本家 第一旭たかばし 寺田店 @京都・最強の老舗ラーメン店で2016年食べ納め

もう昨日の話ですが、2016年12月31日の大晦日に京都ラーメンの食べ納めに行ってきました。最後の日に選んだ京都ラーメンの一杯は「本家 第一旭たかばし 寺田店」さんのラーメンです。「第一旭」は7系統ほどあるのでややこしいですが、ここがチェーンの総本山になります。

ちなみに皆さんがよく知っている京都駅に近い大行列店は「本家 第一旭たかばし 寺田店」とは別系統のラーメン店です。

広告

京都・最強の老舗ラーメン店で2016年最後の実食レビュー


2016年最後の「京都ラーメンブログ」で選んだ京都最強の一杯はここ!

2016年最後の「京都ラーメンブログ」で選んだ京都最強の一杯はここ!

2016年も終わり、明日からは新たな年となる2016年12月31日に我々はラーメンを食べ納めに行っていました。

そこで、今回の「京都ラーメンブログ」は「京都最強のラーメン」で締めくくりたいと思います。

我々が選ぶ京都最強の一杯は・・・・

本家 第一旭たかばし 寺田店」さんです。

京都で第一旭といえば「寺田店」です

京都で第一旭といえば「寺田店」です

今回は「京都の老舗ラーメン店」から選びました。

これまで京都のラーメンをけん引してきた「地元のラーメン店」こそが、京都ラーメン最強の一杯であろうと考えたからです。

・中華のサカイ(1939年)※京都最古のラーメン店(中華料理)
・新福菜館(1938年に屋台、1945年に店舗)
・ますたに(1949年)
・本家第一旭 たかばし(1986年)
・京都たかばし本家 第一旭(1953年 旭食堂、1956年に「第一旭」と改名、1977年から現・経営会社)

京都の老舗ラーメン店というと、上の5か所であり、有名な行列ができる京都駅東にあるのは最後の「京都たかばし本家 第一旭」というお店です。

しかし、京都の地元の方が長年親しんできたラーメンは市内にお店の多い「本家第一旭たかばし(1986年)」や「ラーメン藤(1972年)」と言えます。

その中でも「第一旭」は、これまで地元の方と一緒に京都ラーメンというものを確立してきた率役者とも言えるお店です。

しかし「第一旭」は京都に6系統あってわかりづらいので、後ほど少し解説します。

本家 第一旭たかばし 寺田店 に行ってきました


大晦日でも行列の「本家 第一旭たかばし 寺田店」

大晦日でも行列の「本家 第一旭たかばし 寺田店」

ということで、前置きが長かったのですが、黄色い看板で京都市民に一番親しみ深いラーメン店と思われる「本家 第一旭たかばし」さんに行ってきました。

市内にいくつか店舗があるのですが、元々はチェーン店で、その総本山とも言える本店だったのが「本家 第一旭たかばし 寺田店」さんです。

大晦日にもかかわらず、京都ラーメンを代表するお店ということで13時過ぎでも行列ができるほどの人気店です。

今日は「第一旭名物 晦日ラーメン 630円」が販売されていましたが、これは持ち帰り専用の商品です。

第一旭名物 晦日ラーメン 630円

第一旭名物 晦日ラーメン 630円

それではさっそく入ってみましょう!

本家 第一旭たかばし 寺田店 ラーメンと焼きめし 実食レビュー


これが昔からある京都ラーメン

これが昔からある京都ラーメン

今回は「ラーメンセット 850円」を注文しました。

これはラーメン(並)にチャーハン(小)のセットになります。(15時まで)

名代特製ラーメン 580円~930円
熟成味噌ラーメン 680円~1030円
キムチラーメン 830円
学割ラーメン 580円
焼飯 370円~520円
餃子 270円
ライス 100円~150円

