3/1放送『ザ!鉄腕!DASH!!』では、山形県米沢市小野川町の「小野川豆もやし」を紹介するようです。
これは非常に有名ではありますが、この街で1200年続く「小野川温泉」のお湯を使って栽培しています。他にも青森県「大鰐温泉もやし」も知られています。
「小野川豆もやし」を育てる「小野川温泉」
「米沢の奥座敷」と呼ばれる静かな温泉が「小野川温泉」です。
11月から3月に雪の季節になると、「小野川温泉」にはたくさんの砂を敷いた木箱「室」(むろ)を並べた「室掘小屋」が立ち並びます。この「室」の下に温泉源泉を通して温度を30度に保つことから始まります。
砂の入った「室」で、「もやし豆」が栽培されます。約1週間で20~30センチの豆もやしが出来上がります。これが「小野川豆もやし」です。
ミネラル豊富で、現地温泉地で購入するか、ラーメンやすき焼きで食べることができます。
雪の中で育つ珍しい野菜「雪菜」(ゆきな)
この地方には同様に珍しい栽培方法の野菜がもう1種類あります。それが「雪菜」(ゆきな)です。
雪の降る前の11月に一度収穫し、それを凍らないように藁(ワラ)で囲って地面に並べます。これは「床寄せ」と呼ばれる作業です。
その後、雪が降り積もってくる頃、雪菜は自分の葉から栄養を使い、茎が伸びていきます。それを雪から掘り出して出荷するのが、雪の中で育つ珍しい野菜「雪菜」です。
栄養の集中する茎の部分だけを食べるので、収穫量は少なめです。そのため、貴重だと言われています。
「小野川温泉」にある小野川温泉豆もやしラーメン
「小野川温泉」のある山形県の南部「南米沢」は日本でも雪の多い豪雪地帯です。
冒険ドライブ。
小野川に来てます。冬の小野川と言えば豆もやし。龍華さんの豆もやしラーメンを頂きました。ごちそうさま。 pic.twitter.com/WncgnlVCep
— 鍵弓 (@s_bow_ooo) 2015, 2月 21
1200年もの間続く歴史ある「小野川温泉」では、「小野川豆もやし」を使ったラーメンやすき焼きなどがご当地グルメにあります。
「小野川豆もやし」は地元温泉街で買うことが出来ますが、持って帰るのも大変なので、現地のお料理でいただくのが良いかなと思います。
営業時間:11時から20時
定休日:月曜
山形県米沢市小野川町2788
営業時間:11時から21時
定休日:木曜
山形県米沢市小野川町2452