「クリーク」(creek)という言葉をご存知でしょうか。
「クリーク」とは、人工的な水路のことで、小川なんかもクリークと呼ばれることがあります。
戦前から戦後すぐくらいまでは用水路を「クリーク」ということも多かったのですが、最近では全く聞かなくなりました。
検索でも、ほとんど使われていないのか、ヒットするものは見当違いのものが多いようです。
NHKで紹介されたクリークグルメ
10/15お昼間に放送されたNHKの番組内で「クリークグルメ」というのが紹介されていました。
10/16に放送された「ひるブラ」という番組の特集だったのですが、「クリーク”は食材の宝庫!~佐賀・神埼市(かんざきし)~」という内容でした。
佐賀県神埼市内に張り巡らされている「クリーク」という用水路は、地元の人たちにとって秋の味覚の宝庫。うなぎにコイ、レンコンまで、クリークで収穫体験を楽しむ!(NHK公式サイトより)
これは、佐賀県の田んぼにある用水路などに住む生物(スッポンとか、菱の実、レンコンなど)を使ったお料理を紹介したもので、そこでひさしぶりに「クリーク」という言葉が公共電波に載ったように思いました。
場所は「佐賀県神埼市千代田姉」付近でした。長崎道「東脊振IC」から約20分程度のところです。
NHKひるブラ
http://www4.nhk.or.jp/hirubura/
紹介された料理「菱の実、レンコン」
「クリーク”は食材の宝庫!~佐賀・神埼市(かんざきし)~」では
「菱の実、レンコン」
が紹介されていました。「菱の実」は「ヒシの実」ですね。
沼や池に生息する水草で、実である部分の果肉を茹でて食べます。味わいは栗っぽいような味のするシャクシャクした実で、無味無臭でそのまま食べるようなことはせずにお量にの具として使われます。
福岡県や佐賀県などで栽培出荷されている大きなトウビシは食用として知られています。
菱の実は田んぼに桶を浮かべて、その中に入って船のように浮かびながら採集されます。
クリークの料理「クリークの恵みを味わう会(アライ警備保障内)」
佐賀では「クリークの恵みを味わう会」が神埼市千代田町大石地区で開催され、域の住民が身近なクリークで獲れたスッポンを使った料理などを味わうイベントを行っているそうです。
クリークの恵みに舌鼓 神埼で紫陽花まつり(佐賀新聞)
神埼市千代田町大石地区で8日、第1回紫陽花(あじさい)まつり「クリークの恵みを味わう会」があった。地域の住民が身近なクリークで獲れたスッポンを使った料理などを味わい、クリークに咲くアジサイを楽しんだ。
食事会は、地元の住民6人が地域の水文化の豊かさを見直そうと、ほぼ毎年実施している。2年がかりでクリーク沿いに植えた約300本のアジサイが花を咲かせたことから、今年は花見も楽しむことにした。
用意した食材は、2カ月かけて捕ったウナギ600匹、スッポン50匹のほか、ナマズやテナガエビなど。参加者は10品の料理を味わい、思わず笑みをこぼしていた。
食事会を中心となって企画した新井康浩さん(47)は「クリーク沿いのアジサイをもっと増やし、名所になれば」と話していた。http://www1.saga-s.co.jp/news/saga.0.928089.article.html
クリークの恵みを味わう会(アライ警備保障内)
0952-34-6655
写真は公式サイトより
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