これが「京都ラーメン」の本来の姿

これが「京都ラーメン」の本来の姿

まさに、昔から京都の街中にあるラーメンという感じで、小さい頃に実家に戻った際によく食べた京都ラーメンの味が今でも変わらず残っていました。

スープは豚の出汁で独特の香りが漂い、濃口の醤油で辛みと香りがついたものです。

これが「京都ラーメン」の本来の姿です。

麺は中太ストレートでプニプニした食感が特徴

麺は中太ストレートでプニプニした食感が特徴

麺も中太麺のストーレートで昔と変わらずです。食感はややプニプニした感じが京都ラーメンらしいです。

そして、京都ラーメンのもうひとつの特徴が「大量に入ったチャーシュー」です。

京都ラーメンはチャーシューがたくさん入っています

京都ラーメンはチャーシューがたくさん入っています

チャーシューも独特の味わいで香りがクセになるものです。小さい頃はこれを食べると「京都に来たなぁ」という感覚になったものです。

このチャーシューは結構細かいものも入っており、スープに沈んでいることもあります。最後まですくって食べるのがオススメです。

焼飯はクドくないので食べやすいです

焼飯はクドくないので食べやすいです

セットの「焼きめし」がこちらです。

京都の焼き飯というと醤油がクドクて真っ黒というイメージが先行しますが、第一旭の焼き飯は食べやすいタイプの焼き飯です。

ちなみに、関西ではチャーハンと言わずに「焼飯」と言い、作り置きしておくのが一般的です。

本家 第一旭たかばし 寺田店 基本情報


本家 第一旭たかばし 寺田店 基本情報

本家 第一旭たかばし 寺田店 基本情報

今回訪問した「本家 第一旭たかばし 寺田店」さんがあるのは、京都府城陽市というところです。

市内からはずいぶんと距離があり、国道24号なんかは年末年始で大渋滞でしたが、裏道などを駆使してなんとかたどり着くことができました。

京都市内にある「第一旭」の系列の中でも、京都の地元の方が一番親しみがあるのが、この黄色い看板に「第一旭」と書かれた店舗です。「第一旭ラーメン 桂店」のように白い看板の場合もありますが「ドンブリのキャラクター」が描かれていればこの系列です。

第一旭 寺田店 2017年は1月4日から通常営業です

第一旭 寺田店 2017年は1月4日から通常営業です

2016年末の営業は12月31日までとなっており、2017年は1月4日から通常営業となっています。

もし興味があれば、1月4日からなら食べることができますよ。

さて、次は「ややこしい第一旭のお店について」です。

京都府城陽市寺田垣内後49−1
営業時間:10:30~深夜1時
定休日:

7系統もある「第一旭」について


第一旭は7系統以上ある?

第一旭は7系統以上ある?

この京都の「第一旭」というのは、現時点で「どこが本家か?」というのは非常にナイーブな問題です。

(1)田口有司氏が昭和22年(1947年)に「旭食堂」を開業(京都市下京区高倉通塩小路下ル東塩小路845)
(2)昭和31年(1956年)頃にラーメン専門店「第一旭」に屋号変更
(3)昭和44年に田口有司氏は妻・松本春枝氏と結婚し、松本有司に改姓
(4)昭和46年(1971年)に田口有司氏の息子のひとり田口隆弘氏が「神戸ラーメン第一旭」を開業
   ↑ ここが一番ややこしいのですが、田口有司氏は再婚だと思われ、田口隆弘氏が前妻との息子だと思われます
   ↑ 田口隆弘氏の長兄・大森高男氏が鳥取県米子市で「第一旭」を開業(年代不明)
   ↑ 田口隆弘氏の次兄・高山安弘氏が愛知県一宮市で「第一旭」を開業(年代不明)
(5)昭和52年3月31日(1977年)に従業員・佃栄子氏(昭和50年に雇用)が雇用主・松本有司氏と店舗の使用を契約(建物の賃貸借契約)
(6)昭和61年(1986年)に佃栄子氏の実弟・佃功氏が松本有司氏の許可を得て「株式会社第一旭」設立(本社・京都府城陽市寺田垣内後55−7)
(7)平成元年10月29日に松本有司氏が他界
(8)松本有司氏の息子・松本昭氏と松本春江氏が建物(京都市下京区高倉通塩小路下ル東塩小路845)を引き継ぐ
(9)平成元年10月29日に賃借人・佃栄子氏は賃貸人・松本昭氏と松本春江氏から賃貸借契約を更新
(10)佃栄子氏の実弟・佃功氏が経営する株式会社第一旭は経営不振等のトラブルで「株式会社第二旭」に社名変更
(11)平成9年5月30日(1997年)に佃栄子氏の実弟・佃功氏が経営する「株式会社第二旭」が倒産
(12)商願平9‐1322536号「第一旭」が藤本直樹氏を代表者とする会社に僭奪
(13)商願平9‐1322536号「第一旭」は佃栄子氏が承継(受け継ぐこと)
(14)平成22年11月1日(2010年)に「株式会社たかばし」代表取締役が佃栄子氏から森田孝士氏に変更

