宮城県南三陸町歌津町寄木地区にある「さとうみファーム」でワカメを食べて育った「わかめ羊」の肉「わかめ羊肉」が2021年3月27日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されます。通常の羊肉よりも旨味が濃く、臭みが少ない希少な国産羊肉です。
さとうみファーム「わかめ羊肉」が『満天☆青空レストラン』で紹介

さとうみファーム「わかめ羊肉」が『満天☆青空レストラン』で紹介
宮城県南三陸町歌津町寄木地区にある「さとうみファーム」さんで飼育されている羊肉「わかめ羊肉」が2021年3月27日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されるそうです。
さとうみファームは海の見える丘にある羊牧場で「羊肉・羊毛」を生産している畜産農家さんです。
現在、日本では羊毛はほとんどが輸入に頼っており、さとうみファームのような国産羊毛は国内では珍しい存在。
また、国産羊肉も市場に出回るのは1%以下というのが現状です。
国産羊として、とても貴重な羊肉が「わかめ羊肉」なのです。

ワカメを食べて育った「わかめ羊」は臭みが少なく旨味と塩味が特徴
さて、今回紹介される「わかめ羊肉」というのはワカメを食べて育った羊のお肉です。
つまり、商品として活用できない未利用資源ワカメを飼料として食べた羊のお肉のことですね。
オーストラリアにも「ソルトブッシュ」というミネラルをたくさん含んだ植物を食べて育った高級ブランド羊肉があり、それを参考にして「わかめ羊肉」は生まれたそうです。

未利用資源ワカメを飼料として食べた羊のお肉が「わかめ羊肉」
海のミネラルをたっぷり含んだ南三陸産ワカメを食べて育った羊の肉で、普通よりもコクのある旨味と塩味が特徴。
ワカメを食べて育つと塩味になるというのは初めて聞くことなので少しビックリです。
また、ワカメを食べて育った羊の羊肉は特有の臭みが少なく柔らかいお肉になるのだそうです。
なぜかというと、ワカメを食べた羊は旨味成分の「イノシン酸」が6倍、オレイン酸も2倍含んだ羊肉になるからです。
イノシン酸は三大旨味成分のひとつ、それが通常の羊肉と比較して6倍なのだから美味しいはずですね。
わかめ羊肉(さとうみファーム)はどこで買える?
では「わかめ羊肉(さとうみファーム)」はどこで買うことができるのでしょうか。
値段は300グラムで税込み4210円(送料無料)から、2セットで7210円という商品もあります。
もしくは「さとうみ直売所」というさとうみファーム経営の店舗で購入することもできます。
さとうみ直売所は住所でいえば「〒988-0452 宮城県本吉郡南三陸町歌津 字町向22番地」で、地図で見たい場合はこちらをクリックしてください(Google Mapsが開きます)。
仙台からは車で2時間ほどのところです。
公式:http://satoumifarm.org/
満天☆青空レストラン 2021年3月27日 予告
満天☆青空レストラン 2021年3月27日 予告は以下の通りです。
わかめをエサとして育った絶品羊で極上フルコース。ゲストは菊池風磨さんです。
「満天☆青空レストラン」で紹介された食材やお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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