赤マテ貝は普通のマテ貝より赤みの色のついた長崎県佐世保市付近で捕れる海産物のことです。特に針尾瀬戸(はりおせと)の赤マテ貝は「針尾赤マテ貝」と呼ばれており甘みのあるぷりぷり食感の食べ物です。満天☆青空レストランでも紹介されるとのことなので人気が出そうですね。
そしてこの赤マテ貝なのですが、実は驚きの伝統漁法「突き漁」で捕獲されるというのです。突き漁戸はいったい何なのでしょうか?
赤マテ貝
長崎県佐世保市といえば、海産物が豊富な場所で「牡蠣」に「岩牡蠣」そして「ふぐ」、そして私も頻繁に購入する「いりこ」他たくさんの海鮮が食べられる地域です。
そんな佐世保市では「赤マテ貝」というのが獲れることは、地元以外ではあまり知られていません。
特に、針尾島の南に位置する「針尾瀬戸」(はりおせと)で獲れる赤マテ貝は「針尾赤マテ貝」というブランド名で出荷されており、2月から5月にかけて大量の赤マテ貝が水揚げされています。
この赤マテ貝ですが、実は伝統漁法で捕獲されており、それを「突き漁」というのです。
突き漁
では、この赤マテ貝を捕る針尾瀬戸の伝統漁法「突き漁」とは、どのようなものなのでしょうか?
下のYoutubeの動画は実際にその「突き漁」の風景なのですが、カギのついた鉄棒(針金)がたくさんあって、それに赤貝が突き通っていますよね。
これだけだと、なんだか分からないかもしれませんが、詳しくいうと針金をたくさん海底に突き刺して、砂の中に潜っている赤貝をピンポイントで針金に通すという驚きの漁法なのです。
日本3大急潮の針尾瀬戸(はりおせと)
普通、マテ貝というのは干上がった浜辺にある穴に濃い塩水を入れて、マテ貝が辛抱たまらん!と頭を出してきたところを捕まえるという方法が一般的です。
マテ貝、簡単にめっちゃとれました!
こりゃハマりそう。 pic.twitter.com/nyGZYsjq5H— じゅぺん (@Junpei_Na) 2016年3月27日
上のTweetがその風景で、ニョキニョキっと出てきたマテ貝をテキパキと持ち上げていくのがクセになります。
これを熱湯で茹でると貝から中身が出てくるので、それをフライにしたり、バター焼きにしたりするのです。
写真では、マテ貝は黒っぽい色をしていますが、長崎県佐世保市で獲れる赤マテ貝は、うっすら赤いことで知られています。
では、なんで針尾瀬戸では、先ほどのような海底に針金を突き刺して獲る漁法なのでしょうか?
それは、この針尾瀬戸という場所は、佐世保湾と大村湾を結ぶ狭い海峡なので、とっても急流なことで知られているのです。
そのため潜ってとるのではなく、「突き漁」のような方法が採られています。
それだけたくさん赤マテ貝がいるという海鮮の宝庫とも言えますね。
赤マテ貝は春がおいしい
赤マテ貝は2月から5月にかけて美味しい貝です。
味は甘みのあるぷりぷり食感で、私はそのまま食べるのではなく、フライにしてソースで食べることが多いです。
海の香りを味わいたい時は、まぜご飯の具にすると良いと思います。
もちろん、お味噌汁の具にもなりますので、たくさん獲れた日は食卓がマテ貝だらけになりますね。
赤マテ貝の青空レストラン通販
赤マテ貝の通販は4/9以降「日テレショッピング」公式サイトから可能です。
口コミや感想
マテ貝って獲るのは楽しいよね
でも見た目が…ね… pic.twitter.com/5kyxvSrflN— 俊 (@gravel8558) 2016年3月31日
マテ貝(レイザークラム)の簡単炊き込みご飯作ったよ。
マテ貝を軽く湯通しして、身を取り出す。黒いワタ部分のみ取り除き3等分ほどに切り、かき醤油のみで味付け。終わり。お野菜も入れればもっと本格的な炊き込みご飯に。 pic.twitter.com/XASvdUaMmv— プリヒル姉さん (@Puriketsunesan) 2016年3月28日
マテ貝ってとったことある?
砂浜の穴の空いてるところに塩をふりかけると、ニョキってでてきて面白いw pic.twitter.com/qJBO2uHrEc— ねねお™ (@yes_neneo) 2016年3月28日
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