かつて沖永良部島で雑草のように思われていた白ユリは明治時代にイギリス人貿易商人バンティングにより見出されて、ヨーロッパのユリブームで島に巨万の富を島にもたらしたそうです。その歴史が2021年1月30日放送の『世界ふしぎ発見』で紹介されます。
沖永良部島に巨万の富をもたらした花が『世界ふしぎ発見』で紹介

テッポウユリ(鉄砲百合・えらぶゆり)
2021年1月30日放送の『世界ふしぎ発見』の予告を見ていたところ、とても気になることが書かれていました。
その予告には「世界を魅了!巨万の富をもたらした花」と書かれています。
その日の『世界ふしぎ発見』の舞台は沖永良部島(おきのえらぶじま)で「かつて沖永良部で雑草のように思われていた植物が、世界を魅了し、島に巨万の富をもたらした歴史をレポートします。」とも書かれていました。
実はこの花というのが・・・・
テッポウユリ(鉄砲百合・えらぶゆり)
です。
沖永良部島のテッポウユリの球根は長期輸送向きだった

南西諸島・沖永良部島(当時は薩摩藩)
明治22年(1899年)、南西諸島へ船で立ち寄った西洋人が海岸に咲くユリを見つけ、それが西洋のマドンナリリー(ニワシロユリ)に似ていたので島を「マリアの島」と名付けたそうです。
その西洋人というのがイギリス人貿易商人バンティング。
その当時、欧米(ヨーロッパ)ではユリの花がブームになっており、大きな花をつけるテッポウユリの原産地のひとつとして沖永良部島のテッポウユリの球根が海外に輸出されるようになります。

沖永良部島のテッポウユリの球根は長期輸送に向いていたそうです
輸出は明治35年(1902年)からスタート、エラブリリーとして欧米に輸出されます。
南西諸島でも特に土が痩せていた沖永良部島のテッポウユリの球根は引き締まっており「長期輸送」に向いていたそうです。
沖永良部島の白ユリが島に巨万の富をもたらしたのです。
その歴史が2021年1月30日放送の『世界ふしぎ発見』で紹介されるそうなので興味津々です。
世界ふしぎ発見 2021年1月30日 予告
世界ふしぎ発見 2021年1月30日 予告は以下の通りです。
闇に輝く宝を探せ!洞窟棚田と謎の浮遊生物
南海の楽園・沖永良部島へ!地底の川で悪戦苦闘?絶景ケイビング体験!夜の海に出現する神秘の浮遊生物&漁師VS巨大生物(秘)叫び声▽世界を魅了!巨万の富をもたらした花
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