東京の伝統野菜「東京うど」が2020年2月1日放送の『満天☆青空レストラン』で紹介されます。紹介されるのは立川市で育った「立川うど」と呼ばれるブランドで、地下室の「室(むろ)」と呼ばれる暗闇で育つ柔らかくヒョロっとした白いウドであるのが特徴です。
記事の内容
東京の地下で育つ伝統野菜「東京うど(立川うど)」が『満天☆青空レストラン』で紹介

東京の地下で育つ伝統野菜「東京うど(立川うど)」
2020年2月1日放送『満天☆青空レストラン』の予告を見ていたところ、とある野菜が紹介されると書かれていました。
予告では「東京の地下に広がる畑で育つ伝統野菜」と書かれており、それを「天ぷら、ゴマ味噌和え、きんぴら、牛肉巻き、春巻き」などにして食べるそうです。
東京の地下で育つ伝統野菜?
そんな野菜はひとつだけです。
東京うど(立川うど)
です。
う、ど、、、うど!!うど頂きました。
立川うど!!ぜひ世界中に知ってもらいたい立川の名産品。
うど室って言う地下で育てるから白いん。
天ぷらとかまじで神がかってる。
それと、"この画像には誰がいますか?"にウドラを入れようか迷ってる pic.twitter.com/kntgfaRfHB— 広大(しいたけ)🍄 (@E_bassf_ender) September 12, 2018
番組では「東京うど」と書かれていますが、産地は東京都立川市になっています。
立川市は東京うどの生産量が日本一で特産品にもなっているのです(ウドの最大産地は栃木県)。
ということもあり、独自に「立川うど」というブランド名でも販売しています。

山で育つ山菜「山うど」は緑色でシッカリとした茎です
室(むろ)と呼ばれる地下室に植え、太陽や風に触れることなく育つので白くヒョロリとしたウドに育ちます。
同様のウドに「白うど、軟白ウド、春香うど」というのもあり、穂先がほんのり緑で全体的に白いのが特徴です。
山で育つ山菜「山うど」との違いは明白で、本来のウドは太陽を浴びて育つので緑色でシッカリとした茎で2メートルほどの高さになるまで育つ野菜です。
大きい野菜なのに食べるくらいしか用途がないということで、大きいだけで能がない人を「ウドの大木」とかって揶揄したりしますが、このウドが語源なんです。

軟白ウドは山うどよりも香り(アク)は弱めなので料理しやすいです
ウド自体は平安時代からあったそうですが、明治になってから栽培されるようになりました。
立川では深さ3メートルほどの地下に高さ1メートルほどの空間(室=むろ)を作り、そこにウドの種をまいて育てています。
温度・湿度が一定で太陽にも風にもあたらないので全体的に白く柔らかく育ち、アク抜きも簡単で食べやすいウドとして料理によく使われるようになりました。
また、山うどよりも香りは弱めなので料理にも向いている食材です。
うど って関西ではほとんど食べない?

ウドの酢味噌和え
ただ、この「うど」という食材は関西ではほとんど見かけません。
関西では兵庫「三田うど」や岡山「大山うど」というのがありますが、スーパーなどでも需要がないのか目立たない存在です。
そもそも「うど」は関東以北で栽培されてきた野菜で、関西では食べる機会がなかったのでしょう。
東京では普通に「うど」を買って食べていましたが、京都に移住してから「うど」を食べる機会がまったくありません。
このお店の口コミは?
立川産の「立川うど」 #立川 #立川市 #nhk pic.twitter.com/YftQb0aBAD
— 多摩っぷ@立川 (@tamap_tokyo) March 3, 2019
【立川うど(2018年産)を見るウドラ】
立川うどのシーズンですね😋
砂川五差路(立川バス)駅から徒歩一分の
「ファーマーズセンターみのーれ立川」で立川うどを発見(入荷日のみ販売なようです)✨
よく見るとレシピまであります…!#立川 #2018年産うど #ウドラ pic.twitter.com/sYSEkhC5cW— ウドラ情報局@なりそこね公式 (@InfoUdolla) February 6, 2018
『たちかわ楽市2018』では、立川うどを販売中!
ウドラのパッケージに入っています。
人気なので、お早めに!#ウドラ #たちかわ楽市 #立川 pic.twitter.com/XSXILgUIbD— ウドラ (@udo_lla) November 3, 2018
満天☆青空レストラン 2020年2月1日 予告
満天☆青空レストラン 2020年2月1日 予告は以下の通りです。
東京の地下に広がる「うど畑」に宮川&劇団ひとりが潜入!
真っ暗闇で育つ!伝統野菜「東京うど」!真っ白な見た目&柔らかな食感に宮川&ひとりも感動!!▽天ぷら&ゴマ味噌和え&きんぴら&牛肉巻き&春巻き…絶品うどレシピ!
「満天☆青空レストラン」で紹介された食材やお店の場所などを確認しています。地元の知られざる名所を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
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