日本唯一の古代湖・琵琶湖と琵琶湖疎水のミステリーが『世界ふしぎ発見!』で紹介

滋賀県、日本最大の湖「琵琶湖(びわこ)」がある県として有名ですが、実は日本唯一の古代湖でもあります。そんな琵琶湖が2021年5月22日放送の『世界ふしぎ発見!』で紹介されるそうです。また、琵琶湖と密接な関係にある琵琶湖疎水(京都市)も紹介されます。

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琵琶湖疎水(京都)のミステリーが『世界ふしぎ発見!』で紹介


平安神宮の近くを流れる「岡崎疎水」

平安神宮の近くを流れる「岡崎疎水」

2021年5月22日放送の『世界ふしぎ発見!』のテーマは「水の都・京都とミステリー・レイク琵琶湖のふしぎ」という内容。

滋賀県の琵琶湖(びわこ)とそれと密接な関係にある京都の琵琶湖疎水が紹介される回です。

予告では「京都と琵琶湖を繋ぐ水の路のミステリー!滋賀県ふるさと観光大使登場!みたらし団子の由来とは」とあり、琵琶湖から水を京都に運ぶ琵琶湖疎水のミステリーが紹介されるとありました。

でも京都と琵琶湖を繋ぐ水の路のミステリーとはいったいなんの事なのでしょうか?

実は京都市内を流れる琵琶湖疎水では不思議な現象が起きるのです。

それが・・・・

標高が低いところから高いところに水が流れる

という琵琶湖疎水のミステリーです。

低い場所から高い場所へ逆流する白川疎水

低い場所から高い場所へ逆流する白川疎水

琵琶湖疎水は琵琶湖(滋賀県大津市)の取水口から蹴上インクラインまでを「第1疏水」と呼び、その先を「第2疎水」と呼ばれています。

標高が低いところから高いところに水が流れるのは「白川疎水」と呼ばれている部分で疏水分線。

銀閣寺まで続く哲学の道に沿って流れています。

琵琶湖疏水は南から北へ高い方へ流れる不思議な運河

琵琶湖疏水は南から北へ高い方へ流れる不思議な運河

京都市北区に「松ヶ崎浄水場」というのがあるのですが、そこに水を運ぶのが哲学の道を通る水路「白川疎水」です。

この疎水は標高が高い北に向かって北上する疎水で、地形を上手に利用して水が流れるように作られているのです。

これは2018年に放送された『ブラタモリ』でも紹介されており、本ブログでも2016年に記事にしたことがあります。

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日本唯一の古代湖・琵琶湖(滋賀県)のミステリーが『世界ふしぎ発見!』で紹介


琵琶湖はゾウやワニもいた古代湖

琵琶湖はゾウやワニもいた古代湖

さて、予告では「400万年の歴史!ゾウやワニもいた古代湖の秘密、湖底に眠る謎の縄文土器」と書かれており、滋賀県の琵琶湖についても紹介されます。

琵琶湖博物館も紹介されるようで、古代に琵琶湖周辺に生息していたマンモスも紹介されるようです。

なお、10万年以上存続している湖のことを「古代湖」というのですが、この古代湖は世界で20か所程度しか存在しない珍しい湖です。

世界で5番目に古い湖が琵琶湖

世界で5番目に古い湖が琵琶湖

琵琶湖・バイカル湖・カスピ海・チチカカ湖などが古代湖ですが、世界で最も古いのが3000万年前に形成されたバイカル湖です。

琵琶湖は400万年前に形成され、世界で5番目に古い湖と言われています。

古代には広大な沼地でジャングルであったようで、現在の位置よりもかなり南側に琵琶湖は存在。

マンモスなどが住む土地で化石も見つかっています。

琵琶湖博物館については見学した記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。

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世界ふしぎ発見! 2021年5月22日 予告


世界ふしぎ発見! 2021年5月22日 予告は以下の通りです。

水の都・京都とミステリー・レイク琵琶湖のふしぎ
京都と琵琶湖を繋ぐ水の路のミステリー!滋賀県ふるさと観光大使登場!みたらし団子の由来とは▽400万年の歴史!ゾウやワニもいた古代湖の秘密▽湖底に眠る謎の縄文土器