ネパールのパルパ郡でひとりネパールの貧困問題に立ち向かい、小学校を200校も建設した垣見一雅さんが、5/16放送『世界ナゼそこに?日本人』で「ネパールに200校以上もの学校を作った日本人男性」として紹介されます。
では、その日本人とはどのような方なのでしょうか?
世界ナゼそこに?日本人
5/16放送『世界ナゼそこに?日本人』で「ネパールに200校以上もの学校を作った日本人男性」として紹介されます。
ネパールはまだまだ経済成長中の国ですが、2008年まで王政を行っており、現在は南アジアの共和制国家として「ネパール連邦民主共和国」となりました。首都は「カトマンズ」です。
そこに、22年前(1994年)にやってきてネパールに住み始めた日本人男性76歳が、200校以上もの小学校を作った方がいるというのです。それもなにやら悲しい理由があるとのこと。
これは誰なのでしょうか?
関西で新聞などに紹介されたこともある神戸の石丸雄次郎さんという方がいるのですが、その方もネパールで小学校を建設しており、娘さんがなくなったことをきっかけにネパールで小学校を建設するプロジェクトを開始されています。
ただ、年齢や小学校の建設数に違いがあるようです。
(1)76歳の日本人男性
(2)ネパールに住んでいる
(3)200校の小学校をネパールで開校
(4)1994年からネパールで生活
(5)東京の方で悲しい出来事をきっかけにネパールへ
(6)ネパールでも親しまれている日本人
(1)73歳の日本人男性
(2)兵庫県川西市のNPO法人「アジア友好ネットワーク」の代表
(3)2013年に50校の小学校をネパールで開校
(4)1996年からネパールで活動開始
(5)娘さんの難病がきっかけ
予告を見る限りでは、関西の石丸さんではなさそうです。
ネパールで有名な日本人というと他に「近藤亨さん」がいるのですが、すでに御年90歳以上です。
実は、この日本人というのは「垣見一雅さん」という方なのです。
皆様からの御寄付は、長年ネパールで現地支援され、吉川英治文化賞も受賞された垣見一雅さん(通称OKバジ)に手渡され、復興支援に役立てられます。7月28日、伊勢シティプラザで現地報告会もありますので御興味のある方はどうぞお越しください。 pic.twitter.com/AtMPFzoOxT
— 若林新平 (@newpeaces2012) 2015年5月23日
垣見一雅さん
5/16放送『世界ナゼそこに?日本人』で「ネパールに200校以上もの学校を作った日本人男性」として紹介されるのは、垣見一雅(かきみ かずまさ)さんです。
番組公式サイトの予告に写真だけ掲載されているのですが、その顔写真で確認できています。
元々は、順心女子学園の営業教師を東京でしていたのですが、ヒマラヤ登山中に現地で雇った案内人を雪崩でなくしてしまいます。
そのポーター(案内人)の住んでいた村は貧困の村で、それを知った垣見さんは退職をしてまで、ネパールの貧困をなんとかしようと立ち上がった方です。
現在までに、小学校を200校まで開校。 ネパールのルンビニ県パルパ郡で事務所など一切もたず、ネパールで暮らしながら募金などを集め、それを極力全額すべて建設資金にあてられるように頑張っていると言います。
日本記者クラブ。祝・OKバジ(垣見一雅さん) ヘルシーソサエティ賞国際部門受賞パーティー。 pic.twitter.com/x1SGNxUEIy
— 武田あかね (@a_takeda0320) 2015年3月27日
垣見一雅さんについては、「D.ZEN Japan」さんのサイトに詳しく掲載されておりますので、そちらをぜひご覧ください。
ネパールに200校以上もの学校を作った日本人男性
【参加団体紹介!(学生団体RUKE)】
ネパールへの教育支援を行う団体です。現在は小学校の建設を目標に活動しています!少人数ですが、その分ひとりひとりの意見が反映されやすく、常に新しいことに挑戦できるところが特徴です☺ pic.twitter.com/tPpabZLQTr— 【公式】Freshman's Fes (@FFes2016) 2016年4月17日
200の建物を建てる・・・・
これはとんでもない労力と費用がかかることで、それを普通の日本人男性がやってしまうということに驚きです。
ネパールで小学校を作るには日本円で最低でも50万円、諸々考えると約200万円~350万円ほどの資金が必要になってきます。200校だと4億円もの巨費が必要になってきます。
これがどれだけスゴイことかはすぐに分かります。
2015年4月にはネパール地震もあり、それでネパールの学校がたくさん被災したため、昨年から学校再建の募金なども多く行われてきましたが、それでもまだまだネパールには貧困で学校に通えない子供達が多くいるというのが実情です。
上のTweetの学生団体さんや、京都の隣り大阪は高槻市の支援団体さんのTweetでも、児童労働率は20%とあり、小さい子供が働かざるを得ない状況がわかります。
