読んだりと発音は様々です。
店曲(たなわ)
店曲は「たなわ」と読みます。
店は「たな・くせ」とも読みますが、曲が「わ」と読むのが難しいですね。
曲は「縄張り」という意味で、店の縄張りという意味です。
世の中にはいろいろな名字の方がいますね。
ほかにも「神孫子(あびこ・宮城県で1件)・考(かんがえ・大阪・全国で2件)」などが番組では紹介されました。
特に3文字の名字にはとても難しい読み方が多いようです。
以下に他にもあるその他の難読名字を列記しておきます。
哘(さそう)
垰(あくつ)
銀(しろがね)
轡田(くつわだ)
座親(ざおや)
是津(ぜっつ)
阿那(あな)
無鳫(むかり)
京近(きょうちか)
越鈎(こしまがり)
曳成(ひきなり)
日月(たちもり)
宝船(ほうせん)
神待(かみまち)
輿儀(よぎ)
造々(ぞうぞう)
東小薗(ひがしこぞの)
道祖土(さいど)
五十子(いらご)
大見謝(おおみじゃ)
五百蔵(いおろい)
有馬殿(ありまでん)
長瀧谷(ながたきや)
神屋敷(かみやしき)
小豆畑(あずはた)
神路祇(こおろぎ)
慶田盛(けだもり)
三分一(みわけいち)
無量井(むりょうい)
青天目(なばため)
百目木(どめき)
七五三木(しめき)
熊埜御堂(くまのみどう)
大豆生田(おおまみゅうだ)
四月朔日(わたぬき)
萬里小路(までのこうじ)
沸騰ワード10 2021年6月11日 予告
沸騰ワード10 2021年6月11日 予告は以下のとおりです。
史上最強のハンコ店主と名字研究家がプライドをかけて真剣勝負!「大心池」「三節草」「無類」何と読む!?難読名字続出!▽日向坂46・佐々木美玲が激ウマ菓子パン爆食!