わかりづらいのですが、創業者の田口有司氏には息子が3人(田口隆弘氏・大森高男氏・高山安弘氏)いたようで、3人ともに「第一旭」というラーメン店を経営しています。

うちひとりの田口隆弘氏は、昭和46年(1971年)の早い時期に「神戸ラーメン第一旭」を開業しています。

それより前の昭和44年に田口有司氏は妻・松本春枝氏と結婚し、松本有司に改姓しているのですが、これはたぶん再婚です。

再婚後に、(連れ子でなければ)息子で松本昭氏と松本春江氏が生まれていることになりますが、「神戸ラーメン第一旭」を創業した田口隆弘氏とは義兄弟ということになります。

松本昭氏と松本春江氏は、父親である松本有司氏(田口有司氏)から、ラーメン店「第一旭」の建物を実質的に相続しているのは賃貸契約から明らかです。

で、よくネットでも紹介される京都駅から近いラーメン店「第一旭」は女性店主が紹介されてメディアに掲載されていたこともあったのですが、それが佃栄子氏です。

ラーメン店「第一旭」の従業員であった佃栄子氏は松本有司氏(田口有司氏)から、昭和52年3月31日(1977年)にお店を借りて「株式会社たかばし」を開業し、屋号は「第一旭」のままで店長として活躍しています。

実質的に「第一旭」の経営は佃栄子氏に移ってはいるものの、不動産と商標権については借りているというのは契約書から読み取れます。

その後、平成22年11月1日(2010年)に「株式会社たかばし」代表取締役が佃栄子氏から森田孝士氏に変更されていますが、不動産と商標権についてはこれも借りているという立場にあります。

(1)京都たかばし本家 第一旭(京都駅近くの創業地で行列店、公式サイト
(2)本家 第一旭たかばし 寺田店(1を経営していた佃栄子氏の実弟がかつて経営した第一旭チェーンの総本山、ロゴが「第一旭」)
(3)本家第一旭たかばし 各店(チェーンの残存店、ロゴが第一旭の丸旭、丼ぶりキャラクター)
(4)京都ラーメン豚骨たかばし醤油(2から分かれた系統、公式サイト、ロゴが「たかばし」)
(5)特製ラーメン 第一旭 (チェーンの残存店で京都北部に数店舗ある、公式サイト、旭の日が丸く、丼ぶりキャラクター)
(6)神戸ラーメン第一旭(神戸のチェーン、創業者の田口有司氏の前妻(?)の息子さんが経営、公式サイト
(7)第一旭(鳥取県米子市、愛知県一宮市にある同名のラーメン店。(6)の兄で創業者の田口有司氏の前妻(?)の息子二人が経営)

現時点で「第一旭」を名乗る系統は7系統あります。

(1)と(6)が直系とも言えますが、過去に京都で100店舗以上もの「第一旭チェーン」を展開していたグループがあります。

それが「本家 第一旭たかばし」というグループ(2)~(5)で、過去に「株式会社第一旭」を立ち上げた佃功氏が発起人となり展開されたチェーン店ですが、平成9年に倒産してしまい、その後チェーン店は多くが閉店しましたが、今でもいくつかのお店が残っており、それらが未だに「第一旭」という店名で営業しているという話なのです。

今回の実食レビューで行ったのが、その当時のチェーン本社すぐ近くにあった「本家 第一旭たかばし 寺田店」というお店です。

実質的に、京都で「第一旭」を広めたのはチェーン展開をしていた「株式会社第一旭」で、その総本山であった「本家 第一旭たかばし 寺田店」が京都ラーメン最強の一杯だという理屈です。

ということで、これでも大変わかりづらいので、以下に各店の特徴をまとめておきます。

※出典「平成 14年 (行ケ) 475号 審決取消請求」(2004年2月26日)