【ネパール山村支援活動】
山間部を中心に学校が足りないネパールでは、児童労働率は20%にもなります。tasuviでは「勉強がしたい」という子どもたちの夢を叶えるために小学校建設活動を始め、村のニーズを汲み取った活動を行っています! pic.twitter.com/iljg4s4q9v— たすびー(ivusa大阪高槻クラブ) (@tasuvi_0) 2016年4月18日
石丸雄次郎さん
前述したように、垣見一雅さんと同じように活動されている石丸雄次郎さんという方もいます。
石丸雄次郎さんは、兵庫県川西市のNPO法人「アジア友好ネットワーク」の代表として、ネパールに学校をつくるプロジェクトを続けている方です。また「胆道閉鎖症の子供を守る会」の代表もしています。
1994年にネパールで難病(胆道閉鎖症)の女の子が日本に手術のためにやってきたのに間に合わなかったことがあるのですが、石丸雄次郎さんの娘さんもその難病でなくなっています。
そういったこともあり、ネパールの医療実態について調べ始めたのですが、そもそも医者など人材が育つ小学校すらないというのがネパールの実態で、まずはネパールに学校をつくることから始めたのです。
最初は40万円を寄付などで厚め、1997年に1校目を開校しています。
1996年 ネパールに初訪問し医療の実態などを調査
1997年 医者など人材のための学校すらなく、ネパールに最初の小学校を開校
2004年 12校達成
2013年 11月2日に50校達成(75校まで計画あり)
1997年に最初の小学校が開校、ひとつの小学校で250人が学ぶことができます。200校なら5000人が学ぶことができますね。
川西市萩原台西2丁目157(石丸雄次郎さん)
世界ナゼそこに?日本人 5/16 予告
世界ナゼそこに?日本人 5/16 予告は以下のとおりです。
ネパールで貧しい子供のために200校以上の学校を作った日本人男性76歳に密着!以前は日本で普通に暮らしていた彼が水道もガスも通っていない秘境に移住した理由とは!?
ネパールに住む日本人男性76歳を発見!彼が住むのは標高約1500メートルに位置する人口500人ほどの村。水道もガスも通っておらず、村人は農業で生計を立てている。彼はネパールに200校以上もの学校を作った人物で、村人にも慕われているという。かつては東京で定職に就き、普通の生活を送っていたが、ある悲しい出来事がきっかけで、22年前に突然この異国の秘境にやってきたという。一体、彼に何があったのか!?
※本ブログは非商業系であるため、お店には客として訪問しています(業者ではありませんので掲載費用の徴収や商品販売の勧誘などは一切していません)。内容も客としての視点でのみ書かれたものです。
※紹介したいお店は「美味しいお店」ではなく「気持ちよく食事ができるお店」です。お客様に対して失礼な対応があるお店は記事掲載後でも削除しています。
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京都関連の記事を書いているライターは飲食新店調査やグルメ実食レビューに定評のあるライター「ノーディレイ(@nodelayworks)」により書かれています。1970年東京生まれ東京育ち・早稲田卒・学生時代から食べ歩きをしつつ上場企業などで新規事業開発課長・システムエンジニアを20年経験して早期退職。京都で第二の人生を送ることを決意して移住。記事にした新店情報は1600件以上あり、テレビ番組のディレクターやグルメ雑誌の編集者に注目されているリサーチャーです。カテゴリー「京都ラーメン速報」や「京都ラーメンマップ」が京都ラーメンマニアから注目されています。このブログに掲載した「新店情報」は大手グルメ情報サイトの新店リストにそのまま転載されたりもしています。他のローカルグルメブログからも注目されており、京都の新店情報を一番速く提供しています。お問い合わせ方法はこちらのページを参照してください。
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テレビ関連の記事を書いているライターは全国のフードを食べ歩く旅人「まこちゃん」により書かれています。1965年東京生まれ千葉育ち・千葉県の大学卒。通称「編集」として記事に登場しています。社会人になってから京都に在住し、休みの日には近畿地方をメインに食べ歩く毎日。京都に来て、東京との経済格差に驚き「地方をなんとかしたい」と強く感じてブログを始める。テレビ大好きっ子なのでカテゴリー「テレビで話題のグルメ・名物」の執筆を担当。その他にも当ブログの人気コンテンツ「京都秘境ハンター」の大部分を執筆しています。このブログの発起人だが、2016年に京都の情報を独自に入手していたノーディレイをブログにスカウト。現在の代表はノーディレイになっている。