1/23放送『満天☆青空レストラン』は岩手県西和賀町(にしわがまち)で作られていた珍しい雪納豆(雪室納豆)が紹介されます。雪の中は外気温より温度が高いことを利用した豪雪地帯ならでは知恵です。通販では同様の製法を再現した「ポン納豆」があります。
同様の製法とは「雪温熟成納豆」のことで、ポン納豆は北海道で売られていますが、通販も可能です。
記事の内容
青空レストラン 岩手県 雪納豆
1/23放送『満天☆青空レストラン』は岩手県の雪納豆が紹介されます。地元では「雪室納豆」と呼ばれます。
藁でつくる昔ながらの製法の納豆ですが、発酵の過程で雪の中に放置するという作り方をする伝統製法です。
@Da_iCE_SOTA この前テレビでまぼろしの納豆、 「雪納豆」がやってました🙋 想太くんは聞いたことありますか? 雪の中に埋めて作るみたいで、 納豆嫌いな濱口優さんが美味しい! って絶賛してました😆✨ pic.twitter.com/kFc4tQjg8Q
— まい @1.10☆Zepp (@__mmrsk) 2015, 4月 13
西和賀町の伝統製法とされますが、東北では雪の中で納豆を発酵させる方法は昔から存在していました。しかし、今時納豆を自分で作る家もなくなり廃れていたのです。
今回紹介されるのは、岩手県西和賀町(にしわがまち)というところです。
雪納豆 なぜ雪の中で発酵させるのか?
@pref_iwate #西和賀町 ホームページより 西和賀の冬の風土が生んだ伝統の技「 #雪納豆 」 今では、伝統の技を受継いだ方も少なく、地元でもほとんど食べることのできない“まぼろし”のものとなっております。 https://t.co/1Oy3bGqDkk
— 岩手県広聴広報課 (@pref_iwate) 2016, 1月 22
豪雪地帯の東北では気温が-20度とかあるのですが、昔は家の中も寒くて、低温では発酵しづらい納豆を作るには不向きでした。
しかし、雪の中というのはカマクラと同じで、外気温より温度が高いのです。東北では、これを利用して、雪の中で野菜を保存するということはどこの家庭でも行われていました。
納豆も発酵しやすいように雪の中に埋めたというのが、この雪納豆の始まりです。
雪納豆は茹でた大豆を朴葉(ほおば)と一緒に藁でつつむ
朴葉(ほおば)には納豆菌以外の雑菌を除菌してくれる効果があるので、それも一緒に入れます。朴葉って、お肉焼く時に葉っぱの上で焼く高級料理店がありますが、その葉っぱのことです。
茹でた大豆を朴葉(ほおば)と一緒に藁でつつむ
すぐに雪の中に埋める
【今井醸造】 飛騨の朴葉みそセット 【飛騨コンロ付き】 (菜みそ(なめ味噌)×3、朴葉6枚、飛騨コンロ、金網、コンロ台、固形燃料×6)
雪納豆 通販で買える?
雪納豆は商品として販売されていません。
ただ、それを再現した「雪温熟成納豆」というものは存在します。
それが、この「ポン納豆」です。
雪温で低温熟成させた納豆のことで、要するに雪納豆と同じ理屈で作られています。
ちなみに「雪割納豆」というのは他のサイトで雪納豆かのように紹介されていますが、別物で、ただの商品名です。
青空レストン 1/23 予告
青空レストラン 1/23 予告は以下のとおりです。
北国の岩手で生まれた雪の中で発酵させる不思議な納豆。伝統的なワラで作る納豆は、寒さで引き締まり絶品の味わいに!納豆汁、かき揚げ、キムチ餃子…極上レシピ続々!
岩手・西和賀町で「幻」といわれる「雪納豆」をいただく。ワラに詰めた大豆を、雪の中で熟成させるという雪国ならではの伝統的な作り方だが一度は途絶えてしまった。手作業で生産量が少ないため市場には出回らない貴重な食材は、寒さで引き締まり濃い旨みと驚異的な粘りを持つ極上品!たくあんと一緒にかき揚げに、寒いときにうれしい納豆汁、さらには、たっぷりの納豆をのせた異色のカルボナーラまで!
Twitterの口コミや感想
夜ふかし見てるなう うちも納豆食べたい 😳 北海道雪納豆 … 食べたい … 私尋常じゃない納豆好き🙋(笑) pic.twitter.com/ohvhDM4KgZ
— \♡/ もえちょん (@moechon_niika) 2015, 11月 27
恐れいりますが「Acil9号 雪国の冬の仕事」を紹介させて頂きます。内容は沢内の雪納豆、タイマグラフィールドノートでの味噌玉作り体験、軽米町・大黒醤油の味噌作り体験、一関市東山町の手すき和紙など。税込756円で通販も対応しております。 pic.twitter.com/SSAKriayE5
— アシル編集人@盛岡 (@acilmorioka) 2015, 4月 20
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