今回紹介した「第一旭 寺田店」は元チェーン店の総本山


本家 第一旭たかばし 寺田店は元チェーン店の総本山

本家 第一旭たかばし 寺田店は元チェーン店の総本山

本家 第一旭たかばし 寺田店]は、かつて京都市内に最盛期には100店舗ほどあった元チェーン店の総本山だったお店です。

しかし、現在では看板のロゴなどが異なっています。

これは現時点では、チェーン展開をしていた会社がすでに倒産しており、寺田店も単独店になっているためだと思われますが、同じロゴの店舗が他にも3店舗存在しています。

・本家 第一旭たかばし 寺田店
・第一旭 大久保店
・第一旭 羽束師店

昔から京都にあったチェーンとしての第一旭


京都の地元で親しみのあるのは黄色い看板の「第一旭」です(第一旭 栄店)

京都の地元で親しみのあるのは黄色い看板の「第一旭」です(第一旭 栄店)

京都市内で親しみがあるのは「黄色い看板で中抜き文字でラーメン」と書かれたラーメン店「第一旭」(元チェーン店)です。

看板は白い場合もありますが、「旭」の「日」の部分が丸いロゴが特徴です。

丼ぶりのキャラクター(第一旭 栄店)

丼ぶりのキャラクター(第一旭 栄店)

キャラクターも過去存在しており、丼ぶりのキャラクターが存在していました。

これは今でも多くの元チェーン店の看板に残っています。

・第一旭 熊野店
・第一旭 桂店
・第一旭 久御山店
・第一旭 栄店
・第一旭 龍谷大横店
・第一旭 槙島店

黒い看板で「たかばし」と書いてある現チェーン店


大きく「たかばし」と書かれたお店は比較的新しい第一旭の流れをくむチェーン店です

大きく「たかばし」と書かれたお店は比較的新しい第一旭の流れをくむチェーン店です

大きく「たかばし」と書かれたお店は比較的新しい第一旭の流れをくむチェーン店です。

こちらは「のれん分け」された「第一旭」と言われており、現時点でチェーン展開をしている「第一旭」はこの系統のみになります。

・京都ラーメン豚骨たかばし醤油 南インター店
・京都ラーメン豚骨たかばし醤油 BiVi二条店
・京都ラーメン豚骨たかばし醤油 横大路店
・京都ラーメン豚骨たかばし醤油 イオンモール久御山店
・京都ラーメン豚骨たかばし醤油 亀岡店

ネットで紹介される大行列の第一旭は単独採算で1店舗経営

京都駅近くにあるネットでもよく紹介される「第一旭」はチェーン店をもたない単独店です。

屋号は「京都たかばし本家 第一旭」となっており、この場所(京都市下京区高倉通塩小路下ル東塩小路845)には、昭和22年(1947年)に「大衆食堂 旭食堂」が開店した場所で、その場所を受け継いでいるお店です。

この場所で創業者したのは「田口有司」氏ですが、現在の「京都たかばし本家 第一旭」は創業者の一族から場所と屋号の使用を許されている元従業員が開業したラーメン店です。

昭和52年3月31日(1977年)に、第一旭で働いていた方が、実質的に建物とラーメン店を引き継ぐ形で経営してきましたが、今はその二代目に継承されています。


京都のラーメン新店案内をメインに、関西・京都の知られざるラーメン店を開拓し、それを参考に観光開発や起業が行いやすくすることが目的です。地元経済への貢献も目標となっています。起業家や行政担当者の方は、ぜひ参考にしてください。


広告

最新記事はトップページで!

京都発・地方が盛り上がるグルメや観光に撮影ロケ地の話題を提供!


購読するならRSSをご利用ください!

RSSはこちらをご利用ください。


マスコミ各社様の記事使用規約についてはこちらをご覧ください。

当ブログでは掲示板やSNSなど他メディアでURLや記事を紹介することはございませんので、掲示板などで記事を紹介されていても一切無関係です。誤解なきようお願いいたします。
当ブログで転載しているTweetはTwitter社の規約(2013/10)に準じた形式(API利用)によって許可された範囲で行われています。また、Tweet内容の所有権はTwitter社の規約によりTweet元のアカウント所有者にあります。そのため、当ブログでその所有権を主張するものではありません。Tweet内容については責任は負いませんので予めご了承ください。