京都の大徳寺周辺では、どのお店でも売られている「大徳寺納豆」という名物があります。黒い大きな粒で、ものすごい酸っぱい味のする塩辛い大豆の発酵食品です。「大徳寺納豆」は一休さんが中国から持ち帰った保存食糧で、この大徳寺では名物になっています。
では、大徳寺納豆とはどのような食べ物なのでしょうか?
京都・大徳寺前のどの店でも売られているもの
京都の大徳寺の門前には、少しお店が並んだ通りがあります。
酒屋だったり、昆布屋だったり、お菓子屋だったりするのですが、どこのお店でも売っているものがあります。
それぞれが別のお店なのに、なぜか同じものが売られているのです。
その同じものというのは・・・・
大徳寺納豆
です。
大徳寺納豆 京都にある大豆を発酵させた名物
大徳寺納豆は、一休禅師が中国から大徳寺に持ち帰ったとされる大豆の発酵食品です。
いわゆる保存食で「納豆」とされていますが、ネバネバもしておらず、色は真っ黒な食べ物です。
納豆と異なり、発酵には大麦を使い、発酵後に天日干ししたものが「大徳寺納豆」という食糧です。
(1)大豆を一晩水に浸ける
(2)大麦と混ぜ、室で3日ほど発酵させる
(3)塩水を加え3か月ほど天日で干す
(4)一休さんが晩年を過ごした「一休寺」でも作られている
大徳寺納豆の味は? 実食レビュー
ということで、さっそくこの「大徳寺納豆」を食べてみたいと思います。
いったい、どんな味がするのでしょうか?
実は、これ・・・・
おいしいものではないのです(笑)
わかりやすくいうと「スッパ辛い」です。
辛さは塩辛さで、ものすごくスッパイグニャグニャしたものです。
正直、このままで食べるのはオススメできなくて、お茶漬けにちょっと加えるとか、そういう食べ方がオススメです。
大徳寺納豆はどこで買える?
さて、この「大徳寺納豆」はどこで買えるのでしょうか?
今回は、大徳寺東門(駐車場前)に並んでいるお店の一軒「山国屋 細見酒店」さんで購入しました。
どこも味は同じですが、通販で購入することも可能です。
京都府京都市北区紫野下門前町36−4