2019年元旦は、京都のちょっとユニークな寺社仏閣で初詣というのはいかがでしょうか。京都市右京区には「ネコ神社」と呼ばれる神社があり、境内には猫がたくさんいることで知られる「梅宮大社」があります。場所は梅津で、近くには有名な「松尾大社」もありますので一度にふたつの神社で初詣ができるエリアです。
京都の正月は有名な初詣スポットは混雑するので、空いている神社をお探しの方にもオススメです。
梅宮大社の巨大絵馬
今回の「京都案内」は、梅宮大社を見に行って来ましたので写真で紹介します。
巨大絵馬といっても、大きさは「横:1.5メートル、高さ:1メートル」程度なので「松尾大社の巨大絵馬」ほどではありません。
越前国東郷小安(福井県)から奉納されたものが設置されています。
絵馬は、平成30年(2018年)の干支「戌(いぬ)」のもので、犬張り子(犬の紙人形)でよく見る感じの「イヌの絵」が描かれていました。
昔からよく言われることですが「犬張り子」はネコにも見えます。
実は、こちらは地元では「ネコ神社」と呼ばれる名物神社で、地元民としては絵馬もなんとなく猫に見えてしまいます。
梅宮大社はなぜ「猫神社」なのか
梅宮大社は四条通の西の端の「梅津」にある神社です。
近くには「松尾大社」や「嵐山」という有名な名所もあります。
「大酒神社」とも呼ばれ「日本第一酒造の祖神」を名乗る神社でもあります。
本来は「大避神社」の文字があてられており「農業・山林・鉱山」の守護神(災いを避ける)という意味だったのですが、それが時代と共にお酒の神様となっていきました。
しかし、最近では「猫神社」として有名になっています。
境内にはこの神社で飼われている猫がたくさん生活しているから、このように呼ばれるようになりました。
訪問した日も、普通に猫が何匹も歩いている姿を見ることができ、人を見ても逃げる気配はありません。
悠々とお昼寝する猫、境内を散歩する猫など様々ですが、パッと見ただけで5匹くらいの猫がいます。
猫多くは社務所の所にいるので、そちらに歩いていくと何処かしらに猫の姿を見ることができます。
ここは、猫好きの方が撮影スポットにしていて、写真を撮られている方もいるなど年々少しずつ有名になってきています。
・日本第一酒造の祖神
梅宮大社 御朱印
梅宮大社は神社なので御朱印もあります。
初穂料は300円で、御朱印帳も1000円で発売されていました。
初詣のご祈祷も行っており、初穂料は6500円です。
梅宮大社は駐車場もあるので、ご家族で初詣のご祈祷をされるのに便利な神社だと思います。
・御朱印帳 1000円
・初詣のご祈祷 6500円
京都市右京区の梅宮大社。御朱印帳もありました。 pic.twitter.com/WJ8wdUM95q
— とるぱぱ (@torupapa4) 2016年4月24日
京都の混雑しない初詣スポットなのでオススメです
お正月(元旦)は京都の有名な寺社仏閣は「初詣で大混雑」しますが、梅宮大社は大きい格式のある神社でありながらさほど混雑しない初詣のスポットです。
ネコも見られる一風変わった神社で、ちょっと面白い初詣スポットだと言えるでしょう。
毎年、初詣も「かわりばえしないな」と思っている方にオススメです。
梅宮大社 初詣 アクセス方法
初詣はちょっと変わった場所がいいなとお考えの方は、ぜひ「ネコ神社(梅宮大社)」にも立ち寄ってみると良いでしょう。
有名な松尾大社も徒歩圏なので、両方の神社で初詣ができるのも梅津ならではです。
前述のように駐車場があるので便利ですが、正月三が日は近隣のご家族がいらっしゃるので利用できない場合もあります。その場合は、四条通にコインパーキングがあるので、そちらをご利用ください。
京都市バスの場合は「四条大宮駅、四条烏丸」から市バス「29系統」が走っています。(29系統の詳細)
阪急嵐山線「松尾大社駅」から歩いて徒歩13分くらいなので大阪方面からのアクセスも可能です。
URL:http://www.umenomiya.or.jp/index2.html