大阪の河内鴨(かわちがも)が、11月18日放送『青空レストラン』で紹介されるようです。松原市の老舗鴨肉店「ツムラ本店」さんの鴨肉のことで、予告では津村佳彦(つむらよしひこ)社長が映っていたので間違いありません。
河内鴨が食べられるお店があるのは関西圏が主ですが、京都では一軒のみ「蕎麦酒房 櫟(いちい)」さんだけです。
記事の内容
大阪「鴨肉ツムラ本店」の河内鴨が『青空レストラン』で紹介

大阪「鴨肉ツムラ本店」の河内鴨
大阪府松原市の「河内鴨(かわちがも)」が、11月18日放送『満天☆青空レストラン』で紹介されます。
ということは「河内鴨」をブランドとしてもつ「鴨肉 ツムラ本店」さんが出演するのは100%確実でしょう。
ゲストがダイアンさんの回で、予告では松原市の鴨肉生産工場が映っているのですが、宮川大輔さんに「すごいキャラが濃いじゃないですか」と言われているのが、ツムラ本店の津村佳彦(つむらよしひこ)社長です。
今回は、この「ツムラ本店」の鴨肉を食べてきましたので実食レビューします。
ツムラ本店の河内鴨とは

合鴨は農家では「合鴨農法」で田んぼで飼われていたりもします
その前に予備知識として「河内鴨」とは、何なのかという話です。
河内鴨(かわちがも)とは「合鴨(あいがも)」のことです。
鴨とアヒルを掛けた鳥で、皆さんが思い浮かべる「鴨」ではありませんが、鴨肉を美味しくするために品種改良していった結果「合鴨」になっているのです。
・アヒル(家鴨で鴨の品種改良、北京ダックで使う)
・合鴨(アヒルと鴨を掛け合わせた鳥)
大阪・松原市で鴨肉を販売している「ツムラ本店」さんでは、この「合鴨」や「アヒル」を自社で飼育して加工販売しています。
「合鴨」という言葉と「河内鴨」という2つの言葉を世に出したお店でもあり、関西唯一の鴨肉専門業者です。
河内鴨 通販・お取り寄せ(ツムラ本店の鴨肉使用)
河内鴨 通販・お取り寄せ(ツムラ本店の鴨肉使用)は可能です。
楽天に、ツムラ本店の鴨肉を使用した河内鴨の商品がいくつかあります。
ツムラ本店 鴨肉の刺身 実食レビュー

本物のツムラ本店「河内鴨」実食レビュー
さて、鴨と合鴨とカルガモの区別がつくわけでもないのですが、本物の「河内鴨」を食べてきました。
もちろん「ツムラ本店」さんの鴨肉です。
上の写真は「レバー、ハツ、ササミ」で河内鴨のお刺身です。(三種盛り 800円)

ササミはアッサリした味わいです
お肉は「ササミ」で、結構アッサリした肉です。
刺身なので鮮度が良くないといけないので贅沢なメニューです。
「ハツ」も淡泊な味わいで、歯ごたえはなく柔らかい食感です。
「レバー」は豚とか牛と異なり、濃厚というよりも軽く食べやすい感じがしました。
全体的に「サッパリ」した味わいで、上品なお味がします。醤油などをつけて食べる方が良さそうでした。
ツムラ本店極上河内鴨ロース 実食レビュー

ツムラ本店極上河内鴨ロース
今回は「ツムラ本店極上河内鴨ロース」も食べてきました。
食べたのは「ツムラ本店極上河内鴨ロース」を使った「鴨せいろ 1480円」です。
軽く湯煎(して炙り)した鴨ロースは、鶏とはまた違う鼻の奥まで香ってくる濃厚な鴨の風味がよくするお肉で、脂身は少し特徴的な香りがします。
鴨肉はちょっと脂が苦手という方もいるかしれませんが、こちらの鴨肉は脂身は比較的アッサリしているので大丈夫だと思います。
河内鴨は、無農薬飼料を使い、抗生物質も使わず、一般よりも飼育期間が25日長い(75日)平飼いするので、その分だけ脂肪分が抑えられて締まった鴨肉になるそうです。
このロース肉はとても風味が良く、かなりオススメです。
「櫟 ichii」京都で河内鴨が食べられる唯一の店

京都・わら天神の蕎麦処「櫟 ichii」
京都では、この「河内鴨(かわちがも)」を食べられるお店は一軒だけです。
それは、金閣寺エリアにある蕎麦処「櫟 ichii」さんというお店です。
こちらでは「ツムラ本店 河内鴨」を使った「刺身、河内鴨鍋、鴨せいろ、鴨南蛮」を楽しむことができます。
鴨鍋は一人前3000円(二人前より)、ロースの刺身は1000円程度です。
洒落たお店で、デートなんかにも使えそうな感じでした。
「蕎麦酒房 櫟」さんの紹介記事もありますので、ぜひご覧ください。
営業時間:11:30~14時、18時~21時
定休日:木曜
満天☆青空レストラン 11月18日 予告
満天☆青空レストラン 11月18日 予告は以下の通りです。
大阪のこだわり合鴨・河内鴨を特集!名人がこだわるのが鴨ロース…炙りもうまいが、鴨ネギ天ぷらが絶品!さらに鴨南蛮のにゅうめん&豪快丸焼きも登場!
大阪・松原市で育てるこだわりの合鴨・河内鴨!通常より25日も多く育てることで、水分とコクのバランスが最高の状態に!▽まずは鴨ロースと砂肝を炙りで!そして、鴨ロースにネギを挟んだ、カモネギ天ぷらも!さらに鴨南蛮のにゅうめんがまた絶品!!▽最後は豪快に丸焼きで歓喜の乾杯!!
今回の「京都案内」は、京都で「河内鴨」が食べられる唯一のお店の紹介です。そのお店とは「蕎麦酒房 櫟(いちい)」さんで、金閣寺エリアにある手打ち蕎麦のレストランです。「河内鴨」は大阪・松原市の「ツムラ本店」さんのものを使っています。
「満天☆青空レストラン」で紹介された食材やお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライター
京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
テレビ関連の記事を書いているライター
テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。