ミクロヒメカメレオン=ブロケシア・ミクラ(Brookesia micra)が11月27日放送のNHK『ダーウィンが来た!』で世界最小カメレオンとして紹介されます。発見場所はマダガスカル島の北にある岩礁「ノシ・ハラ島=ノージー・ハラ島」(Nosy Hara)です。
体長1.6センチ、体重0.1グラムというその生態に迫った内容として放送されます。
世界最小カメレオンが『ダーウィンが来た!』で紹介されます

世界最小カメレオンが『ダーウィンが来た!』で紹介
11月27日放送のNHK『ダーウィンが来た!』が興味深い内容になっていました。
予告では「指先に乗るほど小さい!アフリカ・マダガスカルで発見された世界最小のカメレオン」となっており、体長2.5センチほどの極小カメレオンが紹介されるとあります。

マダガスカルの「ワオキツネザル」
マダガスカルといえば白と黒のコンストラストな毛をもつ「キツネザル」が知られていますが、イグアナなどのは虫類や熱帯植物の宝庫であるアフリカの隣のインド洋に浮かぶ巨大な島国です。
では、この「世界最小カメレオン」とはどんなカメレオンなのでしょうか?
ブロケシア・ミクラ(Brookesia micra)

ブロケシア・ミクラ(Brookesia micra) wikiより
体長は1.6~2.9センチ、体重はわずか0.1グラムという世界最小のカメレオンで、2012年2月14日に発見が発表されました。
オス 16ミリ
メス 29ミリ
.
これペットに欲しい (=゚-゚)ノ体長2~3㎝の
世界最小カメレオン#ミクロヒメカメレオン#勘太郎ーKantaroー pic.twitter.com/NySjQm4gJW— 勘太郎ーKantaroー (@pinky_pooh_55) 2014年10月13日
発見されたのはマダガスカル島の北にあるいくつかの岩礁が集まった「ノシ・ハラ島=ノージー・ハラ島」(Nosy Hara)という場所です。
現在では世界最小の爬虫類とされていますが、両生類ではもっと小さい体長7.7ミリカエル「ペドフリネ・アマエンシス」(Paedophryne amauensis)というのもいます。
小さいのは島に住んでいることが理由とされています。これは生態学でフォスターが提唱した「島嶼化(とうしょか)」とされる現象です。
島に住む生き物(ヒト含む)は大型の生き物が他に少なく補食される可能性が小さいということ、もうひとつ食物が少ないということから大型化しづらいとする学説です。
小さいために発見が困難ですが、地球にはまだまだ未知の生物がいるということで、今回の放送は見逃せないものになりそうです。
ダーウィンが来た! 11/27 予告
ダーウィンが来た! 11/27 予告は以下の通りです。
指先に乗るほど小さい!アフリカ・マダガスカルで発見された世界最小のカメレオンだ。獲物は米粒より小さなハエ。だが小さすぎる体で苦労の連続。雨粒ではね飛ばされた!?
指先に乗るほど小さい!アフリカ・マダガスカルで発見された世界最小のカメレオンだ。全長わずか2.5センチ。獲物も極小サイズ。米粒よりも小さなハエを長く伸びる舌で正確に捕らえる。だがあまりに小さすぎるため、雨粒にはね飛ばされたり、ヤスデにひかれたりと苦労の連続。さらに恋の季節はカップルが出会うだけでも大変だ。ちっちゃな体で必死に生きる姿に密着すると、カメレオン進化の壮大な物語が見えてきた。
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