カンボジアでクメールシルクを生産・継承する「伝統の村」を作った京都の友禅職人が『情熱大陸』で紹介されます。クメールシルクは自然染料を使ったシルク(絹織物)で最高級品とも言われるものです。
カンボジア内戦で廃れかけていた「クメールシルク」は日本人・森本喜久男さんにより奇跡の復興を遂げるのですが、その雄姿が4月9日の『情熱大陸』で紹介されるとのことです。
これは見るしかありません。
カンボジア「伝統の村」の京友禅職人が『情熱大陸』で紹介

カンボジア・アンコールワット近くに日本人が作った村がある?
4月9日放送『情熱大陸』で京都で友禅職人をしていた森本喜久男さんが紹介されます。
2003年にカンボジアの伝統工芸品「クメールシルク」を復興させるために、カンボジアのジャングルを開墾して芸術村を作られた方です。
その村とは、カンボジアのシエムリアップ市(アンコールワットの近く)にある「伝統の村」と呼ばれる村で、世界最高級とされる絹織物「クメールシルク」を生み出す村です。
クメールシルク
「クメールシルク」というのはカンボジアの伝統工芸品で、カンボジア内戦により技術が廃れかけていたものです。
森本喜久男さんは自ら行っていた京都の友禅染に限界を感じていた時に、その「クメールシルク」に魅了され、絹織物の原点を見たそうです。
1996年には「IKTT(クメール伝統織物研究所)」というNGOを創設し、技術が廃れかけていた「クメールシルク」の復興に人生をささげることになります。
そして、2003年にカンボジアの人々が「クメールシルク」を生産・継承できるように、カンボジアのシエムリアップ市に「伝統の村」を創設します。
カンボジア「伝統の森」はどこにある?
では、そのクメールシルクを生み出す村「伝統の村」はどこにあるのでしょうか?
調べたところ、カンボジアのシエムリアップ市郊外で、アンコールワットの北西の密林の中にそれは存在していました。
ここには訪問者の宿泊施設もあるということです。
URL:http://iktt.org/
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カンボジアに村をつくった日本人

カンボジアに村をつくった日本人
シエムリアップ市にある「伝統の村」は「クメールシルク」を自然と共生しながら作り上げる理想の村として、一から開墾して作った村です。
その「伝統の村」には70人が生活しており、世界的にも注目され書物にもなっています。
森から得られた自然の染料を使い、蚕が生み出す絹から最高級品「クメールシルク」を生み出すことでも注目されていますが・・・・
人生の半生を異文化の外国の復興に捧げたことが最も評価されるべきことなのでしょう。
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